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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

魂の解放(1)


人生って本当にうまくできているのである。

無駄はないし、

全てが必然だし、

とっても巧妙で、

そして、神秘的。

思うに、ママのヒプノに対する好奇心は、
これを知りたいがため だという気がする。

「なんで、そういうことが起きるの?」

「なぜ、そうなるの?」

なぜ? なぜ? なぜ~っ? って。(笑)

そして、今は「リーディング」をするようになったので、人生の
謎解きに磨きがかかり、ますます面白くて楽しくてたまらなく
なった。

たとえば、こんなことがあった。

仲間のMさんをリーディングしたとき。

ママ: なんかさ~、年配の男性が観えるんだけど?
  とっても威圧的な感じの人。

M: もしかして、仕事の取引先の人かなあ。
 
ママ: その人、威圧的なの?

M: うん。 いつも些細なことを指摘しては怒るの。
 まるで、私のことを目の敵にしてるみたいに。

ママ: ふうん? ちょっと見せて・・・。

リーディングをすると・・・。

やっぱり過去世出が出てきた。

対人関係のトラブルは、
殆どと言っていいほど過去世が影響 している。





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魂の解放(2)

ママ: ええっと・・・・。あれ?

(口うるさい中年の女性が出てきたけど、これ、Mさんだ・・・)

西洋の少し古い時代。

あるお屋敷の台所に、中年の女性と、御用聞きのような小柄な
男性が立っている。

テーブルの上には、缶詰や野菜などの食料品が置かれている。

どうやら、男性は、この屋敷の奥様に注文を受けた商品を
毎日届けに来ているらしい。

奥様(中年の女性)は、何やら怒っている。

(ああ、この男性が注文の品を、間違えたんだ)

男性はガミガミと怒られて萎縮している様子。

今度は間違えないようにと、ビクビクするあまり、また注文と
は違う品を混ぜてしまい、「ほら、また!」と怒鳴られる。

そんな日常。

御用聞きなので頭を下げ続けるしかないのだけれど、
男性はこの奥様が嫌いでしょうがない。

ママが、この「奥様」が、今生のMさんで、
「御用聞き」の男性が、取引先の男性だと告げると、

M: え~っ! 私が過去に同じようなこと、やってたんだ!

取引先の男性は、些細なミスを見つけては、
「ほら、またここが違う!」とガミガミ言うのだそう。

その過去世を解除した。

翌日、Mさんはその取引先の人と顔を合わせたんだけど、
彼はいつになく機嫌が良くて、文句を言われなかったのだとか。

ママ: それにね、Mさんはこの過去世を知ってから、その人
  を見る目が変わったみたいなの。

  前は顔を見ると、「嫌だな」とか、「きっとまた何か文句を
  言うんだろうな」って思ってたのに、

  今は、自分の方から「髪型、変えたんですか?」とか、
  笑顔で話しかけたりするようになったんだって。

当然、その男性の態度も柔らかくなってきたらしい。

ママ: だって、笑顔で話かけられて、嫌な気持ちになる人は
 いないものね。



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魂の解放(3)

恋愛関係も過去世が深く関わっていることが多い。

マインドブロックバスターの養成講座を受講してくれたYさん。

恋愛に関するブロック解除をしようとすると、涙が溢れて、
悲しくて、どうしてもできないのだという。

「マサコさん、お願い~」と言うので、
「うん、いいよ」

過去世がいくつか出てきた。

順次、解放していく。

過去世の内容を伝えた時、Yさんは涙ぐんでいたけど、
後日メールが来て、
「別れた彼のこと、気にならなくなりました!」って。

ママ: 対人関係をマインドブロックバスターで解除しても
 なんだかすっきりしないというときは、大抵、過去世が
 影響してるんだよね~。


で、過去世を見て、解放すると、効果が出たり、解決してしま
うことが多いのだ。


次は、そんな例のひとつ。

MBB養成講座受講生のAさん。

お子さんの友達、そしてそのお母さんとの関係で悩んでいた。

自分で何度かブロック解除をしてみたけど、まだもやもや
しているという。

ママ: Aさんはお子さんと、そのお友達との間に何かあると
 思っていたようなの。でも、話を聞いているうちに、ああ、
 Aさんと、お友達のお母さんとの間に過去世があるんだと
 わかったの。

私: 親同士、ってことだよね?

ママ: そう。

リーディングで出てきたのは、なんと、ふたりの魔女。

Aさんと相手のお母さん(仮にBさんとする)。

ふたりは犬猿の仲のようだ。

ママ: あれ~っ? AさんがBさんのお父さんに呪いをかけて、
  なんか、半分寝たきりみたいにしちゃったみたい。
  それで、Bさんはとっても怒ってる。

  う~ん、でも、なんで、Aさんはそんなこと、したんだろう?


リーディングを続けると、さらに別の過去世が出てきた。

ママ: もっと前の過去世で、Bさんのお父さんは、Aさんを
  いじめてたみたい。
  Aさんは孤児なのかな・・・身寄りがなくて、近所の人に
  食べるものを分けてもらったりしてるんだけど、お父さんは
  とても冷たい人で、この子を足蹴(あしげ)にしたり、ひどい
  態度をとってる。

Aさんは幼心に傷つき、Bさんを憎むようになった。

そして、転生したとき、Aさんは、Bさんのお父さんが、
過去世で自分に冷たい仕打ちをした人の生まれ変わりだと
気付き、復讐をしたのだ。


 
 今生   Aさん         Bさん  
      |     | 
 過去世      魔女     魔女 ―― 父親 
      |     | 
 もっと前の     孤児    ←――――  近所の人 
  過去世 いじめる  



私: なぜ、そのお父さんが生まれ変わりだとわかったの?

ママ: Aさんは魔女だったから、そういうことがわかったの。

私: ああ、そっか。

 ⇒ 「魂の解放(4)」へつづく


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魂の解放(4)

そして、いよいよ過去世の解放に入る。

まずは、Aさんが孤児だったときの過去世から。

解放をすると、意地悪だった近所のおじさんが、今度はとっても
いい人になっていて、なにかと彼女を助け、面倒を見てくれて
いる。

彼女は大人になっても、ずっと感謝をし続ける。

その人生から転生を重ねると、面白いことが起きた。

魔女のAさんは、Bさんのお父さんを街で見かけ、
「あっ、あのときの親切なおじさんの生まれ変わりだ!」と
気付く。

私: なんで、そんなこと、わかるの?

ママ: だって、魔女だから。(笑)

で、AさんはBさんのお父さんを見かけるたびに、とても親切
にする。

声をかけたり、重い荷物を持っていたら、手を貸してあげたり。

それを知ったBさんは、Aさんにとても感謝する

ママ: 自分の親に親切にしてもらってるからね。
  それで、魔女のAさんと、魔女のBさんの仲も良好になる、
  というわけ。

私: そっか。
 そして、また転生して、今生のAさんとBさんになるんだね?
 うまくいくといいなあ。

ママ: うん。今生の人間関係に過去世からの
   しがらみが  影響してるケースは結構多いの。

   そのしがらみを紐解いて、解放していくと、
  今生の人間 関係の悩みが解消に向かうんだよね。


「でもね」とママは続けた。

ママ: 今回もそうなんだけど、過去世の解放をやっていて
  感動するのは、相手も喜んでくれたときなの。


私: 相手も喜ぶ?

ママ: ねえ、エフちゃん、今回の過去世解放はAさんの悩み
  だったでしょ?

  でも、解放したときに、Bさんもとても喜んでいた。

  「ありがとう」って言ってくれたの。

私: Bさんが? なんで?

ママ: Bさんの魂はね、こう言ったの

 「こんなことを続けるのは、
 お互いに無益、無意味だ」って。

 「だから、今生でもう終わらせたかった」って。

 で、終わらせることができたから、お礼を言ってくれたんだ
 と思う。

過去世での恨み、憎しみ合い。

そんな感情を持ち続けたまま、転生を重ね、今生でもいがみ
合うなんて、双方に何の得もない。

Bさんの魂だって、きっと解放されることを望んでいたんだと
思う。

ママ: 「Bさん」って人に会ったわけじゃないから、本当のとこ
 ろはわからない。

 でも、きっと、真実だと思う。

 っていうのは・・・。

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魂の解放(5)

ママ: 今の時代、たくさんの魂が「解放」されるために
 生まれてきているみたいなの。

「地球の意識が、加速してる気がするんだよね」って、
ママは 言った。

一昨年もそう思った。
昨年はさらに加速している気がした。

そして、今年はいっそう加速してる。

私: 加速してる、ってどんな風に?

ママ: 一昨年はね、ほら、自分の言動って、必ず自分に返って
  くるっていうじゃない?
  ブーメランみたいに。
  そのスピードがすごく早くなってる気がしたの。

  たとえば、朝に、誰かに「バカ」なんて言おうものなら、
  その日の夜には、誰かから「バカ」って言われるみたいな。
  (笑)

  原因に対して、結果のスピードがすごい速さでやってくる
  みたいな、ね。

昨年は、それがさらに早まっているように感じたのだという。

ママ: たとえば、以前なら、A地点からB地点までは歩いて
  行くしかなかったとするでしょう?

  仮に1時間だとする。

  で、今は、ふと横を見たら、なんと! 「歩く歩道」があるの。

  そっちを歩くと、さっきと同じように歩いていることにには
  変わりないんだけど、あ~ら、不思議、時間は半分の
  30分で着いちゃう、みたいなね。 (笑)


ママ: そして、今年は、「魂の解放」をする人たちがたくさん
  来てる。

「地球の意識」は、(何万年ごとかはわからないけど)、
「拡散」と「収縮」を繰り返しているんじゃないかと思う。

今は、収縮している。

だから、意識の「密度」も濃くなってきてるみたいだ。

以前、ヒプノの中で、「上」に、「2012年のアセンション説って、
本当なの?」と尋ねたら、「本当」だといわれた。

アセンションって、よく「次元上昇」っていわれてるけど、
もしかすると、この意識の「密度」が濃くなることなのかなあと
思ったりもする。

そして、収縮に伴って、過去に経験した(今は)不要な感情とか、
自分を生きにくくしている思考とか、そういうったものを
みんな、どんどん手放している。

ママ: まるで、魂に刺さった棘(とげ)を抜くみたいにね。

  今は、「解放できる」時代みたい。

そんな話をしていたら、
みつるお兄ちゃんが面白いことを言った。



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魂の解放(6)

「いま、ヴィジョンが見えた」って。


ママ: どんな?

「ひろ~い砂漠のような所に、たくさんの人々が横一列に
ずら~っと並んでいて、みんな、ママの方に向かってやって
来る」

ママ: ・・・・・。 (-"-)

(ちょっと、こわい・・・) (笑)


さて、

「魂の解放」に名乗りを上げたのは魔女軍団である。

ママ: 今生でスピリチュアルなことに興味を持っている人た
  ちは、たいてい、ヒーラーとか、魔女とかの過去世を持って
  るの。
  それが、とっても足かせになってる。

なぜなら、その能力ゆえに迫害されることが多かったから。

ママ: だから、今生、いろんなことを学んでも、「自信がない」
  とか、「(仕事として)踏み出せない」っていう人が、いっぱ 
  いいるの。

  能力を現すのがこわいんだよね。

私: ああ、また、迫害されるかも、って?

ママ: うん、それもあるし、
    あのね、みんな、その能力で もって、人の役に立ちたい、
   人助けをしたい、と思ってた わけ。

  だから、迫害されたのもつらかったけど、それよりも、
  「理解されなかったこと」への悲しみが大きいんだよね。

  「なんで? なんでわかってもらえないの?」って。

ママのところにも、そういう悲しみを解放したい人たちが集ま
り始めた。


ママ: 
そして、すご~いことが起きたの!

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魂の解放(7)

事の始まりは・・・。


マインドブロックバスター養成講座11期生の、最終講座の
日のこと。(10/2)

受講生は、Pさん、Kさん、Fさんの3人。

お昼を食べているときに、「お花のリース」の話になった。

Pさんが、「友人のKさんの誕生日に、造花をプレゼントした
いなと思っていたら、タイミングよく、マサコさんのブログに
「お花のリース」の写真と記事が載ってたの」と言った。

そのリースがすばらしかったので、「この人(Y子さん)に
頼もう!」と決めて、すぐに注文したのだとか。

Pさん: 名前と、誕生日プレゼントにしたいってことと、Kさん
  の雰囲気と、それくらいの情報しか伝えなかったのに、
  そりゃあもう、Kさんにぴったりな作品が届いて。

Kさん: そうなの!
  箱を開けて、リースを見た途端、涙が出ちゃったの。

それほど素晴らしかったのだという。

Kさん: 最近ね、(いつか)ハワイに行きたいなあって
  思ってたの。そしたら、まさに「ハワイ」っていう感じの
  リースが(箱に)入っていて・・・。
  ええっ? なんでわかったの?って。 (笑)
  本当にびっくりした。

Pさん:リースと一緒に、プルメリア の花がひとつ、入ってたの。
  MBBを習ったから、このお花のイメージも見てみようと
  思って、意識を集中してみたの。

プルメリア


  そしたら、広い浜辺を歩いている女の子の後姿が見えて。

  で、砂浜にその子の足跡がついていくんだけど、その
  足跡がプルメリア の花なの!

「うわ~っ、素敵!」って、ママは感動していた。

そして、リースの話が発端で、今度は、Y子さんのエネルギー
ワークがいかにすごいかという話に発展した。

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魂の解放(8)

Pさんが、
「Y子さんがシータヒーリングの無料モニターを募集してた
から受けてみたんだけど」って言った。
(現在は行っていません)

ママ: 遠隔だよね? 何か、感じた?

Pさん: その時は何も感じなかったんだけど、次の日に好転
  反応が出て、1日起き上がれなかった。

Pさんに好転反応?

ママは驚いた。

私: なんで、驚くの?

