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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第8章~レイキ(2)

アチューンメントは、ファースト、セカンド、サードの3段階で行われる。


ママが通っている教室でも受けられることがわかり、ママはすぐに申し込んだ。


(後々、ママは、「ねえねえ、エフちゃん、ママ、よく申し込んだよね?だって、レイキは宇宙エネルギーを手を媒介して流す、いわゆる”手当療法”だと言われても、そんなの、雲を掴むような話じゃない?


しかも、アチューンメントって、頭とか肩とか、何箇所かに手を置くだけなんだよ?
レイキの入ってる人が別の人を触ると、その人もレイキが流れるようになるなんて、伝染病でもあるまいし?」と言った。


ママは本当に慎重な性格で、どちらかというと石橋を叩いて渡る方だから、自分でも自分の取った行動が信じられなかったと言う)


でも、いきさつはどうであれ、ママがこの時点でレイキのアチューンメントを受けることは はるか昔から決まっていたことだった。


(それは後にヒプノのセッションで明らかになる)


さて、1回目にとりあえずファーストとセカンドをやることになった。


アチューンメントをやってくれるのは、スタッフのKさん。


そして、予約の日。


椅子に座り、目を閉じる。


これを受けると、先生たちのように手からエネルギーが流れるようになるのかな。
 

半分、ドキドキ・・・・。
半分、ワクワク・・・・。


「合掌して下さい」とKさんが言った。


ママはそっと両手を合わせた。


その時。
前方に見たこともない人が現れた。

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