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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第9章~レイキで見た過去世(2)

家を飛び出したのだ。
自由を求めて。


次は25歳の場面へ、と誘導してもらうと・・・。


(ママ)「・・・・・真っ暗です」


このように次々と年齢を重ねていく場面を見ているときに急に真っ暗になった時には、亡くなっている可能性が高い。


それでは、あなたが亡くなる寸前の場面へ、とセラピストが言った。


そこには、22歳で道端に(行き倒れのように)倒れているママがいた。


ママは自由になりたくて家を飛び出したものの、すぐにみんなとは住む世界が違うことに気付いた。
それで家に戻ろうとしたのだが、自身に違和感を感じ、そして、自分の両手を見て愕然とする。


既に力を失っていた。


ママ(が生まれた家)の一族は皆生まれた時からヒーラーのような力を持っており、 それを人々のために役立てる使命を担っている。
ママはそれを放棄した。
だから、「大いなる存在」に力を取り上げられてしまったのだ。


そう、ママが教室でAさんとのセッションをやったとき、Aさんが過去世で火山の神を鎮める役を放棄して、やはり「大いなる存在」から力を取り上げられたのと同じだった。


ママは生きるエネルギーすらも失い、後悔の念に苛まれながら絶望のうちに死んだ。


あの時Aさんは中間世で、
「自分が決めてきた使命は全うしなければならない」と言っていたが、
ママもやはり中間世で超意識(高次の存在)から、
「やるべき使命を決めて生まれてきた時は、それを遂行しなければいけない人生のときもある」と言われた。


セラピストに「この人生を振り返って思うことは?」と聞かれ、ママは泣きながら 「(家族に)ごめんなさい・・・・。人々のために使える能力を持っていたのに、それを捨てちゃったから・・・・。 そういう一族を選んで生まれてきたんだから、自分が決めてきたことは全うすべきだった」と言った。


最も悲しかったのは亡くなった後の場面だった。


それは・・・・。

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