ママ: だって、Pさんって、最初に会った時から、なんか、
 「能力高そう!」って感じがしてて。

  MBB講座の1回目のときに、イメージングの練習をしてた
  ら、「あっ、白い猫が部屋に入ってきた」なんて言い出した
  ぐらい。

白い猫が突然部屋に入って来て、隣に座っていたFさんの
膝の上にぴょん!と飛び乗り、講座中もず~っとそうやって
いたと言ったのである。

ママ: 本人は、「なんだろう? なんでこんなの、見えるん
  だろう?」って不思議がってたけど、私的には、
  「やっぱりね」って。 (笑)

Pさんはそれを機にいろんなものが見えるようになったので
ある。

そんな霊性の高いPさんが1日中、好転反応に苦しんだと
いうのだから、それほどのヒーリングを施したY子さんって、
すごくない?という話になったのだ。

ママは、時々、Y子さんのブログを覗いていたから、
モニター体験談を読んで、Y子さんのヒーリング能力の高さ
を知っていた。

それに、ヒーリングだけではなくて、MBBを一緒にやったとき
も、センスの良さに驚いていた。

ママ: ヒプノとか教えてるでしょ? だから、「勘のいい人」
  とか、「センスのいい人」って、わかるの。

 同じ説明をしても、飲み込み方が違うし、私のセッションを
 見ていて、それを上手に取り入れたり、応用したりできる
 んだよね。

 「適性」があるんだと思う。

そのとき、Pさんが、こう言った。

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魂の解放(9)

Pさん: Y子さんって、フラワーリースを作るとき、頭で考えて
 作ってないと思う。

 「こういう雰囲気の人に、こういう目的であげたい」って
 注文を受けると、「上」からイメージが降ってくるんじゃ
 ないかな。

ママも、(そうかも!)って思った。

フラワーリースは自己流だと言っていたけど、その割には
すごい作品を作るし。

きっと、天職なんだろうな。

今回、誕生日プレゼントにそのリースをもらったKさんも
加わって、ひとしきり、Y子さんの才能を褒め称え、

ママが、「どうせなら、Y子さんに直接会って伝えない?」
って提案した。

ママ: 百日紅(さるすべり)の樹もすっごいエネルギーが
  あるし、是非、みんなに見せたい!

  百日紅


そして、みんなも「行きたい、行きたい!」ということで、
即決だった。 (笑)

(MBBの)「卒業旅行」にしよう!って。

ママ: Y子さんとは、普段からメールのやり取りをしてたし、
  「また遊びに来てね」との優しい言葉をいただいてたから、
  この際、お言葉に甘えようと思って。

  でも、面白いんだよ~。
  きっと、行くことは決まってたんだと思うの。

  だって、日程を決める段階になったら、
  Fさんは、木曜日しか空いてないっていうの。

  Kさんは、仕事がシフト制だから、休みはまちまちなん
  だけど、たまたま10月の木曜日が1日だけ空いてて。
  それが16日だったの。

  Y子さんに確認したら、OKで。

私: 全員揃って行けるのが、その日だけだったってこと?

ママ: うん。 エフちゃん、流れにのってるときって、本当に
  すべてが、とんとん、ってうまくいくんだよ。

そして、ママには何となくわかっていた。

3人をY子さんの所に連れて行く必要がありそうだってこと。

特に、Pさんは絶対に。

その理由は、

ママ: すぐにわかったの。 
  Y子さんにメールを書いてるときに。

いきなり、あるヴィジョンが見えたのだという。



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魂の解放(10)

ママ: それはね、過去世なんだけど、あるヨーロッパの街なの。

  そこには魔女がいっぱいいるの。

  そして、PさんとYさんはと~っても仲良しの魔女友達
  だった。

「昔の仲間と再会するのかあ」ってママは合点した。

まさか、
再会してすごいセッションをやることになるなんて
思いもしなかった。

そして。

ついにY子さん訪問の日。

全員ワクワクする気持ちで待ち合わせ、Pさんの運転する車で
出発した。

空は秋晴れで、みんな、ルンルン気分。

Y子さんは、手の込んだ昼食や、紅茶のシフォンケーキなどを
用意してくれていて、みんなで美味しい、美味しいといただい
て・・・・。

私: で?

ママ: 食事の後は、すぐセッション。

ママが、「は~い、じゃあ、まずは、PさんとY子さん、いこうか!」
って。 ハハハ・・・。 (笑)

なにしろ、Pさんを絶対にY子さんに会わせなければならない
と思っていたのだから、その理由を知りたかった。

ママ: それでね、最初に、Y子さんがPさんにセッションしたの。

Y子さんが目を閉じて・・・。
しばらく、無言。
潜在意識にぐ~っと深く入っていっているのがわかった。

そして、口を開くと、

「苦しい・・・」って言った。

「苦しい、苦しい・・・、息ができない」って。

その後に、「熱い」って言ったので、「ああ、魔女で火あぶりに
あってるんだ」ってわかった。

それも、PさんとY子さんと、一緒に火あぶりにされているよう
だった。

解除を誘導しながら、ママは「なるほど~」って思ったんだって。

ママ: あのね、エフちゃん、そのときに、今回の「魔女再会」
  の理由が(ふっと)わかったの。

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魂の解放(11)

ママ: この4人は、全員、魔女の過去世があって、
     お互い同士で その過去世を解放する必要が
     あったの。

だから、「再会」しなければならなかったのだ。

Y子さんが目を開けて、
「はあ~っ、苦しかった。 煙で息ができなかった」と言った。

その言葉が終らないうちに、

「じゃあ、交代。、
今度は、Pさん、Y子さんにセッションして~」とママ。

ママ: このPさんのセッションがすごいことになったのよ、
  エフちゃん!

ママはちょっと興奮気味に言った。 (笑)

誘導したのは、「解放すべき過去世へ」である。

Pさんが、
「無邪気で楽しそうにしているふたり(PさんとY子 さん)の
女の子が見える」と言った。

Pさん: 友達? 姉妹? わからないけど・・・。

「とにかくふたりで楽しそうにしている」らしいのだが、
場面を進めると、

Pさん: なにか、ふたりを阻むものがある・・・・。

Pさん: 建物? 岩? う~ん、なんだろう・・・。
 ふたりがそのまま自由にのびのびと成長していくのを阻む
 なにか・・・・。

Pさんが、「なんだろう、岩?」と呟いていたら、

目を閉じてセッションを受けていたY子さんが口を開いて、
「うん、岩だよね」と同調した。

あれ?

すごい。

Y子さんは、潜在意識に繋がって、Pさんと同じものを見てい
るらしい。

その岩が何なのかを知りたいのだが、Pさんがどうしても
わからない様子。

そのとき、ママにあることが閃いた。

ママ:「白蛇さん」に、その岩が何なのかを聞いてみて?

私: え? なんで、白蛇さん?

ママ: 食事をしているときにね、Pさんが、「最近、よく鳥居と
  白蛇のイメージが出てくる」という話をしていたの。

  それで、ちょっとリーディングをさせてもらったら、鳥居の
  向こうに白っぽい服装の人がみえて、どうやら神様風なの。
  で、鳥居のそばに白蛇がいて、その蛇は神様のお使い
  だった。

  それをふと思い出して、「白蛇さん」なら教えてくれるんじゃ
  ないかと思って。

本当に教えてくれた。

Pさん: 「勢力」みたいです。黒魔術とか、そんな感じの勢力。

ママ: ふうん? なぜ、あなたたちの成長を阻むの?

Pさん: (ふたりに)力があるからみたいです。

そういうことか。

二人がこのまま成長して、どんどん力をつけていくと、闇の
 勢力にとっては、脅威の存在になるからなのだろう。

私: それで、どうなったの?

ママ: 結局、ふたりはその勢力に阻まれて、自分たちの力を
 手に入れることができなかったんだって。

この後、この過去世を解放するために、書換えを行っていく
んだけど、


ママ: 
すごかった、っていうのはそれなのよ!

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魂の解放(12)

書き換えの場面に入っていくと・・・。

Pさん: さっきと同じ、二人の女の子がいる。

  魔界?の勢力が(二人の能力の)成長を阻んでくるけど。

  花? 丸いもの。 なんだか、丸いものが見える。

それを聞いたとき、ママにはフラワーリースが浮かんだ。

Y子さんも、「フラワーリースだ」と言った。

ああ、同じものが見えてるんだ。

Pさん: 2人の自由を阻む岩に向かって、そのリースを、
  八の字を描くように回すと、岩が瞬時に消えた!

  リースから愛の波動が出てるみたい。

Pさんいわく、リースの回し方に秘密があるのだという。

そして、リースから出る「愛の波動」は、彼らのエネルギーよ
りも強いので、岩を消してしまうのだという。


その先の場面を見に行くと、

魔界の勢力に阻まれることなく、二人は自分たちの能力を
伸ばしながら成長していくことができたのだという。

ママ: エフちゃん、なんかさ~、すごくない?

  だってさ、フラワーリースは、PさんがY子さんを訪問して、
  たままたセッションをして、そのセッションを書き換えたら
  出てきたんだよ?

  それなのに、Y子さんは、今生ですでにフラワーリースを
  製作して、お店も持ってるなんて。

  たとえば、セッションをやって、リースが出て来て、それが
  きっかけで製作するようになった、っていうのならわかるけど。

  今生の方が先に進行してるんだもん。  

  なんか、ふしぎ~!


もし、「書き換え」をしなかったら、Y子さんとフラワーリースの
関係はわからないままだった。

「そうかあ~」って、ママは続けた。

「Y子さんのフラワーリースが、なぜ人を惹きつけるのか、
その理由もセッションのおかげでわかった」

「愛のエネルギー」を発しているからだった。

その過去世のときの(高い)能力を今生、使っているのだと
思う。

Y子さんの家にディスプレイされていたリースをみるなり、
みんな「わあ~っ、欲しい、欲しい!」と言って (笑)
幾つも購入した。

IMG_0407.jpg

IMG_0406.jpg


ママ: 一目見たら、絶対、欲しくなるんだよね。 

それは、単に、かわいい、とかきれい、とかじゃなくて、
やっぱり(愛の)エネルギーを感じさせるからだった。

ママ: 部屋に飾ると、本当に部屋のエネルギーが変わるん
  だもん。

Pさんも、購入後、玄関に飾り、
「よくわからないけど、なんか、すごい!フツウの飾りじゃない。
きっと、愛の波動を発しているんだと思う」
って、同じことを言ってた。

(Pさんが購入したリースと玄関に飾ったところ。)

20141017_1.jpg

玄関

ママ: それでね、Pさんが書き換えのセッションをやったと
  きにね、フラワーリースを手に持った(過去世の中の)
  Y子さんが、 「(Pさんに)会いたかった」
って言ったんだって。

Pさんはすごく感動したらしい。


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魂の解放(13)

ママ: PさんとY子さんの過去世はわかったんだけどね、
  他の人もみんな関わりがあったの。

  Y子さんとFさんがセッションをやったときのこと。

  Fさんが、「苦しい、胸が・・・・」って言い始めて。

私: Fさんも火あぶりにあってた?

ママ: みたい。

Kさんも魔女のときの過去世が出て来た。

ママ: みんなに追いかけられて、棒で叩かれたりしてた。

この4人は、今生で再会して、魔女時代の魂の解放を
お互いにやっているのだった。

ママ: スピリチュアルの勉強をしている人の中には、
  過去世で魔女だった時の感情を持ち超している人が 結構
  多いの。
 
今までにもクライアントさんや生徒さんで、何人かいた。

ママ: 火あぶりにあったとか、棒で叩かれたとか、迫害された
  とか、そういう苦しみや痛みよりも、
  「人に理解されない」悲しみ背負ってる人が殆どなの。

魔女は、普通の人にはない能力をもっている。

それは、魔女が「特別な人」だからではない。

普通は肉体を持って生まれると封印されてしまう能力を
ちょっぴり使えるように選択してきたからである。

その時代、その人生で、人の役に立ちたいと思って。

私: ってことは、魔女も、普通の人も、能力は同じってこと?

ママ: うん。同じ。

  死んで、「魂」に戻れば、みんな全知全能だもん。

  肉体に入って、こちら側の世界に生まれてくるときに、
  自分の人生のシナリオを作ってくるでしょう?

  そのときに、人の役に立つ人生を経験しようと思って、
  ヒーラーとか、呪術師とか、魔女とかを選んできてるん
  だと思う。

  そのために、魂レベルの能力をちょっぴり使えるようにして
  きている。


  だけど、一般の人は、自分も本当は全知全能の存在
  なんだってことを忘れてる。

  だから、普通の人間には使えない能力とかを持ってると、
  理解できないし、受け入れない。

  「あいつらは、化け物だ」ってことになって、迫害される。

  魔女たちは、「悪いこと」をしたいんじゃなくて、「人を助け
  たい」のに、理解してもらえない、そのことが悲しいの。

  「なんで? なぜなの? 人の役に立ちたいだけなのに」
  って。


そして、その時に受け入れてもらえなかったことが、
今生に影響して、

「自分の能力に自信がない」とか、
「周りの人に受け入れてもらえなかったら、どうしよう」とか、

そんな風になってしまう。

私: そうなんだ~。
  4人は今生で解放されて、良かったね。
  あれ? ママは?
  ママには、魔女の過去世はないの?

ママ: (笑) あったよ。

  Pさんに見てもらったの。

  「マサコさんがみんなに石を投げつけられてる」って。

  「そうなんだ!」って、笑っちゃったから、そのときの感情は
  きっともうどこかで解放されていたんだと思う。

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魂の解放(14)

Y子さんが面白いことを言った。

ママ: 私たちが訪問する前日に、Fさんらしき人を部屋の中で
  見たんだって。

私: ええ? どういうこと?

ママ: Pさんは以前、リースを依頼したから、メールのやりとり
  をしたことがあるし、KさんはPさんからリースをもらった
  から、Y子さんにもちょっぴり情報が入っていた。

  で、私のことはもちろん知ってるじゃない?

  でも4人の中で、Fさんの情報だけは全くなかったわけ。

  それで、Fさんってどんな人かなあ?って思ったらしいの。

  そうしたら、リビングのTVの上に、紺色のもやもやっとした
  ものが出て来て・・・・。




 
私: それがFさんだったの?

ママ: らしいよ。

  だって、Fさんは訪問した日に、シャツを着ていたんだけど
  それと同じ格好の人が出てきた、って言ってたから。

Y子さんの能力、おそるべし、なんだけど、

ママ: それだけじゃなかったの。

  Y子さんはね、「Fさんは”先生”のような感じがする」って
  言ったの。

  そしたら、セッションのときに、本当に、「先生」の過去世が
  出てきたの。

  それにね!

  Kさんを見て、「私の恩人だと思う」って言ったの!

