
次にママがヒプノに関わったのは、それから2年後だったと思う。
この時もネットサーフィンしていて、たまたまユーリさんのHPに行き当たった。
ユーリさんというのは、 「中落合の仙人」とも呼ばれている人で、とても誠実で博学なベテランセラピストさん。
2年前の苦い経験があるママは正直迷ったと思う。
あの12月中旬の寒い日、
あまり暖房の効かない部屋で、寒さとお香の煙にむせながら
セッションに集中できなかったことを思い出していた。
ヒプノセラピーに関してあまり良い印象はなかった。
でも、ママの悩みは深刻だった。
だから、この時もママは思い切って予約を入れた。
そして、これがママの運命を変えることになった。
何しろ、セッションの部屋に通された途端、、ママは目を疑った。
え? うそ! この部屋、知ってる!
ドアを入ると、すぐ左側に机。 右側にはベッド。
中央には丸いテーブルと、椅子が2脚。
そして、石油ストーブ。
ママの記憶では、ストーブではなく、暖炉だったんだって。
暖炉の赤い火をはっきり覚えているって。
なぜ、この部屋を知ってるんだろう?
ユーリさんは「どこかで似たような部屋を見たのかも知れませんね」と言った。
でも、違う。
ママは確かに、「この部屋」を知っていると思ったんだって。
さて、ユーリさんは不思議な人だった。
30分も話すと、ママはユーリさんのことがとっても好きになった。
大人になってから、しかもわずか30分くらいで、「この人、好き!」なんて思うことは滅多にない。
だから、ママは自分の感情にも驚いたらしい。
それもそのはず、ユーリさんはかつてママにとって「姉弟子」のような存在の人だったんだから。
それがわかったのは、この1年半後に再び会った時。
話をしていたら、突然ユーリさんの顔がインドの女の人の顔に見えた。
黒髪で、額に赤紫のビンディー。
このときは、ママはすでにヒプノの勉強をしていたのでそういうことがわかったのだと思う。
自分の人生で出会うべき人には、ちゃんと計画していたタイミングで出会うようになっているらしい。
この時もネットサーフィンしていて、たまたまユーリさんのHPに行き当たった。
ユーリさんというのは、 「中落合の仙人」とも呼ばれている人で、とても誠実で博学なベテランセラピストさん。
2年前の苦い経験があるママは正直迷ったと思う。
あの12月中旬の寒い日、
あまり暖房の効かない部屋で、寒さとお香の煙にむせながら
セッションに集中できなかったことを思い出していた。
ヒプノセラピーに関してあまり良い印象はなかった。
でも、ママの悩みは深刻だった。
だから、この時もママは思い切って予約を入れた。
そして、これがママの運命を変えることになった。
何しろ、セッションの部屋に通された途端、、ママは目を疑った。
え? うそ! この部屋、知ってる!
ドアを入ると、すぐ左側に机。 右側にはベッド。
中央には丸いテーブルと、椅子が2脚。
そして、石油ストーブ。
ママの記憶では、ストーブではなく、暖炉だったんだって。
暖炉の赤い火をはっきり覚えているって。
なぜ、この部屋を知ってるんだろう?
ユーリさんは「どこかで似たような部屋を見たのかも知れませんね」と言った。
でも、違う。
ママは確かに、「この部屋」を知っていると思ったんだって。
さて、ユーリさんは不思議な人だった。
30分も話すと、ママはユーリさんのことがとっても好きになった。
大人になってから、しかもわずか30分くらいで、「この人、好き!」なんて思うことは滅多にない。
だから、ママは自分の感情にも驚いたらしい。
それもそのはず、ユーリさんはかつてママにとって「姉弟子」のような存在の人だったんだから。
それがわかったのは、この1年半後に再び会った時。
話をしていたら、突然ユーリさんの顔がインドの女の人の顔に見えた。
黒髪で、額に赤紫のビンディー。
このときは、ママはすでにヒプノの勉強をしていたのでそういうことがわかったのだと思う。
自分の人生で出会うべき人には、ちゃんと計画していたタイミングで出会うようになっているらしい。

