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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第13章~高次の存在(9)

やっぱり・・・・。

ママの脳裏に、「偉大なる父」という言葉が浮かんだ。
神のような、創造主のような存在として使われている言葉なのだと思うけど・・・。

聞いてみることにする。

「上から見ている方というのはあなたおひとりなんでしょうか?
それとも、他にも沢山のそういった方がいらっしゃるのでしょうか?」

「沢山はいません。数人・・・」

ママ: 「数人いらっしゃるのですか?」

「はい」

ふうん・・・。 どうやら「偉大なる父」の位置づけとは違うらしい。

ママ: 「ということは・・・私の父親役でもあるということですか?」

「あなたのお母さんを知っています」

ママ: 「私の母親?」

田舎の母を知っている?

「一緒に・・・雲の上に居る・・・・・ベールを・・・かぶって・・・白い・・・」

ベール? ああ、田舎の母のことを言っているのではない。

ママ: 「それはすべての人のお父さん、お母さんという意味とはまた違うのですか?
あなたはすべての人のお父さんであり、その白いベールを被った人はすべ ての人のお母さんですか?」

「ちがう・・・何人かいます」

ママ: 「何人かいるんですか?」

「あなたのお母さんは・・・・知っている人・・・」

ママ: 「私の母親は、あなたが知っている人?
では、わたしのお父さんもいるということですか?」

「お父さんは、いません」

ママ: 「みんなそれぞれお父さんかお母さん的な存在の方がいらっしゃるんですか?」

「はい」

ママ: 「その方たちが雲の上からいつも見守って下さっている?」

「はい」

教室で習ったハイヤーセルフや超意識という存在とは別の人なんだろうか?


ママ:「お聞きしたいことがあります。あなたはいわゆる、高次の自分であるハイヤー セルフや、私たちがセッションで使っている”超意識さん”とは別の方ですか?」

すると、こんな答えが・・・。

「私の中に・・・・・・ひとりです。 私の中に・・・・・・ひとりです」

「私はヒプノセラピーをやっていますが、いつも私たちのセッションの中で、超意識さんとか、ガイドさんという方にいろいろアドバイスを お聞きすることがあります。
そういった存在の方の位置づけというのは、三次元の私たちにはわかっていないんですけども、それはあなた達のことなんでしょうか?
それとも存在的にはまた別なんですか?」

「違います。私たちの中に、それぞれ、いるのです」

覚醒後、T.Iさんはその時に見えていた映像を説明してくれた。

そのおじいさんの(魂)の中に、全ての存在が含まれているような感じだったよ、って。

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