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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第14章~6人の謎(3)

ミミさんは6人の中のひとりなの?

「うん。そうだよ」

他には?

「美帆さん、美加さん、Hiroさん、うららちゃん」

その年の暮れ、12月31日にママは美加さんとセッションの練習をした。

「今見るべき過去世へ」と誘導してもらうと、
見えてきたのは綺麗なお花畑。

なんだかとても平和でのどかで次元の高い星のような気がする。

白いワンピースをひらひらさせながら
楽しそうにたわむれている妖精のような女の子達。

そこへ、一人の女の子がかけてきた。
「ねえ、見て、見て!」

手にはチラシのようなものを持っている。

「なあに? なあに?」と女の子達が集まってきて、その紙を覗き込んだ。

「地球使節団だって!
今後の地球の変革期に合わせて、お手伝いに行く人を募集してるの」

「へえ!それ、良いことじゃない!」

みんなは顔を見合わせる。

「行こうか?」

「うん!行こう、行こう!」

あ、待って! そんな軽いノリで決めないで!大変なことなんだから!と、ママは催眠下で慌てている。

が、彼女達はたちまちぴょ~ん!と地球に飛び降りた・・・・・。

チラシを持ってきたのはミミさんだった。

そして集まってきたのは他の5人のメンバーである。

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