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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

浄化隊(40)~ヨーロッパ

今回R子さんを訪問した国には、もうひとりミラクルセラピー講座の
生徒W子さんが在住している。


年末に一時帰国する予定があると聞いて、日本で会えるね!と
喜んでいたのに、ママが急きょ訪欧することになったので、
すれ違いになるのでは?と危惧していたんだけど、

天はちゃんと采配を振ってくれているらしく、

ママが帰国して3日目に会えることになった。


W子さんが家まで来てくれると言うので、
ママは生徒さんたちに声をかけて集まってもらい、
総勢8名の賑やかな「スピリチュアル会議」を開催した。

    
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ママはこの機会をY子さんの最終講座にしようと思っていた。

ミラクルセラピー講座の最終回は、総まとめになるので、
できれば対面で行いたかった、

奇しくも、R子さんには訪欧して行い、
W子さんには一時帰国のチャンスを使って行えたので、

ママ: パーフェクトだったね!(笑)



W子さんのリーディング力の高さは承知の上だったので、
早速、過去世リーディングから復習することにした。

ママ: そうそう! 今日はTさんも来てくれてるから、
  TさんとR子さんの過去世での縁を見てくれる?

W子さんが「は~い」と目を閉じる。

W子: ふたりの子供が見える。4~5歳ぐらい。
  R子さんが女の子で、Tさんが男の子。幼馴染だね~。

  場所は・・・・、ヨーロッパ、たぶん、18世紀のオランダ。

  ふたりとも木靴を履いてる。

  石畳の街並みで、はしゃぎながら追いかけっこをしている。

  大人になって、TさんはR子さんに恋心を抱いているんだけど、
  気持ちを伝えることができない。

  R子さんはそれに気づいてない。ほかに好きな人がいる。

  そして、その人と結婚して、子供はいないけど、仲睦まじく
  暮らしている。

  Tさんは生涯独身を貫いている。

  R子さんのことを想って、ちょっと寂しげだけど、
  でも暖かい目で見守ってる。


ママが、「この過去世は書き換えが必要ですか?」と聞くと、
今回再会したことで、すでに解放されているから、不要だと。


今回、なぜふたりが再会することになったのかを聞いてみる。


Tさんが、「R子さんはどうしてるのかなあ」と気になって、
会いに行きたかったのだという。

ママ: ふうん・・・・、そうなんだ・・・。

  
バイキングの過去世の解放も必要だったんですか?


W子: 
それが、メイン。

ママ: (やっぱり!)

  どんな過去世でしたか?


W子: TさんとR子さんが一緒に船で出たけど、帰って来なかった。

ママ: 私は?

W子: マサコさんは陸で待つ人。

ママ: どうして二人は帰って来なかったの?

W子: 嵐で船が沈んだ。

  もうだめだ、ここで死ぬんだと思った瞬間、
  二人とも、すごく後悔してる。

ママ: 私が、出航するのを止めていたから?

W子: そう。 

  だけど、二人は、「大丈夫だよ!」って(船に乗っちゃった)。

  3人はとても固い友情で結ばれていた。

  3人の間には深い絆があった。

  だからこそ、
  マサコさんが止めるのを押し切って行っちゃった二人は
  もう帰れないとわかったとき、とてもとても後悔した。


ママ: 嵐に会った場所はわかりますか?

W子: F島の辺り・・・・。 そこまで遠征していた。

ママ: その船には、R子さんの親族、Eさんも乗っていた?

W子: う~ん・・・・、
   乗組員がいっぱいいて、そこまではわからない。


W子さんがリーディングしている間、
ママとTさんは驚いて、何度も顔を見合わせた。

この時点で、
W子さんには旅の報告をまだ何もしていなかったのだ。


だから、彼女はママたちがどんな過去世を解放してきたのかを
全く知らなかったのである。


私: それなのに、ズバリ当てちゃったんだ~!

ママ: うん。 詳細に。 本当にびっくりした。






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浄化隊(41)

このあと、今度は、ママとW子さんがなぜ今生再会したのかを
見に行くことにした。


ママ: え~っと、じゃあ、今度は、A美さん、お願い~。


現役生徒のA美さん。

「え~! 緊張する~」

こんなとき、ママは、
「あ、そう? じゃあ、その緊張を外そうか」って言って、
先にクリアリングする。  (笑)

で、「A美さん、はい、どうぞ~」


A美: え~っと、昭和初期かなあ・・・。
  いがぐり頭の二人の男の子が見える。
  はなたれ小僧みたいな。


(一同、どっと笑う。)

A美: 二人は幼馴染でとても仲がいいんだけど、
  大人になってから仲が悪くなる。

  マサコさんがやってる仕事にW子さんが不満を持ってるみたい。

ママ: 私は何の仕事をやってたの?

