聖なる樹のヒプノセラピー物語      

ヒッピーになりそこねた(67)

ママ: 「蝋人形館」っていうのは見た記憶がある。

  すばらしかったよ。笑

  29のシーンが再現されていて。

P1012125-thumbnail2.jpg
  (聖母マリアと出逢う3人の子供たち)


P1012130-thumbnail2.jpg
   (村人の前で聖母マリアと話すルシア)


  で、さっきの「信心」の話はね、

  最終地の大聖堂

    (「バジリカ」と呼ばれている。

  聖母マリアのお告げで1953年に建造されたのだとか)

  の手前が広大な広場になっていて、


  広場の真ん中に、

  大聖堂へ続く1本の道があるんだけど、

ptge19.jpg
  (お借りしました)


  そこをおばあさんが合掌して祈りながら

  膝だけで1歩1歩進んでたの。


私: 膝だけで~?


ママ: うん。

  下は地面じゃなくてアスファルトなんだよ?

  「わ!痛そう!」って思って・・・。


  しかもかなり長い距離を黙々と。


  敬虔なカトリック信者なんだろうね・・・。

  何を祈りながら歩いていたのか・・・・。


  信心ながければあんな痛いことはできないなって。



ママたちのほかには誰もおらず、

静寂の中、たたずむ大聖堂と、

まぶしいほどに白い大広場、

そして一心に前を見つめながら

少しずつ、少しずつ膝だけで進んでいく老婆・・・。


ママ: 何ていうか、

  まるで非現実の空間なの。


  そのおばあさんの姿を見ていたら、

  とてもじゃないけど、

  二本足ですたすたと歩いて聖堂へ向かうのが

  申し訳なくて・・・。


ママがふと目を向けると、  

おばあさんのはるか後ろからもう一人、

同じように膝だけで進んでくる人が見えた。


(ここは、あんなふうに膝だけで進まないと

いけない場所なのかな?)


ママ: 結局、大聖堂はへは入らず。



私: ええ?

ママ: その雰囲気では、とても入る勇気がなかった。笑


で、素通りして、

羊飼いの子供たちの生家を見に行った。

12.jpg 

子供部屋はとても質素で、

ぽつんとベッドがあるだけだった。

11.jpg 

ベッドの上には観光客たちが置いていったコインが

散らばっていた。
 


ママはその後の人生においても

宗教を信仰することはなかったけど、


今こうして、「高次の存在」に繋がるとか 、

潜在意識の中をリーディングするとか 、


そういった「目に見えない」世界に携わるようになって

再び「信心」について考えるようになったのだという。


ママ: 「信心」というより、

  「信じる」っていうことについてなんだけどね・・・。



だから、

こうしてママが20代半ばの数ヶ月間、

日本を離れて

行き当たりばったりで無為に過ごしたことも 、


今にして思えば、

ちゃんと意味があって 、


やっぱり最初から

人生のシナリオに組み込まれていたのだと思う。



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ヒッピーになりそこねた(66)

ママ: 「ファティマの奇跡」って言われてるんだって。


ファティマは、ポルトガルの首都 リスボンから

車で1時間半ぐらいの小さな町。


1917年5月13日、

ルシア、ヤシンタ、フランシスコの

3人の子供たちの前にマリア様が現れ、

毎月13日に同じ場所に来るよう、命じたのだそう。

800px-ChildrensofFatima.jpg 
( wikipediaより )


大人たちは信じなかったけど、一緒について行ったら、

ちゃんとマリア様は現れ、


第1次世界大戦の終結や、

第2次世界大戦の勃発などの予言をしたのだとか。

(それは的中していた)

 
200px-Newspaper_fatima.jpg 
(かけつけた当時の人々 
wikipediaより )



ママ: でね、フランシスコとヤシンタとの兄妹は、

  マリア様の予言通り、10歳前後で病死して、

  ルシアは修道女になって97様まで生きたんだって。


  あれ?亡くなったのが2005年・・・。


  ↓ この方。

impostor_lucia132.jpg
  
  13年前?

