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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第7章(4)~木村藤子先生-4

青森に到着して1泊し、翌朝、木村藤子先生を訪ねた。


待合室には何人かの相談者が居て、皆、自分の予約した時間が来るのを待っていた。

悩み事を抱える人達で、部屋の空気は重苦しかった。


だけど、ママは単なる付き添いで、自身は別に相談事もなかったから 、至って気楽な気分でいたという。


何しろ、傍観者にすぎないのだから。


しかし、このあと、ママを叩きのめすような出来事が待っていた。


そうとは知らないママは呑気にEさんの付き添い気分で
一緒に(神殿の)部屋に入っていった。


部屋に入る時、何故か木村先生の突き刺さるような、冷たい視線を 感じたような気がした。


ん? 気のせい?


ママとEさんはソファに座った。


やはり、冷たい視線を感じる。
それも、ママにだけ・・・・。

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