A美: たぶん・・・、金貸し? 高利貸しかも。

  で、W子さんは、大好きだった友人のやっている仕事だから
  理解してあげたいとは思うんだけど、

  逆に、信頼している友人だからこそ、
  そんなことをやっているのが許せない。

  「なんで、よりによってあいつがそんなことやってるんだ?」って。

  忠告するんだけど、マサコさんは、「(お金に)困っている人が
  いるから、やってるんだろ?」って言って、耳を貸さない。

  結局、仲たがいしたままふたりは生涯を終えるんだけど、
  そのことを後悔している。


解放のイメージを見に行く。


A美: ふたりが殴り合いの大ゲンカをしてる。

  W子さんは、さっきのストーリーでは自分の意見を遠慮がちに
  しか言えなかったけど、今度はバンバン言ってる。

  存分に殴り合って、最後は二人で肩を組んで
  「あはは・・・」って笑ってる・・・。

  マサコさんは彼の忠告を受け入れて、金融関係ではある
  けど、銀行業のような仕事に転職してる。

  そして、生涯、仲の良い友人だった。


ママとW子さんは、そのストーリ―を聞いて、握手で和解した。(笑)


ママ: このあと、面白いことがあったの。


ママは別の生徒のK子さんに、

「今の過去世でほかに見るべき場面があるか、見に行って?」
と頼んだ。


実は、誰かが見た過去世を、ほかの人が見に行くこともできる。

それをこの場で練習してもらおうと思ったのだ。


K子さんにやり方を教えて、見に行ってもらった。


K子: え~っと、男の子が見えます。

  刈り上げ頭で、メガネをかけて、ぼ~っとした少年です。

  その子は、この二人の近所に住んでいて、たぶん2歳ぐらい
  年下だと思います。


ママは愉快になった。


その子はこの6人(ママとW子さん以外)の誰かに違いない。


「この部屋にいますか?」と聞いてみた。

K子: え~と・・・・・、あ! A美さん?

A美: やっぱりそうですよね! 私だと思った! (笑)

本人も聞いていて、ピンときたらしい。


ママは無意識でA美さんを指名して過去世を見に行ってもらった
けど、きっと、その時の幼馴染だったからだろう。


私: 不思議だね~! そういう偶然!

ママ: すべては必然!

私: そっか! (笑)


この日の講座はまだ続く。





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浄化隊(42)

さて、W子さんが、

「チベットの首都ラサに行かなくちゃと思ってる」と言った。


旅行に行きたいと思う場合、たいていその国での過去世が
ある。

で、リーディングをしてみたところ・・・


W子: 赤い服を着たお坊さんが見える。

ラサにいたらしい。

W子: 暗い部屋の中、、ろうそくの灯りで写経をしている。

この人生では志半ばにして亡くなったのだという。

W子: だから悟りを開くまでは行きつけなかった。


ママがそのお坊さんに、
「この過去世を解放したいですか?」と聞いてみる。

W子: 実際に訪れてほしいって言ってます。


ママ: ねえ、エフちゃん、R子さんを訪ねた時に、
  Bさんという人のチベット時代の過去世を解放したでしょう?

  そのBさんと人生で関わりがあったのかを聞いてみたの。

W子: 彼とは、ラサで一緒だった。(同期の)仲間だった。


ママ: なぜ今生、ヨーロッパで再会したの?

(注: R子さん、W子さん、B氏はみんなその国で
 国際結婚をしていて、友人同士である)

W子: そのときの過去世での考え方とかが今の二人に
  影響していて、それで引き寄せた。

ママ:(そうなんだ~)


ふと、こんなことを思った。

ママ: 日本にいながらにして、過去世を(リーディングして)
  解放できる場合もあるのに、
  なぜ今回、私とTさんは現地まで足を運んだの?

W子: その土地の空気とか、環境とか、その場に行かないと
  味わえない「波動」があって、(魂が)それを求める場合は、
  現地まで行った方がいい。

ママ: なるほど~

  あ! でも、今回は、自分では「行きたい!」とか、「行かな
  くちゃ!」とか全然思ってなかったのに、なんでだろう?

W子: 自分の「希望」と、「やらなくてはいけないこと」とは
  違う。

ママ: 私が「やらなくてはいけないこと」は、何だったの?