  そっか、そんな昔のことじゃないんだね。



「なんかさ、今、あらためてネットで調べてみたら、

当時は知らなかったことがいっぱい。」

といって、ママは笑った。


ママ: なにしろ、日本語のガイドブックも持ってなかったし。


  ファティマに着いて、とりあえず探したのが、

  大きな広場だったような気がする。


  地元の人に聞きながら辿りついたんだっけなあ。


  円形の何にもない、がら~んとした広場の中央に

  太い柱が1本立っていて、

  柱の一番上には「ろうそく」のオブジェ。


私: 広場の真ん中に、ろうそくが1本立ってる感じ?


ママ: そう、そう!

  え~? あり得ない~!

  ってびっくりした記憶がある。


  そこを起点に、

  歩きながら目的地の大聖堂へ向かうんだけど、


  森林の中に、「ファティマの奇跡」のストーリーを

  再現した建造物(?)のようなものが点在していて、

  それを道しるべに順番通りに辿っていくと

  最終目的地へ行き着く、みたいな。


  だからもう、

  「ファティマの奇跡」の再現村を歩き回っている感じ。


私: オリエンテーリングみたい。笑

オリエンテ-リング 


ママ: そう、そう!そんな感じだった。

  けっこうな距離を歩いた気がする・・・。

  もちろん、観光客なんてほとんどいなかったし。


  今回、ネット検索したら、

  「聖なる道」っていう巡礼道が出て来たから、

  もしかしたら、それだったのかな。


  今はきれいに整備されてるみたいだけど、

  当時はほんとに森の中のオリエンテーリング、

  って感じだったけどね~。笑



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ヒッピーになりそこねた(65)

ママ: あるときはこんなこともあった。


  町を歩いていたら、

  ぞろぞろと列をなして歩く人たちを見かけて・・・。


  なんだか神妙な面持ちで、合掌しながら歩いてる。

  なんと、足首には鎖が巻いてあるの。

fetter-1.png
 
 鎖の先には、鉄の玉・・・・。

  もちろん、裸足で。


私: 鉄の玉を引きずりながら歩いてるわけ?


ママ:そう。 

  で、先回りして、列の先頭に追いついてみたら、

  台に乗せられたキリスト像を誰かが引っ張ってた。


  不思議な気持ちだったなあ・・・・。

  私は宗教はやってないから、

  「信心」っていうのがこんななのかな・・・って。


  あんな重い鉄の玉を両足首につけて

  祈りながら歩いてるんだもん。


若かったママには考えさせられる光景だったらしい。



ママ: でも、そのあとが超現実で。笑

  目的地まで行進したら、

  しばらくして解散になったの。


  そこへ1台の車がやってきて、

  数人の男性たちがそのキリスト像を

  よっこらしょ、って車の屋根に乗っけて、

  今行進してきた道をピュ~ッ!って、

キリスト


  あっという間に

  (像が設置されていた)教会まで帰っていったの。


  呆気に取られて、興ざめしそうだった。笑


  そうそう、 「信心」といえば、

  似たような光景に出くわしたことがあったっけ。



それはポルトガルへ行ったときに見かけたのだという。


観光目的では、3ヶ月しかスペインに滞在できない。

で、ママはいったん、隣国のポルトガルへ出国して、

スペインに再入国することにした。

そうすれば新たに3ヶ月の観光VISAがもらえるから。


ママ: しかも、ヨーロッパは隣国と陸続きでしょ?

