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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第13章~高次の存在(11)

ママ:「この姫しゃらの木がある家に招いてもらったのは、何か意味があったんですか?」

「そうです」

ママ:「この木が呼んでくれたんですか?]

「木と・・・・空と・・・・・空気・・・・」

ママ:「この木に何か私がしてあげられることはありますか?」

「ありません。 あなたが、木に支えられてれているのですから」

そうなんだ・・・・・。

ママ:「私がつけた、しゃらちゃん、という名前は気に入っていますか?」

(おかしそうに)「んふふふふ・・・・いいですよ~」

そして、こう言った。
「あなたのお母様が・・・あなたの部屋の・・・・窓からみえる・・・空と木に・・・いつも光を・・・ 注いでくれてます」

ママ: 「・・・・・・!」

「あなたのお母様が・・・・・・ベールから・・・・・・・手を出して・・・・・・あなたに・・・光を・・・注いでいます」

引っ越してきたとき、最初にセッションを受けに来てくれたのがT.Iさんだった。

T.Iさんは部屋に入るなり、「この椅子はこっち」と言って、セラピー用のリクライニングチェアの場所を 窓際に移したのだ。

そして、その椅子に座ると、「そうそう、この景色」と言った。

窓際に座ると、真横の窓の外には姫しゃらの木があり、
その木の上には建物に切り取られた空が広がる。

不思議なことに本当にその空から光が降り注いでいるような気がする。

「なぜ、この場所だと思ったの?」とママが聞くと
T.Iさんはにっこり笑って「何となく」と答えた。

T.Iさんとママは過去に出会ったことはないそうだ。
ただ、300年ほど前に「同じ魂」のグループに属していたのだとおじいさんは教えてくれた。

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