W子: 浄化。 自分の過去世の解放。

  今回(解放した)過去世は、持ち越してきた度合が強かった。

  だから現地まで行った方が、そのときの感情が強く蘇るから、
  解放のためにはその方が良かった。

「すご~い納得! W子さんって、ほんとによく視えるね~」
って、ママは喜んでいた。


ほかにもいろんなワークをやって、W子さんはこの日
「ミラクルセラピー講座」を修了した。 

 
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ママ: 感慨深かったね~

  最初は(昨年の3月に)スカイプセッションを受けてくれて、
  その際に、
  「わあ!ミラクルセラピーって、面白いですね! 
  私も習いたいけど日本在住じゃないから残念!」って。


ちょうどそのころ、毎月青森から通ってくれている生徒さんが
いて、交通費がかかるし、それが気になっていたママは、

「いずれスカイプでのセッションも検討しなくちゃって思ってます」
って、何気なく口にした。

そしたら、W子さんが、
「本当ですか? 私、第1号になります!」って言ってくれて、

「えっ? そうですか? う~ん・・・、じゃあ、やってみましょうか」
って。


そもそもはそんないきさつだったのだ。

ママ: それが1年もしないうちに、「浄化隊」としてその国を
  訪問することになるなんてね。 (笑)

  すべてはW子さんがきっかけだったから、
 今回、「ミラクルセラピー」の最終講座で初めて会って、
 修了書を渡すっていうのが、なんだかジ~ンとくるというか、
 感謝でいっぱいっていうか・・・・


もちろんすべてはシナリオだったのだろうけど、

ママ: でも、感動するよね~

それに初めて会ったW子さんは、本当に素敵な人だった。






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浄化隊(43)

W子さんたちが帰った後、部屋を片付けてママが布団に
入ったのは、夜中の2時ごろ。

昏々と眠り続けて、目が覚めたら、夕方の5時だった。

15時間も眠っていたことになる。(笑)


ママ: よっぽど疲れてたのかな。

ママは解放のセッションが楽しくて楽しくてたまらない人で、
やればやるほど魂はワクワクして元気になるんだけど、

残念ながら、3次元の肉体は同じスピードではついて行けず、
こんなふうにエネルギーチャージが必要になるらしい。


「とにかく、これでヨーロッパ浄化隊は終わったあ!」って
ママは伸びをしていた・・・。


が、その3日後。

Tさんからメールが来た。

実家に戻ったら、安心したのか、疲れが出たのか、
よく寝ていると書いてあった。

ママ: うんうん、同じだ~。
  彼女も疲れてたんだろうなあ・・・。

まるで「戦友」のような想い。(笑)


Tさんは、
夢をたくさん見ていると。

そして、
朝になるともう思い出せない夢が多い中、
はっきりと覚えている夢があって、

それは、青黒い海の中に首を切られ、
目玉が転がっている、というもの。

この夢の意味を知りたいので、
時間のあるときに誘導をしてもらえないだろうかと。


ママ: 「夢」を見ているときは、潜在意識の世界に100%
  潜っている状態なの。

  つまり、寝ているときは、魂の世界に戻っているの。

だから、「夢」の中で過去世に戻って、浄化をしているときも
あるのだとか。


Tさんはバイキングの浄化の続きをしているのかもしれない、
ってママは思った。


翌日、電話をしてみる。

ママが誘導して、Tさんはその夢の中へ戻っていく。


わかったことは・・・・

やはりヨーロッパの過去世だったこと、

Tさんはバイキングだったこと、

西暦692年か792年のどちらかに、嵐に会ったこと、

仲間が懸命に舵をとり、なんとか船体を立て直そうとしたが、
結局、船はバラバラになり、海に沈んでしまったこと。


海の底で長い時を経て、遺体は朽ち果て、
今は頭部の骨のみが残っている。

それも時間の問題で土に帰ることだろう。

周囲には、仲間の骨が点在しており、船の残骸も見える。

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ママが「何か気持ちを感じますか?」と聞いてみる。

「(沈む時)ちょっと悲しかったけど、でも、悔いはないなあ」とTさん。

バイキングの人生を堪能したようだった。


このあと、書き換えをしたいというので誘導してみると・・・。

全く同じストーリーだったが、

海の底に眠る骸骨たちが、楽しげに踊りながら空に昇っていく。

そして、口々に、「俺たち、海の男だよなあ!」と笑いながら
光に帰って行った。


ママは、(あれれ? これ、やっぱり浄化じゃない?)って思いながら、

「なぜ、今この過去世を夢で見たの?」と聞いてみた。


Tさん: ヨーロッパでは、
  (私たちが)大きい仕事をやっていたので、
  小さい過去世たちは、「自分たちもやって欲しい!」
  と願い出ることができなかった。

  向こうの地で大きな重石をとったことで、
  こういった小さな難破の過去世も浮上することができた。


ママはそれを聞きながら、「忍者の浄化の時と同じだ~」と思った。

あのときも、最初に名のある武将たちを浄化し、
そのあとに家臣たちが、われもわれもとやってきたっけ


Tさんが、「えっ? じゃあ、またあのときみたいに、
これからも続くのかな?」と不安げな声。

ママ: (笑) ううん、もう個々じゃなくて、
  ヨーロッパの土地全体とか、
  バイキングが活躍した海域全体とか、
  広範囲をいっぺんに光に 帰せばいいんじゃないかな?

Tさん: (ほっとして)そっか!


このとき、ママはまだ気づいていなかった。

これこそが、これからやるべきことを示唆してるってことに。


 第33章~堕天使の救済

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