聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第15章~人生のシナリオ(11)

え~っと、つまり、竜神様は、そのアロマの教室の時から、ママに目を付けていて、
二人が知り合いになるように、席を工夫し、
ある時がきたら、Y子さんがママに連絡をとり、
そして、ヒプノをやるように仕組んだ、ってこと?

「うん。そうなるよね。だって、外で会ってたら、ヒプノはできないもんね」

でも、竜神様は、なんで、ママとY子さんが知り合いになるように仕組んだのかな?

その理由は、セッションの後のY子さんの説明で明らかになった。

Y子さんには何らかの事情があり、毎晩寝る前に竜神様にお祈りをしていたのだそう。

ある時には、竜神様のメッセージを聞いたかのように思ったこともあったのだとか。

確信は持てなかったらしいが・・・・。

それで、「いつか、会えるといいね」って、話しかけていたのだとか。

ああ、それを竜神様が聞いて、ママのヒプノを通じて会えるようにしたんだ!

「うん。そういうことだよね」

竜神様は最後に、また、
「お前はいい奴だなあ」と繰り返し、
そして、
「お前も頑張れ」と言った。

「あなたは本当に神様なの?」とママが聞くと、

「神様だった」と謎の言葉を残して、姿を消した。

神様だった、って言ったの?どういう意味かな?

「きっと、何か事情があるんだろうね」

Y子さんの詳しい事情は分からないが、
このヒプノのセッションが必然で行われ、
それが彼女の役に立ったのならば、ママはそれだけで良かった。

それに・・・・。

次の日に、不思議なことが起きた。

ママは通勤電車の中でこのセッションのことを思い返し、
心の中でこう言った。

「あなたが、本当に竜神様だったのなら、証拠を見せて」

すると!

電車の中から見える空の雲のひとつが・・・。

「くっきりと竜の形をしてたの!エフちゃん、信じられる?」

ママとY子さんの間には、この日を境に、更にいろいろと不思議なことが起こり始めたのだが、
それは、また後日・・・・。

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