ママが「恩人?」って聞くと、
「ほら、あのお花を売ってた時の過去世の・・・・」って。

ああ! あの過去世!

そうなのだ。

Y子さんが6月にMBB基礎講座を受けた時、
「天使のワーク」を教えていたのに、過去世が出てきたことが
あった。

ママ: 正確には、「過去世」じゃなくて、「過去世の」かな?

今思い出しても笑えるセッションだった。

ママ: 「今、自分を守護してくれている天使」を見るわけ。、

  「じゃあ、見本をやるね~」って、私がY子さんの天使を
  見たの。

  そしたらね、天使が見えたんだけど、奥の方に 、
  壁を背にして、椅子に座っている女の子も見えるわけ。
  10代後半ぐらいの。

  ブラウスにスカート、みたいな、普通の恰好で、
  なんだか、くら~い雰囲気なの。
  寂しそうな顔をして、ぽつんと座ってるわけ。

  この人、誰?
  今、天使のワーク、やってるのに、と思って、(笑)

  「あの~、あなたは天使じゃないよね?
  過去世の人?」って聞いたら、

  「そう」って。(笑)




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魂の解放(15)

その過去世の人は、Y子さんに伝えたいことがあると言った。

自分が出来なかったことを、今生、やって欲しいのだと言う。

古いヨーロッパの時代。

田舎の町に暮らしていた彼女は、花束を売っていた。

毎日、自分で野に咲く花を摘んできて、花束にして売ってい
るのだった。

普通のお花屋さんで売っているような華やかさがないので
人々は目もくれず、花束は殆ど売れない。

彼女は残念で仕方がない。

野に咲く花は、お花屋さんの店頭に並べる為に栽培された
花とは違うエネルギーがある。


大地に根を張り、太陽の光を浴び、たくましい生命力や
パワーを漲らせている。

だから、家の中に飾ることで、空間や人に、エネルギーを
与え、癒すことができる。

彼女はそれを知っているのだった。

家に、ほんの少しずつ野の花を飾ることで、人々が癒されて
くれたら・・・・。

そんな願いを込めて、毎日花束を作って売っている。

でも、野の花にすごいパワーがあることも、彼女がそれを熟知
していることも、殆ど理解されることなく、その人生は終わり、
彼女はとても残念に思っていた。

私: それで、「天使のワーク」の最中に割り込んできて、(笑)
  その想いを伝えようとしたのね?

ママ: そう。 今生、Y子さんは野の花ではなく、造花を
  使っているけど、お花のパワーを人々に手渡すという意味
  では、同じことをやってるんだね~。

  Kさんはその過去世のときに、彼女の思いを理解してくれ
  ている、数少ない理解者だったんだって。


 
  そうそう。

  Pさんのセッションで、フラワーリースが出てきたでしょう?

  Y子さんが、「お花といっても、フラワーアレンジメントとか、
  ブーケとか、コサージュとかいろいろあるけど、丸いもの、
  つまり、リースしか興味がない」って言ったの。

  面白いよね~。リンクしてる~。

そう言いながら、ママはクスッと笑った。

ママ: ねえ、エフちゃん、本当はね、Y子さんが、Kさんの
  ことを、「ほら、マサコさんが前に見てくれた、あの過去世
  の中の恩人」って言ったときね、私、こう思ったの。

  え~っ、あの過去世、本当だったんだあ!って。 (笑)

「だってさ」って、ママは続けた。

「もちろん、過去世は信じてるよ。
 でもさ、検証のしようがないじゃない?
 だから、こんな風に、” 本当だったんだ~”って思わせて
 くれる事実に出会うと、新たに感動するんだよね~」(笑)


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魂の解放(16)

さて、Y子さんは、お花のパワーを人々に手渡す人であるが、
レイキやシータヒーリングの力も相当なものである

ママは時々、Y子さんのブログを覗き、モニターさんの感想を
読んではびっくりしている。

Y子さんはかなり、見えたり、感じたりしているらしい。

対面ならともかく、遠隔でこれだけ出来るなんてすご~い。

というわけで、ママは密かに、今回訪問した際に、対面で
ヒーリングをやってもらおうと決めていた。

早速、「ねえねえ、Y子さん・・・」と切り出し・・。(笑)

右足の脛が数か月前からしびれているので、ヒーリングして
ほしいとお願いする。

私: で、どうだったの? やっぱり、すごかった?

ママ: すごいなんてものじゃなかった!(笑)
  Y子さんがヒーリングを始めて少ししたら、右足の脛に
  ゾワゾワ!って電気が流れるような感覚があって、

  そのうち、体がじわ~っと温かくなってきて。

  どんどんどんどん、温かくなってきて、
  「うっそ~! このままいったら全身汗かくかも!」って
  いうぐらい、熱くなって、もうびっくり!

私: へえ~っ!

ママ: でね、Y子さんは、誰かをヒーリングすると、その人の
  具合の悪い所を、自分の体で感じるんだって。

  たとえば、自分の右肩に違和感を感じるときは、相手の
  人のその部分に問題があるってこと。

私: すご~い!

身体をヒーリングするだけではなくて、過去世も見えたり、
必要なメッセージも受け取って伝えてくれたりもする。
(注: 人にもよるし、そのときのワークにもよります)

ママ: エネルギーワークに向いているんだと思う。


ママ: 今回の訪問で、4人の魔女さんたちが「魂の解放」を
  できたことは、すっごく良かったと思う。

  それとは別に、特別な思いもあるの。

それは、Y子さんがMBB講座の第1期生であり、
他の3人の方が、第11期生だということ。

「別々のタイミングで受講した方たちが、こうやって交流を
持つことが嬉しいんだよね・・・」


「百日紅(さるすべり)ツアー」からの帰り道。

Kさんがこう言った。

「本当に、ウソみたい。
私たち、まだ出会ってから2か月ちょっとなのに、こうやって
4人で同じ車に乗って、しかも会ったこともないY子さんを
訪問するなんて」

うん、うん、って頷きながら、
でも、ママは知っている。


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魂の解放(17)

全ては必然で起きていること。

「偶然」や「たまたま」は、ないってこと。


たまたま、3人で講座を受講して、
たまたま、Y子さんのリースを依頼して、
たまたま、講座中にその話が出て、
たまたま、会いに行こうということになって、
たまたま、4人全員の都合のつく日が1日だけあって、
たまたま、訪問したら、過去世の仲間だとわかって、
皆で魂の解放をした。

ママ: これ、すべて、筋書通りで、あらかじめ決まってたこと
  なんだけどね~。 (笑)

普段の日常生活の中で、「たまたま」の内容を紐解くこと
などないから、みんな、気づかずに通り過ぎているだけ。


ママ: MBB講座のときもそうなんだよね~。

  マンツーマンとのきもあれば、2~3人で受講するときも
  あるんだけど、誰かが都合が悪くなって、突然、マンツー
  マンになるときもあれば、最初はマンツーマンの予定
  だったのに、前日に申込みがあって、急に2人で受講する
  ことになったりね。

そういうのも、「必然」なので、ママはワクワクするんだって。(笑)

ママ: 今日の受講生さんたちは、どんな縁の人たちなのか
  な~って。

ママはMBB講座の最終日に、その縁を見に行くことにして
いる。

ママ: それを知ったからどうなるってものでもないんだけど。
  でも、面白くって。

  この間の講座のときもね、受講した2人(AさんとBさん)は
  ちゃんと「縁」があったの。

日本ではなかった。
西暦1500~1600年ぐらい。

女の子がふたり。1人は黄色い服、もう一人はピンクの服。
幼なじみでとても仲が良かった。

ふたりが17歳ぐらいのときに戦が始まり、敵国の兵士が
町を襲撃してきたため、人々は町を脱出した。

ふたりはそのとき、離れ離れになってしまい、再会が叶わぬ
まま、人生が終わってしまった。

Aさんがこう言った。
「戦が終わって、町に戻ったけど、Bさんとは会えなかった。
どうしてるかなって、気になって、気になって」

ママ: 今回、ふたりが再会したのは、なぜ?

Aさん: 「私が会いたかったの。探してたの」

そうなんだ~。

ちなみに、これまで、生徒さんやクライアントさんで、過去の
「縁」がなかった人は一人もいなかった。

私: すごいね。みんな、繋がってるんだね。

ママ: ね~。
  それとね、魂の縁があって再会した人って、
 「初めて会った気がしない」ことが多いの。

 なんか、こう、深いところで分かり合えてる感じというのかな。

 とっても気が合って、一緒に居て、居心地がいいのに、
 「あれ? まだ知り合って3か月だっけ?」とかね。(笑)

そして、Y子さん訪問の翌日にも、別の魂の「縁」の二人が
再会を果たした。


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魂の解放(18)

MBB受講生のS美さんからある相談をされたときのこと。

ふと、別の受講生さんのことが頭をよぎった。

「紹介するから、一度会ってみたら?」ということになり、
ママも交えて3人で会うことに。

ママ: ふたりとも、同じ名前なんだよね。(笑)

私: S美さん?

ママ: うん。年齢もそんなに変わらないし。

  で、お互いに自己紹介して、いろんなことを話しているう
  ちに、「うっそお~!」「うっそお~!」って。

ふたりの歩んだ人生に、共通点がとても多かったのだ。

ひとりのS美さんが、
「なんだか、不思議~。まるで自分と話しているみたい」と
言った。

もうひとりのS美さんと話していると、まるで自身と対峙して
いるかのような感覚があるのだという。

ママも二人のS美さんを眺めながら、なんだか双子のような
魂の近さを感じていたので、そういう過去世もあったのかな~
と思った。

ママ: 魂がすっごく近い感じがするから双子、とも限らない
  んだけどね~。

人は死ぬと魂の世界に帰る。

「魂の世界に帰る」というのは、たとえるなら、水滴がコップに
戻るようなものらしい。
(以前、『江原裕之」さんの本で読んだような気がする)


ママ: コップが「魂の世界」だとすると、そこから水滴が
  ぽちゃ~んと出て行って、肉体をまとって、いろんな経験を 
  する。

  ひとつの水滴=ひとつの魂、ってことね。

  で、死んだら、またそのコップに戻っていくの。

私: ってことは・・・?

ママ: こっちの世界で経験したことが、記憶として共有され
  るよね?

私: ああ、そっかあ。

ママ: だから、再び生まれるとき、仮にAさんとBさんが
  ぽちゃ~んってコップから出て行くんだけど、二人には
  共通の記憶があったりする。

それゆえ、「(Aさん)私の前世はナポレオンだった」
「(Bさん)私もそうだった」
なんてことがあるのだという。(笑)

ママ: だからさ、それが本当だとすると、「共通の記憶」を
 たくさん持ってる人と出会うと、「まるで自分を見ているみた
 い」って思うこともあり得るよね・・・。

ちなみにふたりのS美さんの過去世をリーディングで見たら、
普通の「姉妹」が出てきた。

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魂の解放(19)

中世のヨーロッパあたりなのだろうか。

とっても仲の良い姉妹だったふたり。

戦争が始まり、両親がふたりを疎開させた。

1人は親戚の家に。
もう1人は知人に。

2人をひとつの家に預けたのでは、先方に負担だろうと懸念
して、別々に預けたのだった。

戦争が下火になるまでの短い期間のつもりだった。

ところが、住んでいた街も戦火に巻き込まれ、両親は亡くなって
しまう。

そして、2人はお互いの行き先もわからないまま、それぞれに
人生を過ごすことになるのだった。

ママ: 親戚の人も、知人も、互いに知らない者同士だったか
  らね。姉妹がそれぞれ、どこの誰に預けられてるのかすら
  知らなかったし。だから、探しようがなかったの。

親戚に預けられたS美さんはその家で育ててもらったが、
知人に預けられた方のS美さんは施設に入れられた。

私: それで、それっきり一度も会えなかったから、今生で
  再会したんだね?

ママ:そう。

  でも、不思議だよね~。

  MBBを別々に受講した生徒さん同士なのに、ちゃんと
  こうして縁あって、再会するようになってるんだね~。

  本当は、受講生さんたちの中で、もっともっとたくさんの
  ドラマが生まれてるんだけど。

  個人情報もあるし、ブログに紹介できないのが残念。(笑)

「それにしても」って、ママは言った。

「やっぱり、”時代”なのかなあ。
”加速”してる感が、すっごくある。」

ヒプノでは2時間ぐらいかけて、ひとつのテーマとじっくり向き
あっていくんだけど、リーディングでは、同じ時間内に10個も
20個も解放ができる。

みんながどんどん「魂を解放」している。

次は、少し、ディープな魂の解放例の紹介。

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魂の解放(20)

「エフちゃん、今日はすごいことが起きた!」
って、ママは興奮していた。 

ママのいう「すごいこと」は、いつもセッションに関することで
ある。

ママ: あのね、今日の講座中にね・・・

ほら、やっぱり! (笑)

ママ: 今日は、『ミラクルセラピー』の講座で、「インナー
  チャイルドの癒し」を教えたの。

インナーチャイルドは、もともとはアメリカの心理学用語で、
「内なる傷ついたこども」っていう意味で使われることが多い。

こどものときの満たされなかった感情の象徴っていわれて
いて、「自分には無関係かな」と思っている人でも、セッション
をやるとほぼ全員出てくる。

ママ: でも、必ずしも「傷ついたこども」とは限らなくて、元気
  いっぱいのこどもとか、すごい叡智にあふれたこどもとか、
  いろんなのが出てくるんだけどね。

セッションは、両手に触りながらでも、片手に触れるだけでも、
何にも手に触れなくても、どんな形でもできる。

リーディングを使ってやるから、早い。

本格的なヒプノだと、1~2時間かけるんだけど、『ミラクルセ
ラピー』では、10分ぐらいでできちゃう。

ママ: やっぱり、「加速」してるからだよね。なんか、いろんな
  ことが、「時短」で出来る時代になってる。

ママは最近、よくこう言ってる。

「A地点からB地点まで行くのに、100メートルの距離だと
するでしょう?

