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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第1章(1)~神様、教えて!

神様、教えて。
私は何のために生まれてきたの?
私がやりたいことは何なの?
 

ママは長い長い間、そう思ってきたと言った。


日々の生活の中で、時折そのことが頭をもたげ、
また日常に埋没し、そして再び浮上する・・・、
その繰り返し。
そして常に何かしら満たされぬ思い・・・・


一体何をやれば心から満足感が得られるのだろうと、
ママはずーっとそれがわからなかったと言った。


だから、ヒプノセラピーに辿りついて、
まさにこれこそが今生の目的だったとわかったときの
ママの喜びと興奮ぶりはすごかった。

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第1章(2)~筋書き

そもそも人間は自分の人生の目的を決めて生まれてくる。
 

でも、生まれた時にはすでにその記憶がないので
多くの人がママのように、悩むことになる。

大抵の人は、あらかじめ自分で決めておいた時期がくると、
その目的に出会うようになっている 。

なぜ、「全員」ではなくて、「大抵の人」なのかというと、
人間には「自由意思」があるので、たとえ筋書きを決めてきた
人生であっても、途中で変えたり、変わったりすることがあるからだ。
 

ママの場合は人生の半分近くを苦しみや悩みの多い人生に
設定しておいて、ある程度の人生経験を積んだ時点で
ヒプノセラピーと出会うように決めてきていた。

だから、ヒプノの勉強を始めたばかりの頃、
セッションの練習で初めてハイヤーセルフ(高次の自己)と会った時に
「ようやくここまで来ましたね」と言われたときは、泣きそうだったと言っていた。
 

そして、
「これが私の人生の目的でしたか?」と聞いてみた。
 

にっこりうなずくハイヤーセルフに、おそるおそる
「今までの苦しみも全部このため(ヒプノセラピーの糧とするため)でしたか?」
と聞くと、
「そうですよ、あなたが(自分で)決めてきましたね?」と言われたそう。
 

「ああ・・・、そうだったんだ」
ママはこの言葉を聞いた瞬間、すべての苦労が報われた気がしたそうだ。
 

そう、人生のハードルもあらかじめ自分が設定してきている。

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第1章(3)~目的に出会う時期

正確に言うと、ママがヒプノセラピーと出会ったのは、
生まれる前に計画していた時期よりも遅かった。
 

多分10年くらい。


おじいさんはそのことを、
「あなたは雑念が多すぎる。
雑念が多すぎてフラフラしているから遅くなってしまった」と
言っていた。


ママはそのことをこんな風に説明してくれた。
「例えば、今生、歌手になりたいと思って生まれてきた人が
いるとするでしょう?


一生懸命努力するんだけど、なかなか芽がでない。
そのうちだんだん年をとっていくし、周りは結婚したり、
普通に仕事したり、安定した生活に入っていく。


そういうのを見ていると、私はこんなことやってていいんだろうかと               焦ってくるし、これ以上、頑張っても無理かも・・・と
自分の気持ちも萎えてくる。
で、あきらめて、いわゆる「普通の生活」を選択したとするでしょう?


ところが、数年後、あるいは数十年後、どうしてもまた歌を
やりたくなるわけ。


だって、魂が望むことはもともとそれなんだから、そこに戻るわけよ。


それで、「私は、やっぱり歌が好き!」「歌を歌いたい!」と思って
今度は趣味で仲間とバンドを組んでボーカルをやるかもしれないし、
若い時のこだわりを捨てて、自分が歌を楽しめる形で関わるようになったりするわけ。
 
でも、もし彼女があきらめることなくず~っと歌を続けていたら
もっと違う(歌の)道が開けていたかもしれないよね?」


ただし、人生の選択に「正解」はないんだって。


すべては「経験すること」だから、自分でどんな人生を
選んでもOKなんだって。

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第1章(4)~目的達成の時期

それから、こんなことも言った。
「でもね、自分で決めてきた目的に巡り合ったからといって、
必ずしも成功するとは限らないみたい」


「これは、ママの考えなんだけど」、と前置きしてから、

お花でもスポーツでも、何でもいいんだけど
何かを習った時に、その教室の中で抜きん出て
うまい人がいることがある。


逆に、傍からみてて、
「この人には無理なんじゃないかなあ」と思える人もいる。
でも、本人は下手の横好きで一生懸命やってる。


そんなとき、「あの人は才能がないから無理」と言う人も
いるかもしれないけど、
実は目的達成が今生だとは限らない場合があるんじゃないかな。


例えば、今回は30%くらいしか習得できなかったとしても
次の人生でそれを習った時は、今度は0ではなくて
30%地点からスタートする。
そして、50%くらいまで習得したとする。
次は、70%まで、次は90%まで・・・・。
その次は90%からスタートするので、当然、最初から誰よりも
抜きん出てうまい。


つまり、若い時から抜群にうまいとか、
生まれ持った才能がある、というのは
過去の人生で何度も何度もそれをやっていて
今回はその仕上げの人生だったということもあるんじゃないかな。


そして、ママは
「だから、今何かやってることがうまくできなくて、
たとえ他の人より劣ってるように思えても、
自分には才能がないからダメなんだ、と落ち込まなくても いいんじゃないかな。
 必ず先につながるから」
と、言った。

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第1章(5)~目的に出会ったとき

自分が捜し求めていた道(でも、本当は生まれる前から
決めていた道)に出会うと、魂がとても喜ぶらしい。
 

「ワクワクする」らしい。


ママの場合もそうだった。


スクールに通い始めて、1回目の授業から帰ってきたときのママは             
熱に浮かされたように、「信じられない、信じられない!」を連発していた。


「ウソみたい! 信じられな~い!」と言いながら私をぎゅうっと抱きしめた。


「まさに地上の楽園なんだよ!あんな所があるなんて!
もう楽しくって、楽しくって! 本当に幸せ!」


いつまでも興奮冷めやらぬママ・・。


そう、地上の楽園。
ママにとっては。
だって、そこに通ってきている人達は殆どがソウルメイトで
いわば、ママは「古巣」に戻ったような感覚だったと思う。


「みんな話しが通じる」
「楽しい」
まるで、魂の同窓会のような場所。


魂レベルで話が通じるというのは、
「気が合う」とか、「価値観が同じ」とか、
そういうのを通り越した、もっと深いところでの感覚。


普段の日常生活の中ではなかなか味わえない、
「魂のつながり」を感じる人達が同じ場所に集まっているのだから、           
ママがそこを「地上の楽園」というのも頷ける。


ママは毎週、スクールの日を心待ちにしていた。


仲間と会うこと、
そして潜在意識につながること、
これはママの人生における無常の喜びとなり、
この後、緩やかに、しかし確実にママの人生は変わり始めた。


  第2章~ソウルメイト

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