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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第2章(6)~生まれ変わり

ねえ、ママ、Aさんは過去世の中のお姉ちゃんが今のママなんだ、って、どうして、わかったの? 
ママも、そのときの弟が今のAさんだって、なぜ、わかったの?」
 

「それ、みんな聞くんだよね・・・」


ママは、「う~ん・・・」と言ってしばらく言葉を探していた。


「何となく、わかるんだよね・・・。
体験すると、あ、こんな感じか、とわかるんだけど・・・。
強いて言えば、目かな・・・」


「目?」


「うん、セッションのときは、過去世の中に出てきた人の
目を見てください、って言うようにしてる」


例えば、家族が出てきたとき、
お母さんだったとすると、「どんな感じの人ですか?」と聞く。

「優しそうな人です」とか答えが返ってくるんだけど、
「では、目をよく見てください」と言って目に意識を向けさせると
「あ、今の母です!」なんて具合にわかるんだそう。


つまり、目が今生のその人と同じ、ってこと?


「そういえば、いつだったか、お茶してたときに、
生徒のTさんが、突然、美加さんに向かって
”あ、美加さんって、僕が江戸時代に一方的に恋してた町人の娘だ!” って 言ったんだよね」


その時に、
「目でわかった!目が同じ!」って言ってた。


目に魂が宿るのかな・・。


ちなみに、ミミさんの場合は、過去世の人の顔に、今生の人の顔がふ~っと重なって見えるのでわかるんだとか。        


美帆さんの場合は、過去と現在の人が同一のオーラを発しているのでわかるんだそう。              


ママの場合は面白くて、過去世の人なのに、その人の顔だけは
今生の顔になっているんだって。


え? それって、よく観光地とかにある「顔出し写真」みたい!
なんか、笑える・・・。


 第3章~過去世の見え方

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