昔は、地道に歩いて行ってた。

でも、今は、ふと横を見ると、”動く歩道”があって、なんだろ
う~?って、そっちを歩いてみたら、あれれ~?って、
半分ぐらいの時間でB地点まで着いちゃう。(笑)」

ママ: マインドブロックバスターに出会ったときも、これ、なん
  だろう?って思って、さんざん追求したけど、やっぱり、
  今の時代だからこそ、ふってきたツールだったしね。

  滝修行しなくても「無の境地」にならなくても、簡単に
  心を軽くできちゃうんだもの。

そうそう。

ママは「上」から面白いことを言われた、って言ってたっけ。

巷の「はやり言葉」も、実は、「上」が、その時代に必要な
言葉を降らせ、流行らせているって。

ママ: だから、今年は、
  「今でしょ!」とか、「ありの~ままに~♪」とか、だったん
  だって。

皆がありのままに、自分らしく生きる時代になってきている
らしい。

ママ: ありのままに生きるためには、不要な感情とかを
  どんどん手放す必要がある、

  それゆえ、「魂の解放」を行っている、

  そんな感じかな?

ママは、そんな時代に生まれ、「魂の解放」のお手伝いが
できることを、心から喜んでいる、って言った。

ママ: 神様に感謝してる!

「だって、本当に楽しくて、面白くて、感動するんだもん!」

そして、今日の講座中に起きた不思議な出来事も、その
感動の一例である。

ママ: 生徒のAさんなんだけどね・・・。

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魂の解放(21)

ママ: Aさんに、インナーチャイルドセッションの見本を
  やったの。

5歳ぐらいの女の子が出て来た。

Aさん: 日本じゃないみたいです。外の風景・・・。
  私に、「ついてきて」って言ってる。

ママが、「ついて行って下さい」と言うと、

Aさん: 水辺で・・・、その子が住んでる小屋がある。
  その小屋を見せたかったみたいです。

その後、インナーチャイルドと一緒にすごし、別れ際に
プレゼントをもらった。

Aさん: バッグをくれました。中には、その辺りで採れる木の
  実とか、果物とか、そういうのが入ってます。

  これを見て、自分のことを思い出してね、って。

ママは、「ここまでは普通のセッションなんだけど」って言った。

「このあと、すごい展開になったの~!」

一通りの講義が終わって、雑談をしていたときに、
Aさんがお母さんとの関係をリーディングして欲しいと言った。

ママはセッション大好き人間なので、マインドブロックバスター
の講座中だろうが、ミラクルセラピーの講座中だろうが、
生徒さんのセッションをバンバンやる。

セッションが楽しくって、楽しくって、しようがない。(笑)

ママ: ちょっと古い時代の、西洋の上流階級のおうちが出て
  きたの。

  赤ん坊を抱えた母親と、その隣で微笑んでいる父親。

  赤ちゃんが白い布のおくるみにくるまれている。

  子宝に恵まれ、喜びに溢れている夫婦。

  っていう場面だったんだけど・・・。

  その場面と重なって、小さい女の子も見えてるの。

私: ふたつの場面が見えてる?

ママ: うん。しかも、重なって。
  その子は、5歳ぐらいで、髪の毛はブロンドで、ワンピースを
  着てて・・・。

  これ、何だろうな~って思いながら、次の場面を見に行くと、
  女の子はいなくなった。

  そしてね、その赤ちゃんね、亡くなったの。
  なんか、おかあさんが抱っこしてるときに、落っことしたよ
  うな感じだった。

  それで、お母さんは一生、自責の念に苛まれていた。

私: で? 書き換えしたの?

ママ:うん。赤ちゃんは落っことしたけど、全然大したことに
  ならなくて。

  「あら!」っていいながら、ひょいと抱き上げたような感じ。
  (笑)

  それで、その子はスクスクと育って・・・。
  とてもきれいで、聡明で、利発なお嬢さんに成長した。

  おとなになって、恋人を連れてきて、両親に紹介して。

  で、結婚して、その家を離れた。

  年取った両親は、庭で椅子に腰かけて、こんな風に言って
  るの。

  「あの子のおかげで、とても幸せな人生だったね」って。

私: めでたし、めでたし?

ママ: うん。でも・・・。

ママは突然、気になったんだって。

(さっきの女の子は誰?なんで、出てきたの?)って。

そして、この後の展開がすごいことになった。



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魂の解放(22)

ママが(さっきの子は誰だろう?)って思った瞬間、再びその
女の子が姿を現した。

なんだか、透明な球体の中に閉じ込められているような雰囲気
がする。

大きなシャボン玉の中にいるみたいに。

「あなたはインナーチャイルドなの?」って、ママは聞いた。

どうやら、そうらしい。

ママ: 不思議なんだよね~。

  球体の中にいるイメージがするのは、最初の過去世の
  ときみたいなの。

  それが、書換えをして、女の子が成長したら、その球体の
  中から飛び出してきたんだよね。

  明るくって、利発で、その子がいるだけで、周りがぱあっと
  光るぐらいのエネルギーを持っている。

そのとき、ママはふと、これが受講生Aさんの本質じゃないかな
って思った。

現実のAさんは口数が多い方でもないし、控えめで、タイプは
違うようにみえる。

だけど、きっと心の奥底に、こういうエネルギーを秘めている
気がした。

その女の子は、球体から出てきたかと思うと、大人になった
女性の手をとって、走り出した。

私: え~っと、インナーチャイルドが、大人の自分の手を
  とって、ってことだよね?

ママ: そう。

そして、森の中へ入って行った。

女の子は籐のバスケットのようなものを腕にかけている。

森に入ると、木の実や、きれいな落ち葉などを、その籠に
入れ始めた。

それを見ていたママは、
「あっ!!」っと驚いて声をあげた。

ママ: 
この子、さっきAさんが見たインナーチャイルドだ!

そう。

Aさんにインナーチャイルドのセッションをやったときに
出てきた女の子なのである。

女の子は、籠が木の実などでいっぱいになったら、きっと
大人のお姉さんにプレゼントするのだろう。

「これを見たら私のこと、思い出してね」って。

「わ~!!すごすぎる~!」

ママは興奮した。

「こんなの、初めて。」

Aさんは、
「こうやって繋がってるんですね」って冷静だったけど、(笑)

ママは、「すご~い! すご~い!」って。

ママ: ねえ、エフちゃん、こんなこと、あるんだねえ!

インナーチャイルドのセッションの練習をしてから、1~2時間
経っていたのに。

全然関係のない、過去世リーディングをやったら、ストーリーが
うまく繋がっているなんて!

ママ: ジグソーパズルでいうと、たまたま隣り合った2片を
  引き当てた、ってことなのかな。

  でも、すごいよね~。

  自責の念に苛まれていたお母さんの魂を解放し、
  同時に、閉じ込められていたインナーチャイルドも解放した。

明るくて、ピカピカ光っているインナーチャイルドを取り戻した
Aさんは、これから変わっていくかもしれない。



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魂の解放(23)

ママ: ねえ、エフちゃん、Aさんのセッションでは、過去世で
  出てきたお母さんが、自責の念に苛まれていたでしょ?

  最近のセッションは殆どが「過去世リーディング」なんだけど、
  「罪悪感」を手放す内容がとっても多いの。

罪悪感を今生に持ち越してきている人が多い。

そして、それを今生で手放す、と決めてきている人も多い。

「この間、友達のセッションをやったときは、あまりにディープ
な内容でびっくりしたんだよね~」ってママは言った。

友達のE子さんがクリスタルの勉強を始めた時のこと。

ネットで検索をして、ピンと来たところが見つかったと言って
通い始めたんだけど・・・。

ママ: 「ピンとくる」って、やっぱり必然だからさ。(笑)

始めてその教室に行ったとき、E子さんは先生の顔を見て
とても動揺したのだという。

そして、先生の亡くなられた奥様の写真が飾ってあって、
それを見た時も動揺したのだとか。

E子: もう、心臓がバクバクして、頭が変になりそうだった。

   でも、なぜなのか、わからなくて。

   その夜、ひとりでぼ~っとしてたら、ふっとイメージが見えて。

   江戸時代かなあ・・・。もっと古い時代かなあ。

   私はあるお屋敷で働いていて、そのお屋敷の子供、まだ
   赤ちゃんなんだけど、お世話をしてたの。

   ある日、囲炉裏(いろり)の上につりさげている鉄瓶を
   外そうとして、ひっくり返してしまい、囲炉裏端に寝かせて
   いた赤ちゃんが熱湯を浴びてしまった・・・。

   赤ちゃんを死なせてしまったことがショックで、
   罪悪感から逃れられなくて、それで、お屋敷を飛び出して、
   死ぬまでずっと巡礼の旅を続けたの。

ママ: それでね、そのとき、E子さんには自分の子供も
  いたんだって。4歳ぐらいの。
  でも、家族を捨てて、巡礼の旅に出たでしょ?
  だから、その子に対しても、罪悪感があったの。

私: え~っと、そのイメージと、クリスタルの教室の先生と
  どういう繋がりがあるの?

ママ: それはね・・・。






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魂の解放(24)

ママ: 教室の先生は、4歳のときに置き去りにした我が子で、
  先生の亡くなった奥様は、お屋敷の赤ちゃんだったの。

私: え~っ ? そのふたり?

そう。

だから、E子さんは動揺したのである。

魂は覚えているから。

ママ: それでね、一番知りたかったのは、
  「なぜ、今生、再会したのか」ってとこなの。

私: うんうん、そうだよね。 で、わかったの?

ママ: リ-ディングしてみたらね、

   先生(4歳だった子供)が、こう言ったの。
 
  「お願いだから、罪悪感を手放して欲しい」って。

E子さんの魂が、罪悪感を持ち越してきているのだという。

ママ: 彼女は死ぬまで巡礼を続けた。それでも、赤ちゃんを
  死なせてしまったという罪悪感から逃れることはできな
  かったの。

  その後、転生を続けても、魂はずっと罪悪感を持ち越し
  ている。

「それが、先生を苦しめることになるんだって」

私: E子さんの罪悪感が? 先生を苦しめる?

ママ: そう。

  彼はね、「そのときの人生はもう終わったんだよ」って言ったの。

  その人生では、彼は自分のシナリオ通りの役を演じた。

  そして、それはもう終わったこと。

  それでも、E子さんが罪悪感を手放さずにいる。

  そうすると、その人生が終わった彼にまでそれが影響
  して、苦しむことになる。

  だから、お願いだから、その罪悪感を手放して欲しい、って。

あのとき、母親に置き去りにされた4歳のこどもの人生は
あれで終わったのだと。

その後、自分も転生を繰り返して、今はこんな風に、人を癒す
仕事をしているんだよ、って言った。
もう違う人生を送っているのだと。

それなのに、E子さんが罪悪感を持ち続けると、彼もまた
そのきの感情の影響を受けて苦しむことになる。

私: 
だから、もう手放してほしいっ、てことなんだ。

ママ: うん!

ママは彼の話を聞いて、驚いたのだという。

「特に日本人って、自分の罪を忘れずにいることこそが、
罪滅ぼしになる、
って思いがちじゃない?

でも、そうじゃないんだって。

罪悪感を持ち続けることは、相手をも縛ることになるんだね。

目から鱗だったなあ・・・・」

私: あれ? でも、その赤ちゃんはどうなったの?







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魂の解放(25)

私: そのときの息子と赤ちゃんが転生して今生は夫婦に
   なってるんでしょう?

  でも、その奥さんは亡くなってるから、E子さんとは再会
  してないことになるよね?

ママ: E子さんが初めて教室に行ったとき、その奥さんの
  写真から、メッセージがきたんだって。

私: え、え、え~っ?  なんて?

ママ: 奥さんは2週間ほど前に亡くなったばかりで、先生は
  とても悲しんでいたらしいの。

  それで、奥さんは、彼に「そんなに悲しまないで」って
  伝えてほしい、って言ったんだって。

もちろん、初対面のE子さんが先生にそんなことを言えるはず
もなく・・・。

私: でも、なんで本人に言わずに、E子さんに伝えてきたの
  かな?

ママ: 先生には受け取れなかったからじゃない?

  E子さんはもともと霊性が高い人だから、そういうメッセージ
  を受け取れる人なの。

  ねえ、エフちゃん、親子とか夫婦とか兄弟になる人って、
  魂の繋がりが深いみたいなの。

  それゆえ何度も何度も配役を変えながら、一緒に転生して
  くるんだよね。

それでも、人生はそのときそのときのシナリオを演じているに
過ぎない。

ママ: だから、ひとつの人生が終わるごとに、マイナスの
  感情とか、要らない感情は手放せるといいよね。

その感情を持ち越すことが、今の人生にどれだけ影響を
与えるかを、ママは数えきれないぐらい、見てきた。

そして、同時に、それらの感情を手放すことで、人生が
変わっていくのも、たくさん見てきた。

ママは、どうやら、こういう「魂の解放」を手助けする役目が
あるらしい。

「上」が、ママにリーディングを教えてくれたのも、きっと
そのためだと思う。

「なんてったって、ヒプノが一番」ってママは思っているけど、
リーディングを使うことで、本当にたくさんの「魂の解放」が
できるようになった。

「感動する瞬間っていうのがあってね・・・」とママは言った。

「セッションで、リーディングやって、例えば過去世とか見て、
魂を解放するでしょう? そのときに、過去世の魂が
”ありがとう”って言いながら、光に帰っていくの」

そのときに、ママの魂がキュン!となるのだという。

「まるで、その(過去世の)人の魂と、私の魂が交信してる
かのような感覚なの・・・」

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魂の解放(26)

ママは前回のブログをUPした直後、急に体調不良になった。

11日の夜中(12日の早朝)のこと。

寝ようとして立ち上がったら、「ふらふらする…」って言って。

貧血かなあ?って言いながら、そのまま寝たんだけど。

翌朝。

「あれ? エフちゃん、私、左耳が変なんだけど」って。

まるで片耳全体が膜に被われたみたいにぼわ~んとして
いるんだとか。

ママ: ほら、飛行機に乗ったときに耳がぶわ~んとなるじゃ
  ない?あんな感じ。

しかも、声を出すと、頭の中でエコーがかかったみたいに、
音が反響する。

頭もクラクラして、歩くのもつらいし、パソコンの画面も見る
ことができない。

もしかして、突発性難聴かも・・・・。

ママの脳裏にある記憶が蘇った。

ママ: もう2年半ぐらい前のことなんだけど。
  友達がやっぱり同じような症状になったことがあったの。

  めまいと耳の違和感と。
  突発性難聴って言われたけど、なかなか治らなかった。
  
  それで、私と他のセラピスト仲間で原因を見てみたの。
  
  そしたら、細い蛇でぐるぐる巻きにされて、横たわっている
  友達の姿が見えた。

  そばに女の人が立っていて、その人が彼女のエネルギー
  を吸い取ってしまったような感じで。

  悪意でそういうことをしたのではなく、「嫉妬」のエネルギー
  が引き起こした結果のように思えた。

  でね、仲間にも同じ女の人が見えたの。

  やっぱり、「嫉妬」の念が来てるみたい、って言ってた。

そんなことを思い出しながら、ママは急いで病院へ行った。

幸いにも、検査の結果は異常なしだった。

病院から戻ると、布団に倒れ込むように横になる。

こんなとき、あのY子さんにヒーリングを頼めたら・・・と
思いつつ、頭の中がクラクラするので、メールも打てなかった。

半日横になって、ようやく夕方には起き上がることができ、
気力を振り絞って、Y子さんにメールを打った。

一縷の望みを託して。(笑)

