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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第13章~高次の存在(2)

ママが(最初の)ヒプノの教室の卒業を間近に控えたある日のこと。

その日、ママは友人であるT.Iさんの4回目のセッションを行っていた。

幼児期退行の後に、バースビジョンを見に行った。

T.Iさんは親との確執を抱えている上に、仕事のこと、家庭のこと、健康上のこと、とひっきりなしに 問題に直面していた。

ママはそれを見かねてヒプノセラピーを申し出たのだが、
毎回退行で出てくる場面があまりにも壮絶で、
なぜ、こんな大変な人生設計をしてきたのだろうとの疑問から
魂が今生の計画を立てた場所へと誘導したのだ。

T.Iさん:  「白い雲の上にいる・・・。 白い布を被った、ひげのはえているおじいさんが居て、小さい子供が傍にいる。ああ、この子は私だ。
おじいさんは左手をその子の肩において、ぎゅっと抱きせている感じ。 」

生まれてくる前のビジョンを見に行くと、雲の上にいると答える人が多い。 赤ちゃんの姿で、これから生まれる家や親を見下ろしている。

自分で親を決めて降りてくる子が多いが、中にはおじいさんが 「あそこにしなさい」と言ったからと答える人も結構いたりする。

ママはT.Iさんのそばにいるおじいさんは、彼女のハイヤーセルフなのかなと思いながら、

「その方に聞いてみて。 ”私はこれから生まれていくの?”って」と言った。

T.Iさんは「うん」とうなづいた。

「どんな人生の計画があるの?」とママは聞いた。

すると、意外な答えが返ってきた。

「その人の代わりに生まれるって言ってる」

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