
それはママが友達のSさんのセッションをやったときのこと。
現在気になっている、何人かのパーソナリティ達を呼んでみることにした。
その中の一人は・・。
Sさんは、食事の時に、何故か”食べなくちゃいけない” という気持ちがあって、 (食べたいわけでもないのに)無理をして沢山食べてしまうんだって。
結果、体重が増えていってしまう。
その理由を知りたいと言う。
該当するパーソナリティが出てきた。
ママが、「どんな感じですか?」と聞いてみる。
人の姿をしているとは限らない。
色だけの時もあるし、三角や四角 の形の場合もあるし、いろいろ。
この時はマシュマロみたいなぷくぷく太った人が現れたんだって。
「あなたはどうしていつも無理をして食べるの?」
とママが聞いた。
「・・・・・」
「何か原因があるんですか?」
「う~ん・・・食べると、愛で満たされる感じがします」
ママは少し考えて、こう尋ねた。
「あなたは何歳くらいからSさんのパーソナリティさんになったの?」
やや、間があって、
「9歳・・・」
「9歳の時に何があったの?」
「新しいお母さんがきました」
(注:Sさんの実母は彼女が5歳の時に亡くなっている)
「ああ・・・」とSさんは思い出すかのように、
「(育ての)母が、(食事の時に)そんなにうつむいてまずそうに食べないで 、顔をあげてもっとおいしそうに食べて、と言ったので・・・・」
Sさんがうっ、と涙声になる。
「何でも・・・・美味しそうに・・・食べることが・・・、母への愛情表現だと・・・・」
ママはもらい泣きしそうになるのを懸命にこらえながら、
「マシュマロさん、今もうSさんは大人になって、
育ててくれたお母さんも光の世界に帰って、
だから、もうそんな風に一生懸命食べなくてもいいんですよ」と言った。
ママは他のパーソナリティたちに聞いた。
「誰か、マシュマロさんにアドバイスをあげられる人はいますか?」
(注:これが大事。解決策は必ず自身の中にある。
大抵は、ふっと浮かぶ)
しばらくして、別のパーソナリティが言った。
「食べなくても愛情はもらえるんだよ」
「マシュマロさん、それを聞いてどうですか?」
「私はその方法を知りません。
・・・・・・ああ、(そのパーソナリティが)感謝すればいいんだよ、って教えてくれました」
食べなくても、感謝をすればいい。
「(マシュマロさんに)どうですか?出来そうですか?」
「はい、やってみます」
「Sさん、どうですか?」
「はい、できそうです」
その時、Sさんが言った。
「あ! マシュマロさんが細くなっていく!」
Sさんの育てのお母さんはとても優しい人だったそう。
でももう9歳になっていたSさんは実母のことも忘れられず、
なかなか「お母さん」と呼べなかったと言う。
そんなSさんにとって、お母さんが作ってくれた食事を
おいしそうに食べることが(その時の彼女にできる)精一杯の愛情表現だった。
そして、お母さんの喜ぶ顔を見ることで、
彼女もまたお母さんの愛情を感じていられたのだと思う。
サブパーソナリティは、何かの原因となるきっかけがあって自身の中に存在するようになる。
「何故かわからないけど、沢山食べなくちゃ、と思ってしまう自分」の 、「何故」は、9歳の時から存在していたマシュマロさんの存在だった。
原因が明らかになり、自身で解決策を見出すことで、
Sさんの心からマシュマロさんはいなくなった。
その時、Sさんが言った。
「あ、扉の向こうから、小さい女の子が入ってきました」
現在気になっている、何人かのパーソナリティ達を呼んでみることにした。
その中の一人は・・。
Sさんは、食事の時に、何故か”食べなくちゃいけない” という気持ちがあって、 (食べたいわけでもないのに)無理をして沢山食べてしまうんだって。
結果、体重が増えていってしまう。
その理由を知りたいと言う。
該当するパーソナリティが出てきた。
ママが、「どんな感じですか?」と聞いてみる。
人の姿をしているとは限らない。
色だけの時もあるし、三角や四角 の形の場合もあるし、いろいろ。
この時はマシュマロみたいなぷくぷく太った人が現れたんだって。
「あなたはどうしていつも無理をして食べるの?」
とママが聞いた。
「・・・・・」
「何か原因があるんですか?」
「う~ん・・・食べると、愛で満たされる感じがします」
ママは少し考えて、こう尋ねた。
「あなたは何歳くらいからSさんのパーソナリティさんになったの?」
やや、間があって、
「9歳・・・」
「9歳の時に何があったの?」
「新しいお母さんがきました」
(注:Sさんの実母は彼女が5歳の時に亡くなっている)
「ああ・・・」とSさんは思い出すかのように、
「(育ての)母が、(食事の時に)そんなにうつむいてまずそうに食べないで 、顔をあげてもっとおいしそうに食べて、と言ったので・・・・」
Sさんがうっ、と涙声になる。
「何でも・・・・美味しそうに・・・食べることが・・・、母への愛情表現だと・・・・」
ママはもらい泣きしそうになるのを懸命にこらえながら、
「マシュマロさん、今もうSさんは大人になって、
育ててくれたお母さんも光の世界に帰って、
だから、もうそんな風に一生懸命食べなくてもいいんですよ」と言った。
ママは他のパーソナリティたちに聞いた。
「誰か、マシュマロさんにアドバイスをあげられる人はいますか?」
(注:これが大事。解決策は必ず自身の中にある。
大抵は、ふっと浮かぶ)
しばらくして、別のパーソナリティが言った。
「食べなくても愛情はもらえるんだよ」
「マシュマロさん、それを聞いてどうですか?」
「私はその方法を知りません。
・・・・・・ああ、(そのパーソナリティが)感謝すればいいんだよ、って教えてくれました」
食べなくても、感謝をすればいい。
「(マシュマロさんに)どうですか?出来そうですか?」
「はい、やってみます」
「Sさん、どうですか?」
「はい、できそうです」
その時、Sさんが言った。
「あ! マシュマロさんが細くなっていく!」
Sさんの育てのお母さんはとても優しい人だったそう。
でももう9歳になっていたSさんは実母のことも忘れられず、
なかなか「お母さん」と呼べなかったと言う。
そんなSさんにとって、お母さんが作ってくれた食事を
おいしそうに食べることが(その時の彼女にできる)精一杯の愛情表現だった。
そして、お母さんの喜ぶ顔を見ることで、
彼女もまたお母さんの愛情を感じていられたのだと思う。
サブパーソナリティは、何かの原因となるきっかけがあって自身の中に存在するようになる。
「何故かわからないけど、沢山食べなくちゃ、と思ってしまう自分」の 、「何故」は、9歳の時から存在していたマシュマロさんの存在だった。
原因が明らかになり、自身で解決策を見出すことで、
Sさんの心からマシュマロさんはいなくなった。
その時、Sさんが言った。
「あ、扉の向こうから、小さい女の子が入ってきました」