その後、また布団に倒れ込み、そのまま眠りに落ちた。

そしたら。

とっても、不思議な夢を見たのだという。

ママ: 夢というか、現実とリンクしてるんだけど。

そして、ちょっと、ぞっとすることも・・・・。

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魂の解放(27)

夢の話。

ママ: うちのリビングで、生徒のPさんとY美さんと3人で
  エネルギーワークの話をしているの。

ふと気づくと、部屋の中に営業マンの男性が2人いる。

アタッシュケースをそばに置いている。

ヒーリング用のグッズを販売しているのだという。

ママ: そのヒーリンググッズというのがね、銀色のお椀型、
  半球型っていうのかな、そんな形なの。

  磁気ボールを半分に割ったような。

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Pさんがそれを一式購入するつもりなのだという。

値段はけっこう高くて、ママは、Pさんに
「(こんなもの買って)、大丈夫?(騙されてない?)」
って言うんだけど、

Pさんは、
「いいから、いいから、マサコさん、ちょっとモデルになって、
試してみてよ」って。

営業マンの人が、ママに
「左手を出して下さい」って言う。

そして、差し出したママの手の平の上に、その商品を1個
載せる。

そしたら、形がハンバーグみたいにぺちゃんこになって。

ルンバ(ロボット掃除機)みたいに、くるくる回り始めた。

ルンバK


ゆっくりゆっくり、回る。

その物からじわ~っと温かさが伝わってきて、とても心地良い。

ママは目を閉じて、
「温かくて、気持ちいいなあ」って思っているんだけど、

なぜか突然、、
「きっと、これで治る!」って確信を持ったんだって。

そして、そのまま心地よい温かさを感じていたら、
うとうとしてきて、ふっとあるイメージが見えてきた。

私: (笑) 夢の中で、さらに夢を見てる?

ママ: そうなの! (笑)


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魂の解放(28)

マンションの1室みたいな、がらんとした部屋。

その部屋の一角に、ガラスで仕切られた小さな部屋がある。

真ん中に白い長方形のテーブルが置かれていて。

そのテーブルの周りを、小・中学生、5~6人が、ぐるぐる歩き
回っている。

ママ: 私も一緒に。(笑)

  ただ回ってるんじゃないの。

  野球ボールみたいな白い球を、片足の裏で転がしながら
  回るの。

  球は温かくて、足の裏が気持ちいい。

  その球には、ナイロンのような、毛糸のような、薄くて、
  粗い網目のカバーが、かかってる。

  カバーの色は、それぞれの球によって違うの。
  青とか、赤とか。

  で、そのカバーがはずれないように、上手に、足の裏で
  球を転がしながら歩く。 (笑)

  子供たちは慣れているらしくて、器用にやってのける。

そして、テーブルの周りを5~6週すると、一斉に部屋から
出て行った。

まるで、「やった! 宿題、終わり!」みたいな感じで。

たぶん、いつもやっているんだと思う。

ママ: 部屋の正面には、ホワイトボードがあって、その前に
  先生のような人が立ってるの。

  背が高くて、すらっとした男性で、フランス人なの。

  若くて、イケメン!(笑)

  優しそう。にこにこしている。

  英語をしゃべってる。

ママは、その先生に近寄り、

「この白い球はなんですか?」って、英語で聞いた。

そしたら、

それまで英語を話していた先生が、日本語で、
アイ」って発音した。

ママは混乱した。

(アイ? アイって、「」のこと?)

それで、
「 Love?」って聞き返したら、

先生は、おかしそうに笑って、「Love?」って繰り返した。

そこで、(夢の夢から)目が覚めた。

私: ってことは、まだ夢の中?

ママ: (笑) そう。 まだ、夢の中。 まだ続くの。

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魂の解放(29)

ママが目を開けると、営業の男の人が、
「はい、終わりです」と言った。

もうひとりの営業の人は、Pさんと話をしていた。

Pさんは、ママの実験の様子を録音していたと言った。

ママは、うとうとしながら、何やら見えるイメージをしゃべって
いたらしい。

ママ:「虹色の・・・・」とかね。(笑)

  白い球を転がしていたのとは、別のことをしゃべっていた
  みたいなの。
  色とか、光とかの変化を。

営業の人が、正座しているママの後ろに回り、
「仕上げ」だと言って、マッサージを始めた。

ママ: ほら、美容院に行くと、シャンプーの後に、頭とか
  肩とか、マッサージしてくれるじゃない?

  あんな感じで、最後にマッサージをするらしいの。

  尾てい骨の上に指を置いたと思ったら、そこからスタートして
  背骨の両側をぐっ、ぐって指圧しながら上に移動していく。

腰の辺りを指圧してもらいながら、
「気持ちいいなあ、そろそろ、背中にいくかなあ」と思って
いるんだけど、なかなか上に移動しない。

ママ: 背中の方も指圧して欲しいなあ、って思いながら、
  だんだん目が覚めてきて・・・。

  不思議なんだけど、まどろみの中で、腰椎の辺りに
  ぐぐっ、ぐぐっ、って、筋肉の動きを感じるの。

  で、「あ、きっとY子さんが今、ヒーリングをしてくれてるんだ」
  と思ったの。

  すごいの。  腰椎の両側がぐいぐい動いてる。(笑)

そして、完全に目が覚めた。

ママは布団から起き上がり、
「あれ?エフちゃん、私、かなり治ってるかも」って言った。

8割がた、治っている感じがするのだという。

「きっと、Y子さんが、ヒーリングをしてくれたんじゃないかなあ」

20分ぐらい経ってから・・・・。

なんと、Y子さんから、メールがきた。

「ヒーリングしておきました」って。

しかも、30~40分間も!!

あああ・・・。 感謝・・・・。ありがとう・・・・。

しかし、気になる言葉が。

「サイキック系のワークもしました」

そして、

「実は、お昼に、急にマサコさんのことが気になったんです。
だからメールが来たとき、やっぱりと思いました」って。
(ー_ー)!!

翌日。

Y子さんから、詳細なメールがきた・・・・・。



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魂の解放(30)

Y子さんは、リーディングをすると、相手の体の不調を、自身の
体で感じるのだそう。

ママの体内リーディングをしたときは、こんな感じだったらしい。

左耳の奥に違和感。

続いて右耳も、左耳ほどではないけど、違和感。
(当たってる!)

右脳がすこし急がしそうでした。(寝ていらしたから?)
(その通り。忙しく、夢を見ていた、(笑))

左手の小指に痛み。

右の背中にとんとんとたたかれる感じ。

すこし胃腸の重さ
(わかる 。 食べ過ぎ(笑))

左ひざ足首に痺れ。
(そう。そこが痛いの)

それらをヒーリングしましたが、
まだ耳の状態が変わりませんでしたので
もう一度左耳に集中しましたら、サイキック系?と浮かびました。

(うわ~!)

サイキックアタック・女性の念みたいなものを感じましたので
(誰? 私なんぞに・・・)

(注: サイキックアタックというのは、ネガティブな思考や
感情のエネルギーが相手に飛んで行ってしまうことです。
ママはそれを受けてしまったわけですが、必ずしも相手が
意識的に行っているとは限らず、無意識の場合もあります)

はじめ、光に返してみたんですけど、まだ残っていて・・・。
(こわ~!)

ネガティブなもの、マサコさんの身体の中に残る不調な部分を
足の下から追い出し、光に返しました。


するとエネルギーが綺麗にめぐっていくのを感じました。

身体が軽くなったので、終了のメールをさせていただきました。」


Y子さん、本当にありがとう・・・。

(ただし、病院に行かずに、病気を治して欲しい、とかは
だめですよ~。ヒーリングは治療行為ではないので・・・)

さて。

話は、ここで終わらないのです。

ママが本当に大変なことになったのは、この後。

Y子さんのおかげで、突発性難聴のような症状はだいぶ
治ったけど、今度は、左胸に痛みが出てきたのだった。

「うわ~・・・。なんだろう。まさか、乳がんとか?」

ママは検査を受けに行った方がいいかも、って病院を調べたり
していた。

Y子さんが診てくれて、
「左肩から鎖骨下あたりに向かってサイキックフック?」
って。

またか~!

サイキックフックというのは、「不必要な感情や霊的つながり」
なんだそう。

その日から、胸の鈍痛が続くようになったママ。

まさか、原因が意外なところにあるなんて、思いつきもしな
かった。

それは、胸が痛くなった日(13日)の夜に届いたメール
から始まった。

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魂の解放(31)

メールの内容は、「ミラクルセラピー」のモニターの申込みだった。

私: え? なんだ、普通じゃん!

ママ: と、思うでしょ? ここからミラクルなことが始まったの。

まず、ママはちょっと迷った。

申込みのTさんは、シータヒーリングの経験者だとのこと
だったけど、最近、あるシータヒーラーさんから、
「あなたは第7層に繋がってない。5層にしか繋がってない」と
いわれたのだとか。

現在、7名のモニターさんが「ミラクルセラピー」の講座を
スタートさせているが、たまたま全員、MBB経験者である。

ママにMBBの基礎講座を受けた人もいるし、他のインスト
ラクターさんに受けた人もいる。

「ミラクルセラピー」を行うには、リーディング能力が必須で、
ママが教えた生徒さんの場合には、ひとりひとりの能力が
わかっているので、問題ない。

他校で受けた人の場合にも、まずはセッションを受けに来て
いろいろな話をしているから、どのくらいの能力があるのかは
あらかじめ分かっていた。

シータヒーリングを習っていて、かつ第7層に繋がることの
出来る人なら、リーディングは問題なく出来ると思うんだけど、

「5層にしかつながってない」っていうのが、ちょっと引っかかった。

ママ: それで、「もしよかったら、先に、セッションを受けに
  きてくれませんか?」ってメールをしたの。

そしたら、翌日(14日)、

「それでもいいけど、創造主に聞いたら、モニターに参加して
も問題ないと言われた」旨の返事が返ってきたの。

で、ママはみつるお兄ちゃんに、
「どう思う?」って聞いた。
(お兄ちゃんは、直感が強いから)

「問題ないんじゃない?」っていうので、

「そうだね」ってことで、OKの返事を送って、

なんと、翌15日に講座に急きょ、参加することになった。

ちなみに、
15日には、青森から、Hさんが来ることになっていた。

Hさんは、ママのブログを読んで、青森でMBBの基礎講座を受け、
その後、ママのセッションを受けに来てくれたのだった。

まだ20代で、と~っても若いのに、しっかりしている。

Tさんが急に参加するってことは、きっとHさんと何か縁が
あるんだろうな~って、ママはワクワクした。(笑)

ママ: このときまでは、まだ余裕だったんだよね~。
  まさか、あんな展開になるなんて思わなかったから。

私: ママが迷ってた、第5層の件はどうなったの?

ママ: ああ、それね・・・。 実はね・・・。

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魂の解放(32)

ママ: 最初にメールを見た時に、5層じゃなくて、ちゃんと
  7層に繋がってる人なんじゃないかな?って思ったの。

  で、講座の日、駅まで迎えに行って一目みた瞬間に
  「やっぱり7層に繋がってる人だ」って確信した。

私:  じゃあ、問題なかったんだ?

ママ: うん。

私: なんで、「5層につながってる」って言われたのかな?

ママ: それはね、エフちゃん、きっと「お試し」なんだと思うの。

  「お試し」というか、「プロセス」というか、「シナリオ」と
  いうか・・・。

  それを聞いて、Tさんはすっごく落ち込んで、ネットで
  いろいろと検索してたら、たまたま私のブログを見つけて、
  あまり読まずに、(笑) すぐ、申込みをしたんだって。

  自分でも、今回の流れを、「怒涛のように」って言ってたよ。
  (笑)

私: つまり、ママのところに来るようになってたってこと?

ママ: うん。

(その後の不思議な展開を思えば、もうそれは間違いのない
ことなんだけど、このときのママは、何か縁があるのだろう
ぐらいに思っていた)

5層の件については、Tさんをリーディングしてみた。

ママ: そしたら、女の人が出て来て、「役目は果たしました
  よ」って言った。

私: そっか。やっぱり、「シナリオ」だったんだ。

Tさんも、それを聞いて、
「そうですね~。もし、ちゃんと7層に繋がってる、って言われ
たら、安心して、ここに来ようとは思わなかったでしょうね~」
って、納得していた。

ママ: それからね、TさんとHさんの「縁」に関してはね、
 Hさんにリーディングしてもらったの。

 古い時代に、(外国の)砂漠に近い場所で、
 Tさんはとても能力の高いヒーラーだったんだって。

 Hさんはいつかこの人のようになりたいなあって、 
 Tさんにあこがれてたんだって。

私: へえ! じゃあ、Hさんは昔のあこがれの人に再会した
  ってことだね。

この日の講座では、潜在意識の説明と事例をたくさん紹介
した後に、インナーチャイルドセッションを学んだ。

セッションの練習中にも、不思議なことが起きたりした。

そして、ママの直感では、
「Tさんは急いだ方が良い!」という気がした。

私: 何を?

ママ: 何だろう? 魂の解放、かな?

