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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第7章(5)~木村藤子先生-5

挨拶が済むと、Eさんがあらかじめ用意してきた質問を順番に尋ね始めた。


ママ:(先生の冷ややかな目が気になる・・・・)


Eさんは病気のことや仕事のことを尋ねていた。


先生は質問のたびに神棚の方を向いてしばらく手を合わせ、
その後、お告げを伝えてくれた。


ママは付き添い(のはず)だったので、口を開くこともなく、黙って二人の会話を聞いていた。


そして、Eさんが、ママとの関係について聞いた時。


先生は突然ママのほうを向いて、恐い顔で
「この、マサコさんという人はスゴイ人です」と言った。


ママは一瞬ほめられているのかと勘違いしそうになったが、
先生の冷たい視線に、すぐにそうではないとわかった。


先生は畳み掛けるように、
「この人はひどい人です」と続けた。

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