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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第6章(9)~サブパーソナリティ -9

ああ、30歳くらいの私と女の人(お母さん)が居ます。
二人とも同じくらいの年頃です。」


Sさんは続けた。

「私が、どうしてもクリアしたい課題があると言ったら、
その女の人が、”じゃあ、私がお母さんになってあなたを生んであげるわ”って 言ってます」。


「その課題とは何ですか?」とママは聞いた。


「人を許すことです。
私は何度も何度も生まれ変わってその課題にチャレンジしたけど、いつもクリアできなかった。
だから今回はどうしても、絶対にクリアしたい、って言ったんです」


人を許すためには、「許せない人」の存在が必要だ。
その役を買って出たのがSさんのお父さんだった。


「継母もここにいる・・・・」とSさんがつぶやいた。


人生のシナリオはこうして作られていた。


Sさんはもう泣いていなかった。

「ああ、そうだったんだ・・・・」
と言うような顔をしていた。(ように思う)

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