それで、ママは補講をするために、翌々日、17日(月)に、
Tさんの自宅に伺った。

Tさんは、小さい子供がいるので、落ち着かないから無理で
は?と言ったんだけど、ママの勘では、その子が一緒にいた
方がいいような気がしていた。

ママ:Tさんに、「7層に聞いてみて?」と頼んだの。
  そしたら、やっぱり子供が一緒の方が良いって言われた
  んだって。
  不思議がってた。(笑)

17日。

ママは何が起きるのだろうって、ワクワクしてたんだけど。

まさかの展開に。

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魂の解放(33)

Tさんのお宅では、たくさんのメンタルブロック解除と、過去世
リーディングを行った。

Tさんの小さなお子さんは、始終ニコニコしている。

ママ: ときどき、にっこりするとかじゃないの。
  もう、いつも笑ってるの。

  食事のときも。
  (食べ物を)「あ~ん」って、口に頬張るときも、ニコニコ。
  咀嚼しているときも、ニコニコ。

  お菓子を食べたいときも、「食べる!」って、ニコニコ。
  (おせんべいの袋を)「開けて!」ってニコニコ。

  もう、何がそんなに楽しいの?っていうぐらいに、ニコニコ
  してるの。

「いつもこんなに笑ってるの?」って聞いたら、
Tさんが、
「この子、生まれた時から、ニコニコしていて・・・」って。(笑)

ママ: もう、この世界に生まれてきて、生きてることが
  嬉しくて、楽しくて、しようがない、って感じなの。

  朝から晩まで、食べることも、遊ぶことも、TVを観ることも、
  何から何まで、楽しくて楽しくて、仕方がない。

一方のTさんは、子供の頃から、この世界に生きにくさを
感じているのだという。

私: ふ~ん、対照的なふたりだね。

ママ: その「生きにくさ」を、マインドブロックバスターで
  解除してみたの。

  そしたらね、雲の上におじいさんがいて、その隣に
  その子どもがいた。

  星型の折り紙を、雲の上から、撒いてるの。
  まるで、紙ふぶきみたいに。

  で、下界では、Tさんがザルを抱えて、一生懸命、その
  お星様を受けとめようとしてる。

  そのうち、子供が、
  「あ~っ、もう、じれったいなあ!」って感じで、
  「私が行ってあげる!」って。

  ぴょ~ん、と飛び降りてきた。(笑)

Tさんに、この世界で生きることの楽しさ、嬉しさを教えるために。

ママ: 私も、その子を見ているだけで、癒された。
  笑顔を見ていると、こっちまで幸せな気持ちになるんだもん。

で・・・・・。

問題はこの後だった。

夕方になり、そろそろ、おいとましようかと思ったとき。

Tさんが意外なことを言った。




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魂の解放(34)

Tさん: 先日(15日)も、今日もなんですけど、
  講座の申込みをして、ワクワクしてるのに、いざマサコさん
  に会うとなると、こわくて。


ママ: こわい?

Tさん: そして、胸が痛くなるんです。

Tさんは、「ここ」と言って、左胸の上部を指した。

ママ: 今も?

Tさん: 今も痛いです。

ママは、Tさんの胸を見て、(あっ!)と思った。

短刀が刺さっているのが見えた。
何か、過去世があるのだろう。

リーディングをしてみる。

古いヨーロッパの街が出てきた。

Tさんがいる。 20代前半だろうか。

Tさんは、いろんなものが視えたり、わかったりする力が
あるようだった。

それを仕事にしているわけではない。

街の人が何かを聞きに来たときは、教えてあげる程度。

「預言」をしている感じ。

あるとき、誰かが何かを聞きに来て、いつものように、何気なく
答えたが、その内容は国政に関わることだった。

それが噂で広まり、役人の耳に入って、Tさんの所へ憲兵が
やってきた。

「こいつか!変なことを言っているのは!」

憲兵はそう言ってTさんを睨みつけると、いきなり短刀で、
胸を刺した。

太い眉に、ぎょろりとした大きな目。

(この憲兵が、私だったらどうしよう)

ママは不安をおぼえながら、憲兵の顔をよ~く見た。

自分ではないような気がする。

ほっとした。

この憲兵は、きっと、今生でTさんの身近に転生している
という気がした。

ママは、(私はどこにいるのかな?)って、集中してみた。

Tさんの隣に立っている。

仲良しの幼なじみらしい。

Tさんが短刀で刺された時、隣に立っていたママは
突然の出来事にショックを隠せなかった。

胸を押さえているTさんを急いで家に運び、手当をした。

Tさんは命を落とすことはなかったけれど、傷はなかなか
癒えず、ママは付きっきりで看病した。

ママ: でも、結局、その傷が原因で床に伏したままの生活を
  送ることになって、数か月後には亡くなっちゃったの。

ママはその過去世を解除した。

Tさんが、「あ!胸の痛みがす~ってなくなりました」って。

でも、1分もしないうちに、「あれ?」って・・・。

今度は、左胸の別の部分が痛むのだという。

(う~ん・・・、まだほかに過去世があるのかな)

ママはTさんを誘導して、自分で見にいってもらうことにした。

Tさんが目を閉じて、

しばらくすると、首を傾げながら、「酒場?」って言った。

そして、
「私が間違ってた・・・」って呟いた。

ママはその先のストーリーを聞きたかったんだけど、
そのとき、Tさんのお子さんが、「ママ!」ってやってきて、
セッションは中断した。

(きっと、今見るタイミングじゃないんだな)ってママは思った。

その日は、それで終わったんだけど、翌日、Tさんからきた
メールを見て、ママはあることに気がついた。



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魂の解放(35)

Tさんは、ママが行った日(17日)の夜に、自分でも同じ過去
世を見たのだという。

そして、憲兵が以前働いていた会社の上司だったとわかった
こと、あの後、胸の痛みは移動したけれど、一晩寝たら消えた
ことなどを報告してきてくれた。

ママ: その中に、ひとつ、気になることが書いてあった。(笑)

「マサコさんにも何かメッセージというか、違和感というか、
受け取った気がするのですが、まだ突き詰められていませ
ん」って。


そして、ママにメールを書いていると、また胸が痛むのだと
いう。


ママ: そのメールを見たときね、「もしかして、13日からの
  私の胸の痛みは、Tさんが関係してるんじゃないかな」
って
  思ったの。

そうなのだ。

Tさんからメールが届いた日。
その日から急に痛み始めたのだった。

そして、Tさんが途中まで見た過去世、「酒場」と「私が間違
ってた」
という言葉が、ママに関係しているような気がしてな
らない。

そして、2日後の19日。

この日は、たまたま生徒のPさん、Kさんと外でお茶をする
約束をしていた。

ママ: でね、Kさんに過去世を見てもらったの。
  「胸の痛みに関する過去世」って。

Kさんが、すぐに、
「マサコさんが・・・・」って、ちょっと悲痛な声を出した。

Kさん: 体に鎖を巻かれて・・・。広場にある石造りの井戸の
  上に吊るされてる。見せしめにされて。

最後は井戸の底に落とされ、水位は高くはなかったが、
上からざあざあと水を注いで、水死させられたのだという。

ママは、「なんでそんなことになったの?」って聞いた。

Kさん: 冤罪っていうか、マサコさんの友達が関係してる。
  その人も、マサコさんも魔女で、とっても仲がよかったん
  だけど、あるとき、口論になって。

ママ: 原因は?

Kさん: 何か、価値観の違いみたい。

  些細なことだったのに、その友達が腹立たしく思って、
  マサコさんがやってもないことを事実であるかのように触れ
  回って。

  それで、役人に捉えられたの。

(ふうん、そうだったのかあ・・・)

私: それで、ママ、書き換えてもらったの?

ママ: うん、もちろん。
  誰かが、「それは冤罪だから」って説明してくれて、井戸
  から引き揚げて助けてくれた。

その後、Kさんが言った言葉にママは驚愕した。

Kさん: その友達が、泣きながら「ごめんね」って。
 
  「私が間違ってた」って。

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魂の解放(36)

ママは鳥肌が立った。 

ちょっと考えて、Kさんにこう頼んだ。

ママ: その友達が謝ってる場面をもう一度見てくれる?

  そして、その人に言ってほしいの。
  私はとっくに許してる、って。
  
  最後にその人を光で包んであげてくれる?

ママは、きっとその人は今も罪悪感から解放されていないの
だろうと思った。

なぜなら、最近のセッションの殆どが、「罪悪感からの解放」
だったから。

ママ: ねえ、エフちゃん、加害者と被害者がいるでしょう?

  被害者はたいてい、その人生が終わると、もう加害者の
  ことを許してるし、恨んでないの。

  でも、加害者の方は罪悪感をず~っとず~っと持ち越して
  きている。

  ほら、あのEさんの場合も、そうだったでしょう?

そして、不思議なことに、その本人が、「罪悪感から解放さ
れたい」と思うのではなく、被害者の方が「この人を、その時
の罪悪感から解放してあげたい」と思っている。

ママ: で、今生、一緒に、転生してるんだよね。

  ところが、三次元では理不尽なことが起きる。

  加害者がどうしようもない夫に転生して、被害者は妻に
  なって苦しむとか、

  加害者が意地の悪い姑になって、被害者は嫁になって
  つらい思いをするとか。

そして、「被害者から転生した人」の方が、セッションを受けに
来るのだ。

私: え~っ? なんで?

ママ: つらくて、楽になりたいから、セッションを受けようと
  思うの。

  そして、セッションを受けると、真実がわかって、相手の
  魂を「罪悪感」から解放してあげられる。

私: なんか、割に合わない気が・・・・。

ママ: そう思うよね?(笑)

  でも、一緒に転生して幸せだったら、セッションを受けようと
  思わないから、いつまでも相手の「罪悪感」を解放してあ 
  げられない。

それに。

割に合わないような気がするかもしれないけど、本当は
人はみんな、お互いにそういうことをやっている。

ママ: どんな人も、たくさんの人生の中で、人を傷つけたり、
  殺めたりっていうことをやってる。

  だから、自分の魂もまた、どこかで、誰かが、解放するのを
  手伝ってくれているんだよね。

  だから、 「お互い様」なの。

ママは今はリーディングで簡単に過去世を見ることが
出来るようになったから、たくさんの魂の解放のお手伝いが
できる。

ママ: そのことが何より嬉しい。

  それと、やればやるほど、人が輪廻転生するって、本当
  にすごいことだなあ、って思う。
  
  「事実は小説よりも奇なり」じゃないけど、今生の自分と
  過去世との絡みは想像もつかないほど、深くて、神秘で
  面白い。 (笑)

ママ: セッションの内容は面白いもの、不思議なものが
 わんさかあって、 MBB基礎講座やミラクルセラピーの
 講座を受けてくれた生徒さんたちは、それを聞くのが
 楽しみだって。(笑)

 (注: ブログ掲載の許可を頂いているお話に限ります)

 再受講は無料ですから、何度でも、遊びがてらお越しくだ
 さいね!

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魂の解放(37)

さて、Tさんに話を戻すと、

Kさんに過去世を見てもらった翌日、ママはTさんにメールを
送った。

詳しいことは言わずに
「井戸に関わる過去世があるか、見てね」って。

私: そしたら?

ママ: 「探ると、悲しみが広がって・・・。
  知っている気もするのですが・・・」って、返事がきた。

「井戸の過去世」に関わる魔女の友達は、ほぼ間違いなく
Tさんなのだろう、とママは思った。

ママ: そしてね、面白いことに、「23日のミラクルセラピーの
  講座(2回目)に参加できそうです」って。

それまでは、その日の参加は難しいと言っていたので、
ママはまた何かありそう!ってワクワクした。(笑)

ママ: ちなみに、23日は「井戸の過去世」を見てくれたKさんも
  来ることになってたの。

私: うわ~! やっぱり何かあるんだね~。

「何かある」どころか、すごいことになるんだけど。

23日、当日。

生徒さんのKさん、K恵さんが先に来ていた。

Tさんが遅れてやってきた。

Tさんが部屋に入ってきた瞬間、Kさんは
(あっ! あの「井戸の過去世」の人!)ってわかったのだそう。

ママは、Tさんに「井戸の過去世」の話をした。

そしたら、Tさんが、
「20日に急に具合が悪くなって、熱も出たんです。
翌日にはケロッと治っていたんですけど」と言った。

私: え。それって、好転反応?

ママ: だと思うの。

そういうこと、あるんだねえ~って、思いながらも、
もう一度Kさんに頼んで、Tさんに直接、過去世の書き換えを
してもらった。

ママ: Kさんが不思議なことを言ったの。
 「この間やったときは鮮明に見えたけど、今日はぼんやり
  してる」って。

  つまり、もうすでに書き換えた後だから、だよね?

  そうなるんだ~って、驚いちゃった。

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魂の解放(38)

Kさんが過去世の解放をしてくれた後、Tさんが
「あのお・・・・」と口を開いた。

Tさん: マサコさんが井戸の中で死んでいるのを見てる私が
  いて、「ああ、マサコさん、死んじゃったんだ」と思ってるん
  ですけど・・・。

  そう思ってる私も、「意識」だけの存在みたいなんです。

  私も死んでるんじゃないかと思うんですけど・・・。

え?

Kさんが過去世の書き換えをしてくれている間、Tさんも目を
閉じて、同じ過去世を見ていたのだった。

そして、自分も死んでいるようだという。

ママが、リーディングをしてみる。

石畳の広場が見える。

Tさんが大勢の憲兵たちに追い詰められて、城壁を背に立ち
つくしている。

左胸を刺された。

私: なんでTさんが殺されたの?

ママ: 私が捕えられたときに、Tさんのことを「あいつだって
  同じ魔女じゃないか!あいつも捉えた方がいいぞ」って
  ことになったみたい。

ママは井戸の上に吊るされ、その後、水死するまでの間、
「なんでこんなことになったの?」って思っていた。

「なんで?」って。

一方、Tさんは、
「こんなことするつもりじゃなかった」って後悔でいっぱいだった。

「私が間違ってた」って。

原因は、ささいな口論だったのに。
単なる考え方の違いだったのに。

ふたりが共に命を落とすなんて。

ママは過去世を解放した。

やれやれ、これで一件落着、かと思いきや・・・・。

私: え~? 終わらなかったの?

