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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第12章~潜在意識(6)

うん。Kさんとママが古代ギリシャで兄妹だった過去世を見に行ったときでしょ?

「そう。ママはその過去世があまりにも信じがたくて、それでKさんに過去世のセッションを やらせてもらったの。
もちろんKさんにはママが見た内容は言ってなかったの。
だからもしも、”ふたりが古代ギリシャで関わっていた過去世”と誘導して、Kさんがママと同じものを 見たら、その話しは真実だったと考えられるでしょ?」

でも、結局その過去世には行かなかったんだよね?

「うん。かなり古い時代、アジアとヨーロッパの間位の小さな村の過去世が出てきたの。
その村ではね、1日の終わりに村人達が山に行って小石を積み上げる風習があるの。
そして、その時にその日の楽しかったことや悲しかったことを言いながら石を積むんだって」

その言葉には「言霊」があった。

「今日、この過去世を見たわけは?」とママはハイヤーセルフに聞いた。

答えはこうだった。
「古代ギリシャの過去世は真実である。だが、今日は重要な過去世を優先して見せた」

覚醒後にKさんは
「この過去世は僕だけではなくて、マサコさんにも必要だったから見せられたんだよ」と言った。

え? そうなの? なんで?

「ハイヤーセルフは、ヒプノセラピーは”言葉による誘導”ではなくて、”言霊で行うものである”って 言ったんだって」

ママにはとっても必要な言葉だった。

何故なら、ここ2年くらいの間、ママの頭から「言霊」という言葉が片時も離れることはなかったから。

ある時ふと「言霊」と浮かんだんだって。

でも、そういえば、木村先生も「言霊って、言ってたよね?

「うん。エフちゃん、”言霊”って、言葉によるエネルギーなんだけどね、 世界の言語の中でも、言霊を持つのはサンスクリット語以外では日本語だけだと 言われてるんだって」

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