  簡単に入出国ができるの。


ポルトガルで「ファティマ」という場所を訪れたときのこと。

25ffcacb.png 

1916年ごろ、ファティマという小さな町で、

羊飼いの3人の子供たちの前に聖母マリアが

現れたといわれている。




 

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ヒッピーになりそこねた(64)

ママ: それからギャップといえば、

  今では日本もクリスマスシーズンは

  派手な電飾飾りをするようになったけど、

  当時(30年前)は、そんなの全くなかったのね。


  でも、マドリッドではもう12月にはいると、

  中心の広場には巨大なクリスマスツリーが

  飾られて、 

   image_1_2.jpg
   (最近はこんな感じらしいです)


  町一面が様々なイルミネーションで彩られて、

  賑わっていたの。


  その華やかさにびっくりした・・・。


  オスタルの女主人が、

  「マサコ、年越しはプエルタ・デル・ソル(中心地に

  ある広場)へ行くといいわよ」って教えてくれて。

  葡萄を持っていきなさい、って。

  

大晦日の夜には葡萄とワインを手にした人々で

広場が埋め尽くされる。


「しゃらしゃらしゃら・・・・・」と何かの音が聞こえてきたら、

そろそろ新年へのカウンドダウンが始まる合図。


そして、広場の時計台の鐘が

src_48661321.jpg

「カ~ン!、カ~ン!・・・・・」

と3秒おきに12回鳴り響くのに合わせて

急いで12粒の葡萄を食べるのだ。


これは、「幸運を呼ぶ12粒のブドウ」と言われていて、

新年の12ヶ月の幸運を祈る意味があるらしい。



私: 3秒で葡萄1個、食べられるの?


ママ: (笑) 難しいよね。

  1粒ほおばったら、もう次だものね。


  鐘の音にあわせて、慌ててほおばり続けて、

  5~6粒で口の中がもごもご・・・。笑


  葡萄はね、マスカットみたいな感じで、

  マスカットよりは少し小粒で細長いの。

grape.jpg
  

そして、12回目の鐘が鳴り終わったら、新年!


  「わああっ!」という歓声の中、

  持ち寄ったスパークリングワインで乾杯!


  「おめでとう!」とそばにいる人同士でハグして

  新年を祝う・・・・



  女主人が言うには、


  その後、皆が空のボトルを放り投げて帰っていくので、

  広場は割れたガラス瓶で埋め尽くされる・・・。



私: ええっ?

  じゃあ、広場に散在したガラスはどうするの?


ママ: 私も同じこと、聞いた。笑

  翌朝、清掃車がやってきて片付けるんだって。


私: 本当にそうだったの?


ママ: わからない。

  だって、投げたビンが当たると危ないから

  鐘が鳴り終わると同時にすぐに帰ったんだもん。笑



ちなみに、

大晦日に12粒のブドウを食べるこの風習は

100年以上も続いているのだとか。


 

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ヒッピーになりそこねた(63)

ママ: それから、

  別の動物園だったのかもしれないけど、

  鳥類のところにカラスがいたの。

  ちゃんと檻に入れられて。

  一羽だけ。



crow-3190567_960_720.jpg

  「え?カラスって、動物園にいるんだ?」って

  驚いた。


  だって、日常でいつだって見てるのに。笑

  


ママは「あちこち」行ったといっても、

もともと「観光」にはさほど興味がない人なので、

観光で訪れたらまずは行くよね?という場所へは

ほとんど行かなかった。


ママ: オスタルの女主人から、

  「マサコはなぜプラド美術館へ行かないの?」

  って不思議そうに聞かれたことがある。笑


MUSEOPRADO_005_alta.jpg 

  世界三大美術館のひとつだし、

  宿泊客はたいてい、マドリッドに来るとすぐに

  プラド美術館の場所を尋ねてくるのに、って。

  
  単に興味がなかっただけなんだけど。


それでも、帰国前には、せっかくだからと

行ってみたんだって。


私: で、どうだったの?


ママ: う~ん・・・・。笑

  プラド美術館から徒歩10分のところにある、

  「ソフィア王妃芸術センター」へは何度も通ったけどね。

  ピカソの「ゲルニカ」が展示されてるの。


これは、スペインのゲルニカという町が

内戦中、空爆を受けた様子が描かれた巨大な画である。

image-111.jpg 

ママ: 特に好きだったのが下書きのデッサン。


img_11_m.png

  力強くて、迫力があって、

  何時間も見入ってたりしてたよね・・・・。



 

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