ママ: Tさんがまた「胸が痛い」、って。

痛みの箇所は少しずつ移動していた。

ママ: さっきとは別の場所が痛い、って。


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魂の解放(39)

で、原因となる過去世を見に行く。

ママは、K恵さんに、
「練習になるから、やってみて?」と言った。

K恵: え~っと、緑色の服を着た男性が視える・・・。

  髪が長くて、楽器、オカリナかな?を、手に持ってる。

重要な場面に進むと、
「水の中にいる。静かに沈んでいった」と言った。

ここで、Kさんにバトンタッチする。

Kさんも、目を閉じてK恵さんと同じ過去世を視ていた。

Kさん: 不慮の事故だった。足を踏み外して・・。

  急に岩にぶつかって・・・。胸の辺りをぶつけた。

ママ: (ああ、だから胸が痛いのか・・・)

Kさん: 水の中に落ちた時にはもう意識がなかったみたい。

  もともと心疾患もあったんじゃないかな。

  順調な人生だったのに、こんなことで死ぬなんて思いも
  しなかったみたい。

  こんな形で道を絶たれて残念に思ってる。
 (彼は楽器奏者のようだった)

ママも目を閉じて、Kさんが語るのを聞いていた。

緑色のベストを着た男性が水の中をぶくぶくと沈んでいくさまが
視える。

「死にたくない!死にたくない!」

悲痛な叫びがママの意識に入ってきた。

だからか・・・。

「死にたくない!」という気持ちを持ち越してきているのだった。

ママにバトンタッチする。

ママが書き換えをした。

水の中を沈んでいく場面。
さっきと同じ。

でも、今度は意識が違った。

生きている間に音楽を通して人の役に立ったこと、
いつも悔いのないように精一杯生きてきたこと、

それを思いながら、

「これで自分の人生も終わるんだなあ」と穏やかに死を迎えて
いる。

Tさんが、
「痛みがなくなりました!」と言った。

私: やった~!

ママ: ところが。

私: まだあ?

ママ: 今度は「喉が詰まる」って。

それは幼児期退行で治った。

Tさんは講座に来た途端に、次から次へと魂の解放を
行っていた。

まるで、「このタイミングで解放するんだ」と決めてきたかの
ように。

ママ: 一番混乱したのはTさんだったと思うよ。

 平凡な日常から、いきなりわけのわからないことが連続で
 起きて。(笑)

  みんなはTさんのおかげで貴重な体験ができたけど。

私: 貴重な体験? 魂の解放のこと?

ママ: それもあるけど、今回みたいに、全員で一つの過去世
  を見に行くことができる、ってわかったこと。

今回はママも含めて3人で視に行った。

三者三様、診える場面が微妙に違った。

ママ: 同じものでも、それぞれが異なる視点から視ることが
  ある。

  たとえば、コーヒーカップを見た時に、
  
  ある人は真上から見て、丸い円しか見てなくて、

  ある人は横から見て、

  ある人は取っ手のある部分が見えて。


  カップ角度

  
    (↑ 同じカップでも、いろんな角度から見ている )


  で、全員の見たものを合わせると、1個のカップが完成
  する。

まるで、ジグソーパズルのピースを各々が拾い集めて来て、
全員でひとつの絵を完成させるようなもの。

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私: おもしろい!

ママ: うん。面白いよね~

単に、「こういう場合はこうする」というマニュアルではなくて、
こうやって、いろんなことを試みるのが、ママは大好き。

何かが閃くたびに、
「面白いこと、考えた! ちょっとみんなでやってみよう?」って。

そして、生徒さんと一緒になって、目を輝かせながら、

「すご~い!」とか、「おもしろ~い!」とか言っているのである。

(笑)


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魂の解放(40)

この日、Tさんはたくさんの過去世を一度に解放した。

3日後にTさんからメールが来た。

「あれから胸を刺す痛みはなくなっています。
喉も楽です。喉がよく締まっていたのですが、
今は息が楽です」って。

そして、最初にママのところに来ることが決まったときから、
胸がバクバクドキドキしていたのだと言った。

それが、振り返ってみると、Kさんが「井戸の過去世」を
解放した翌日あたりから落ち着いてきて、

23日にたくさんの魂の解放をやった後は、全くなくなったの
だという。

私: それって・・・・。なんでかな?

ママ: 私への罪悪感がすごかったんだよね、きっと。

  だから、「会う」と決まったときから、ドキドキし始めて、
  会っているときも、家に居ても、考えるだけでドキドキして
  たんだって。

このすべての出来事が、ママのブログに出会ってから、
2週間足らずで起きたことなのである。

ちなみに、ママの胸の痛みも消えてしまった。

今の時代はなんだかすごく加速していて。

「魂の再会」もすごい勢いで行われているようだ。

ママ: その後も面白いことがあって。

 ミラクルセラピーの次回の講座日を決めようという話に
 なって。

 KさんやK恵さんが12月7日にしたんだけど、
 Tさんは都合が悪くて、14日にしたの。

 でね、7日には、青森からの参加者のHさんが来ることに
 なってたんだけど、

 Tさんが23日の日に、「次回は14日」と決めた途端!

ママ: 翌24日に、いきなりHさんからメールが来て、

  「マサコさん、7日の予定を14日に変更は可能ですか?」って。

私: はあ~っ?

ママ: 7日でも構わないんだけど、14日の方がいいかな、って。

 Tさんがもう一度Hさんにも会いたい、って言ってたんだよね~

 なんかさ、すごくうまくできてるよね?

そのことをTさんにメールで伝えたら、

ママ: さらに面白いことを言って来て。 (笑)

「実はその後、7日でも都合がつくことになったので、
変更してもらおうかと思ったんですけど、
シータヒーリングで創造主に聞いたら、14日のままでいいと
言われたんです」って。

私: 不思議、不思議!

  そういえば、ママ、胸が痛くなる前に、
    急に突発性難聴みたいな症状が出た ことがあったでしょ?

  あれも、Tさんと関係してたの?

ママ: それはね~  (ー_ー)!!

  信じられない展開になったんだよね・・・・。


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魂の解放(41)

みんなでTさんの魂の解放を行ってから1週間後のこと。

その日はマインドブロックバスターの基礎講座の日だった。

ママ: 「臓器との対話」を教える日だったの。

  身体のいろんな臓器に話しかけてみるんだけど。

福島から月1回のペースで通って来てくれているS子さんと
練習をした。

ママが最初にS子さんにやって、次にS子さんがママにやる。

ママは、「どこの臓器にしようかな~」と考えて、

「あ、そうだ! 最近、左足の膝がときどき痛むから、膝と
話しをしてくれる?」と頼んだ。

S子さんが目を閉じて、膝と会話をする。

S子: 野球ボールぐらいの大きさの石がのっかってる。

ママ: (は?)

なんだか嫌な予感がした。

以前、友人がエネルギーの勉強をしていた時の話が脳裏を
よぎった。

その教室に来ていた生徒さんが、「最近膝が痛い」と言ったら、
先生が膝を霊視して、
「ああ、誰か女の人の念がついてるわね」って言った話。

その先生が除霊?したら、膝の裏から、細い蛇がちょろちょろ
と出て行ったのだとか。

友人は肉眼でそれが見えたと言って、興奮していたっけ。

ママは、S子さんに、
「その石って、私のエネルギーか、それとも他の人のか、聞い
てくれる?」って頼んだ。

S子さんが、
「他の人のみたいです」と言った。

やっぱり・・・・。

気になるなあ・・・。

ママが「誰だろう・・・・?」ってつぶやいたら、S子さんが
「視てみます?」と聞いてくれた。

ママ: うん。 お願い。

S子さんがある女性の特徴を言い始めた。

これぐらいの髪の長さで、こんな顔で、こういう服を着ていて、
とかなり詳細である。

でも、ママには見当がつかなかった。

そしたら、S子さんが、今度はその女性が住んでいる部屋の
様子を詳細に話し始めた。

ここにキッチンがあって、ここにテーブルがあって、ここに
その女性がこんな風に座っていて・・・・って。

部屋の様子を聞いて、ママは
「あっ!」と声を上げた。

わかった!



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魂の解放(42)

生徒さんだった。

ママ: 彼女だったのかあ・・・。

S子さん: 本人は無意識だから、気づいてないです。

ママ: うん。 そうだろうねえ。

彼女とは良好な関係である。

スピリチュアルなことをたくさん勉強していて、能力も高い
人である。

学んだことを仕事にしていきたいと言っていたけど、
まず何から始めればいいのかわからなくて、
煮詰まっているんじゃないかなあと思った。

とても真面目で優しい人なのである。

私: その人と良好な関係なのに、なんでママにくっついて
  たの?

ママ: うん、エフちゃん、その人ね、私のこと、「いいなあ」
  って、「うらやましいなあ」って思ってたみたいなの。

  すでにブログとかやってるし、こうやって楽しく
  仕事してるでしょう?

  そのことを「いいなあ」って。

私: それだけで、憑いちゃうの?

ママ: (笑) 彼女、念が強いから。
  でも、自分ではちっとも気づいてないと思うよ。

S子さんは、「寒気がする」って言ったんだけど、
ママは「平気だよ」って言った。

そして、どうしたらいいのかな、って考えた。

彼女、煮詰まってるんだろうなあ・・・・。

今、何ができるだろう?

目を閉じて、彼女の魂と話をしてみた。

ママにだって、最初の一歩があったのである。

一歩一歩、積み重ねてきたのだ。

彼女が良い一歩を踏み出せるように、話しかけて、たくさん
光を送った。

S子さんが膝の石が取れたと教えてくれた。

私: ねえ、ママ、S子さんって異常に視えてない?

ママ: そうなの!びっくりでしょう?

S子さんは最初は、ヒプノのセッションを受けに来てくれたの
である。
そのときに、映像ですごく視える人だった。

ママ: その後、マインドブロックバスターの講座に来て
  くれてるんだけど、
 「こんなに視えるの? まるで霊能者みたい!」と
 思ったのは、この2回目のときなの。

実は、S子さんはママの膝を見た瞬間から、すべてのことが
視えていたのだそう。

ママ: でね、そのとき、あの突発性難聴みたいになったこと
  が、ふと浮かんだの。

  「女の人の念」だって言われてたし。

  同じ人かな?って。

  それで、S子さんに視てもらった。

S子さんは、こう言った。

「もう、症状は治ってますよね?」

治ってる。
成田のY子さんがヒーリングで治してくれたから。

S子: だから、今は、シルエットでしか視えないん
   ですけど、 同じ女性の方です。


ママ: !!! (驚)




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魂の解放(43)

謎が解けた感じだった。

私:  治ってると、シルエットで視えるのかな?

ママ: 治ってるってことは、もう憑いてないわけだから、
  余韻だけ残ってる感じ? (笑)

以前にも、そういうことがあった。

ママ: もう2年ぐらい前かなあ。

  あるクライアントさんが来た、2~3日後だったかな。

  友人に「なんか、影が憑いてるよ」って言われて。

  そのクライアントさんだった。

私: なんで?

ママ: 彼女、「闇の人」だったんだよね。

私: 闇の人ぉ?

ママ: っていっても、こわくないよ。

  とっても、面白くてユニークな人だった。

私: その人、なぜママのところに来たの?

ママ: うん、その前に来たクライアントさんに私のことを聞いて、
  「光の人」に興味をもったみたい。

ママはどうやら今生は「光の人」側にいるらしい。

ママ: みんな、たくさんの人生を繰り返す中で、「光」とか
  「闇」とか、どっちも経験するの。

  ほら、全てのものは二面性があるでしょう?

  男性と女性とか、裏と表とか。

  だから、両方を経験しないと、「全て」がわからない。

たまたま、今生、彼女は「闇」の側を経験し、ママは「光」の
側を経験しているのだった。

ママ: その時は、今みたいに知識がなかったから怖くて、
  すぐに仲間にヒーリングをしてもらって。

  そしたら、「黒い影」が「濃いグレー」に変わった、って。

  さらに別の仲間がヒーリングしてくれて、
  今度は「薄いグレー」になったの。

  で、一週間後には「透明」になってた。(笑)

だから、今回、S子さんが「シルエットで視える」と言ったのも
納得できたのだった。

私: でも、ママ、別に「妬み」とか、悪い感情じゃなくても、
  相手に憑いちゃうって、こわいよね?

ママ: きっと、みんな知らず知らずにそういうこと、やってると
  思うよ。

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魂の解放(44)

そうなのだ。

良い悪いに関わらず、「念」が飛んでいると思う。

ママがそのことに気がついたのは3年位前である。

当時、二度ぐらいお世話になった霊能者の女性がいたのだ
けれど、

ある日、急にその人のことが気になった。

別に視てもらいたいこともないのに、気になって気になって
頭から離れない。

「なんでかなあ」と思いながら、仕方がないので連絡をして
会いに行くことにした。

ママ: 不思議なことに、予約をいれた途端、2年位会っていな
  かった「友達の友達」(Zさん)から電話がかかってきて。

なんと、Zさんもママと同じように、急にその霊能者の人が
気になって会ってきたのだという。

そして、数日後にママが来ることを聞かされて、
「へえ、偶然だなあ」と思い、連絡をしてきたのだそう。

で、ママが予約を入れた当日に、Zさんももう一度来てくれた
のだけど・・・。

私: だけど・・・?

ママ: そこで、二人が同時に霊能者の人が気になった理由
  がわかったの。

私: 何だったの?

ママ: ネットワークビジネスのお誘い。(笑)

その霊能者の娘さんが最近、ネットワークビジネスを始めた
らしい。

親として少しでも力になりたくて、「誰か会員になる人、いな
いかな」と考えたのだろう。

私: ああ、それで、ママとZさんを思いついたんだ。

ママ: うん、たぶん。

  だって、占いそっちのけで、ネットワークビジネスを
  一生懸命勧めてきたから。

霊能者だけに「念」も強かったのだと思う。

そのことで、ママは気がついたのだ。

自分がふと誰かのことが気になるとき、って。

出所が必ずしも自分の側だとは限らないということ。

相手の「思念」をキャッチすることもあるんだ、って。

ママ: でも、今まではそんなこと、考えたこともなかったわけ。

  そういうのとは無縁の世界に生きてたから。(笑)

スピリチュアルなことをいろいろと勉強して、自分が繋がる
ことのできる周波数が増えるということは、

一方通行ではなくて、双方通行になるということらしい。

ママ: こっちから向こうに行く回路ができるけど、向こうからも
  こっちに来れる、っていうことだよね?

