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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第8章~レイキ(1)

それは、ママがヒプノの教室に通い始めて1ヶ月くらい経った頃。


突然、「レイキのアチューンメントを受けることにした」と言った。


それ、なあに?


「よくわからないけど、手からエネルギーが出るんだって」


きっかけは・・・・
何でも、教室で前世退行の練習をした時に、困った体験をしたのだという。

ママはその時はクライアントの役だった。
 

「ひとつの人生を見た後に、肉体を離れて、中間世へ行くでしょう?
その時に、セラピスト役の人が、”あなたの魂がす~っと上にあがっていきます”と 誘導してくれたんだけど、(緊張していたせいか)上に行けなくて、 中間世の淵に両手でぶら下ったまま、”助けて~”って・・・・・・(笑)」


その時は先生がすぐに来て上げてくれたんだけど、
ママは今度は自分がセラピスト役をやる時に、
ちゃんとクライアントさんを上げられるかなって心配になってきちゃったんだって。


「それで、何度も何度もしつこく、”上にあがっていきます”って誘導したの。
そしたら、後でクライアント役の人から、
”ちゃんと中間世に行ってたのに、もっと上に、さらに上に、ってどんどん上げられちゃって、(笑い)」 と言われたの。


じゃあ、、どうしたらいいんだろう?と思って何気なく先生のやるのを見ていたら、 言葉の誘導だけではなくて、一緒に手を動かしている。


「アレは何をやってるんですか?」と聞いたら、
「レイキだよ、って」


「上に」という言葉と一緒に手を上に挙げるしぐさをしながら、エネルギーを添えているのだという。


注意して見ていると、 リラクゼーション(注:体をリラックスさせていく)の時も手を添えている。


「それにセッション後もぼ~っとなってたら、直接額とかに手を当ててくれるんだけど、本当にとっても暖かくて気持ちがいいの」


それで、レイキがセッションの役に立つのなら、私もやろう!と ママは思ったんだって。

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