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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第13章~高次の存在(8)

「T.Iさんが伝えるべき”偉大なる愛”というのは、三次元の私たちにわかるように(いうと)どういうことですか?」と聞くと、おじいさんはゆっくりとした口調で、

「両手を広げて・・・すべてのものを包めるような愛」と答えた。

そして、
「それはT.Iさんに限らず、人間ひとりひとりが必要とすることですよね?」と聞くと、
「うん」とうなづき、
「自分が愛を持たなければ、まわりの人間に愛を気づかせるのは難しい」と言った。

ママ: 「自分が愛を持たなければ、まわりの人も愛に気づかない?」

「そうです」

ママ: 「まず自分から愛を与えること?」

(強い口調で) 「そうです!」

ママ:「あなたは・・・・、どういう存在の方ですか?」

「私は・・・、いつも雲の上にいます。
宮殿の椅子に・・・腰掛けています。
いつも・・・、見ています」

えっ? 宮殿?

ママはもしかすると自分が勘違いしているのかも、と気が付いた。
この人はT.Iさんの過去世でのお父さんではないのかも・・・。

そこで、こう聞いてみた。

「あなたはT.Iさんだけのお父様ではなくて、全ての人のお父様のような役割の方ですか?」

「そうです」

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