  だから、人の思念もキャッチしてしまう。

  以前だったら、あつ~い壁があって、鈍感で、そんなこと
  気がつかなかったはずなのに。

しかも、マインドブロックバスターで「心の思い残し」を 見たり、
リーディングしたりするから、わかってしまう。
  
ママ: で、最近、面白いことがあったの。

  何かの時に、友達が心配してくれたの。

  今までだったら、

  「私のことを心配してくれてるの?ありがとう!」って
  思ってたのに、

  そのとき思わず出た言葉が、

  「お願い! 心配しないで!」 (笑)

ヒプノのセッションでも「上」の存在がよく言ってたっけ。

「心配しないで、信頼しなさい」って。

「心配」は何のプラスのエネルギーも生み出さない。

でも、「信頼」はプラスのエネルギーを送る。

それで、ママはその友達に、

「今度私のことが心配になったときは、
 ”きっと大丈夫、大丈夫!”って思ってね」
って言ったんだって。 (笑)



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魂の解放(45)

「突発性難聴の主(ぬし)」を見てくれたS子さんは、
その翌日メールをくれた。

「その女の人が、マサコさんの身体に負担をかけた事に
気付いて罪悪感を持ってしまって、また膝に石がついた
状態」って。

ママは驚いた。

罪悪感も影響するのか、って。

S子さんは、ママがちっとも気にしていないことを伝えてくれ
たらしい。

そして、金粉がついたクリスマスリースと、ポインセチアの
お花を贈ってくれたのだとか。(イメージで)

ママ: そしたらね、「マサコさんの膝がプリンとツヤツヤに
  なりましたよ」って。 (笑)

S子さんの能力は素晴らしく高くて、身体の中の状態も
映像で視えるのだとか。

それを聞いたとき、ママの中で何かが引っ掛かった。

S子さんが最初にセッションに来てくれたとき、
常に身体がだるくて、重くて、疲れているので、
今、定期的に検査をしているのだと言っていたんだけど、

「こんなに人のことがわかるんだから、逆に人のエネルギー
も受けるんじゃないの?」って。

他人のエネルギーを受けているのに、気がついてない人って
けっこう多い。

昔、ヒプノを勉強してた頃、こういう世界の話が面白くて
面白くて、知識は増えていったけど、

「浄化」のことなんて知りもしなかった。

そのうち、

いろんなエネルギーのことが分かり始めるということは、
自分もまたそういうエネルギーの影響を受けるのだと
気がつき始めた。

ママ: 自分の居る空間の浄化も、自身の浄化も必要だよね。

ママはセッションルームは誰かが来る前と、帰った後に
必ずホワイトセージを炊いている。

たまに、誰かが来たときに、ホワイトセージの残り香があって、
「わ~、これ、いい匂い」と言う人がいるんだけど、

ママ: そういう人って、インディアンの過去世があるの。(笑)

  ホワイトセージの煙で燻す浄化法は、ネイティブアメリカン
  が古来から用いてきた方法だから。

  あと、身体の浄化は「お塩」を勧めてる。

  お風呂に入るとき、一掴みの粗塩を浴槽にいれて、
  「塩風呂」にする。

  シャワーの場合は、粗塩を全身にまぶしてから、洗い流す。
  (髪の毛も)

  これで、自分についている余計なエネルギーを祓うの。

S子さんにこの方法を教えたところ、早速その日にやってみ
たのだそう。

ママ: 「お塩で浄化したら、身体が急に軽くなりました!」って、
  メールがきたの!

  そして、 腎臓が「お水を飲んで」とか、ふくらはぎが
  「マッサージして」とか要求してきたんだって。 (笑)

私: じゃあ、身体が重いとか、いつもだるいとか、っていうのは
  自分にいろんなエネルギーがついてたってこと?

ママ: そういうこともあるかなって。

たとえば、エステとか、指圧とか、美容師さんとか、直接
他人の身体に触る人は、浄化をした方が良いと思う。

MBBやリーディングだって、手に触るだけで、相手の情報を
読み取れるぐらいなんだから、

毎日仕事で長時間、人の身体に触れる人は、特に相手の
エネルギーを受けやすいかもしれない。


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魂の解放(46)

さて。

14日に青森のHさんと、Tさんがミラクルセラピーの講座を
受けることになったいきさつは前述の通りですが・・・。

ママ: 結果から言うと、やっぱり「必然」だったの。

この日は過去世リーディングを学んだ。

対人関係に特化して、

良い関係の場合には、
「あの人とはどういう縁があるのだろう」とか、

良くない関係なら
「なぜこういうことになってるんだろう」とか。

対人関係の縁は、ほぼ100%過去世から来ているので
(良くない関係の場合には)過去世を見ることで改善する例
が多い。

練習では、Tさんが、Hさんとの「縁」を見に行った。

ママ: 二人は過去に姉妹だったの。

  Tさんがお姉さんで、Hさんが妹。

今生の再会の理由は、Hさんが幼くして亡くなり、
それを悲しんだTさんが再会を望んだからだった。

次に、ママが自分とHさんとの縁を見に行った。

ママ: 驚き! 兄弟だったの。

ママがお兄さんでHさんが弟だった。

時代はかなり古い日本。

古墳時代ぐらいだろうか。

ふたりとも白い服を着て、髪は「みずら」に結っている。

みずら


葦が茂る池か沼のような所にいる。

次の瞬間。

弟であるHさんが何かに足をとられて、あっという間に水の中に
沈んでしまった。

葦が邪魔で弟に近づけない。

ママは気が狂ったように弟の名前を呼び続けた。

目の前に現在のHさんが居るんだけど、ママの意識は
当時にタイムスリップしているので、悲しみと罪悪感で
胸がいっぱいだった。

涙が出てきた。

「ごめんね、ごめんね」

そばにいながら、弟を溺死させてしまったことの後悔と罪悪感。

それを謝りたくて、今生Hさんと再会していたのだった。

ママ: エフちゃん、もちろん、Hさんとの過去世はこれひとつ
  ではないと思うの。

  何度も何度も出会っているはず。

でも、このときの罪悪感は、Hさんとのたくさんの過去世の
中でも、今生のママに強く影響していたのだと思う。

ママ: 潜在意識はとても賢くて、手放す必要のあるものから
  順次見せてくれるから。

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魂の解放(47)

この日のTさんは、「歯が痛い」と手で頬をおさえながら
やってきた。

ママは、「もしかして、また過去世・・・?」って思った。

案の定、次から次へと過去世が出てくる。

過去世を見て解放すると、痛みが治まるのだけど、また
別の部位が痛くなったりする。

「歯」というか、顎というか、咬みあわせというか・・・。

ママもこんなケースは初めてでびっくりした。

Tさんはこのタイミングでたくさんの過去世や幼児期から
引きずっている感情を一気に解放しているようだった。

ママはそのことを「良かった」と思っていたんだけど・・。

ママ: ちょっと考えさせられたこともあって。
  
  前回は左胸を中心に痛みが次々と出て来て、過去世を
  解放したでしょう?

  その後に、
あの「井戸の過去世」を解放してくれたKさんが
  ミラクルセラピーの講座に来て、こう言ったの。

  「Tさん、あの過去世の件で、マサコさんに悪いことを した
  っていう罪悪感で悩んでないかしら?」って。

ママは、「まさか?」って思った。

そんなこと、あるはずがない。
だって、あれは、はるか昔の過去のことだし。

それに、「解放」といっても、セッションでちょっと見ただけだし。

でも、その日、Tさんは
「実はあれから大変だったんです」って言った。

罪悪感が襲ってきて、ど~んと落ち込んだのだとか。

それも、かなり。

ああ、やっぱり、Kさんの直感は当たっていたんだ。

Tさんは、「落ち込んでいたとき、Kさんの顔が浮かんだ」と
言った。

「へえ?」

そんなこともあるのか~、ぐらいにママは思っていたんだけど。

ママ: 実はね、この日の前日に、
あの「突発性難聴」似の
  症状を視てくれたSさんが
、マインドブロックバスター講座の
  3回目に来ていたの。

  その日は、「心の思い残し」っていうのをやったんだけど、
  練習をしたら、Sさんが、
  私に「心を思い残している人」がいるっていうの。

  それでね、今回もまた透視の如く、よく視えて。(笑)

  それがなんとKさんだったんだよね。

私: Kさん? なんで?

真相は後日わかった。

ママがKさんに、Tさんがやはり罪悪感を感じていたのだと
メールで報告をしたら、こんな返事が来たのだった。

「Tさんに会ってからずっと気になっていました」って。

「マサコさんに何度も相談しようかと思っていたのですが、
忙しくて今に至ってます」って。

Kさんの「心配」の念がママにもTさんにも飛んでいたらしい。

(笑)

ママ: それほど、繋がってるってことだよね?

  ここに来てくれてる人たちって、魂の深いところで繋がって
  いる人たちなんだろうなあ・・・。

そう思うと、人生はやはり神秘的で、そして、面白い。

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魂の解放(48)

Tさんが過去世を見て罪悪感を感じたことは、意外だった。

ママにとっては初めてのことだった。

でも、「過去世を見た=罪悪感を持つ」ではないと思う、
ってママは言った。

「罪悪感を持ちやすいこと」の方に何か問題があるんじゃ
ないかな、って。

Tさんの場合には幼児期の解放もたくさん出てきた。

ママ: 最近は「罪悪感を手放す」ために来る人がとても多い
  んだけど、問題は、

  その罪悪感がどこから来ているのか、ってことだよね?

過去世からの影響も、もちろんある。

幼児期の影響もけっこう多い。

ママ: 幼児期の影響っていうのはね、

  たとえば、「自分は価値のない人間なんだ」とか、

  「自分なんて」とかね、

  自分のことを好きになれない、

  自分に自信がないとか。

  大人になって、自己肯定、自己受容ができてない人は

  幼児期に親に十分、自己肯定できる言葉かけをして
  もらってないことが多いの。

ママの知り合いにN美さんという人がいる。

彼女には容姿端麗、頭脳明晰なお姉さんがいる。

子供の頃、いつも友達から
「お姉さん、すごいね!あんなに美人で頭が良くて」と
言われていたそうである。

子供心に「じゃあ、私は? 私はだめなの?」って思っていた
のだそう。

でも、彼女のお母さんがことあるごとに、
「お姉ちゃんはお姉ちゃん、あなたはあなた。
あなたにはあなたの良さがある」って言ってくれていたので、

彼女は卑屈になることもなく、人と自分を比較することもなく、
自分のことが大好きな大人に成長できたのだとか。

子供の頃に受け取った言葉は潜在意識の中にしっかりと残る。

そして、それが大人になっても影響する。

ママ: もっとすごいのはね、「胎児期」のときの影響。

私: お母さんのお腹の中にいるとき?
  そんなのが影響するの?


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魂の解放(49)

ママ: 胎児期の影響はと~っても大きい。

  お腹の中にいる時に、周囲の声は全部聞こえているし、
  誰が何を考えているのかもわかるから。

  たとえば、自分が女の子なのに、
  「男の子だといいね」なんて周りが話していたりすると、
  すごいショックを受ける。

  「自己否定」されているのと同じだから。

  「自分なんて生まれてこなければよかった」とか、
  「男に生まれたかった」って言う人には、

  胎児期の影響を受けている人が多い。


「それとね」って、ママは話を続けた。

ママ: 母親のお腹の中にいる時には、まだ潜在意識の中に
  どっぷり浸かってる。

  ヒプノでたまに出てくるんだけど、
  お腹の中で
  「あ~あ、これからの人生、面倒くさいなあ」って思ってたり
  するの。 

  自分が予定している人生のシナリオを全部わかっている 
  から、

  「これからあっちの世界に行くと、こんなことがあって、
  こういう人間関係に巻き込まれて、それからこうなって・・・。
  ふう~っ・・・(ため息)」って。(笑)

私: それでも、生まれてくる?

ママ: うん。 生まれてくる。ちゃんと本人の意思で。

「お母さんの意識をそのまま自分に受け取ってしまうことも
ある」って、ママは言った。

たとえば、とても心配性の人がいて、それはどこからくるの
だろうと探っていくと、胎児に行きつく。

ママ: お母さんが心配症なの。

  よくある例が、一度流産を経験していたりすると、お母さん
  が、「この子はちゃんと育つかしら」って心配していて、
  それをお腹の中にいる胎児が受け取っちゃう。

私: そういう場合は、どうするの?

ママ: セッションで「心配性」を解放すれば大丈夫。

お腹の中にいる時に、「自己否定」されていると感じたり、
こちらの世界に生まれてくることをつらいと思っている赤ちゃん
には、

「光」をプレゼントするのだという。

ママ: その時々で、「虹色の光の玉」だったり、「白い光」
  だったり、さまざまなんだけど、

  「その光が今後のあなたの人生をずっとサポートし続ける
  から大丈夫だよ」、って伝えるの。
  
  そうすると、その人の生まれてから、今の年齢に至るまで
  の人生が変わる。

  「心」への影響が変わるの。

  つまり、現在の本人に変化が起きる。

  実際には「時間」そのものがないから、そういうことが
  可能なの。

「ちょっと不思議な話だけどね~」って、ママは言った。

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魂の解放(50)

.さて、10月から始めた「ミラクルセラピー」について・・・。

ママ: 嬉しいことが続いているので報告をしておくね・・・。

  生徒さんやクライアントさんから、
  「是非、マサコさんのセッションのやり方を教えて」と言わ
  れてスタートしたんだけど、

  実は始めるまでにとても躊躇したの。

ママは偶然に「リーディング」ができるようになったんだけど、
はたしてそれを教えることができるのかな?って、疑問だった
んだって。

スピリチュアルな世界のツール(手法)はたくさんある。

そのひとつに「チャネリング」や「リーディング」もある。

そういうツールは、もともと霊能者とか、そういう人にしかでき
ないものだとママは思っていた。

現にヒプノを習っていた頃、リーディングを習っている友人がいて、
「みんなできるようになるの?」って聞いたら、
「そうでもない」って言ってたし、

その友人も結局できないままだった。

ママにとってはず~っと「別世界」の話だったんだけど、

ひょんなことからそれができるようになって、

「あれ? これ、誰でもできるかも~」って思って、周りの仲間
たちに
「やってみて?」って試したら、み~んなできちゃって。(笑)

ママ: でも、仲間にはヒプノを勉強している人が多かったから、
  そうでない人にもできるかな?って、ちょっと心配だったの。

ところが、である。

「モニター」さんでお願いして始めてみたら、
みんな難なく「リーディング」ができるのである

ママ: 心配は杞憂に終わったのよね。

  みんな、どんどんできちゃうの。

  それが嬉しくて、ちょっと報告したかったの。(笑)

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