
呼び出したすべてのパーソナリティが揃った所で、ママは、
「誰か一番に発言したい人はいますか?」と聞いた。
と、J子さんがくすくす笑った。
「ワンちゃんです」
どうやら、ワンちゃんが一番に名乗りを上げたらしい。
よほど言いたいことがあるのだろう。
ママは、
「何でも言いたいことを言って下さい」と話しかけた。
すると・・・・。
「仲間に入れて欲しい」
「うん・・・。ワンちゃんはいつも家の外にいるけど、どんなことを 考えているの?」
「みんなと一緒に居たい。一人は寂しい」
ああ、やっぱり・・・。
窓の外から前足でガラスをカリカリと引っかくのは、 家の中に入れて、と訴えているんだ・・・・。
ママはちょっぴり切なくなった。
「ワンちゃんは、過去世で、J子さんやその家族と縁があったの?」
「・・・・・・・・・・」
突然、J子さんが涙声になった。
「・・・ネコでした・・・」
ああ、そうだったんだ・・・・。
「昔、飼われていたのね?」
(涙声で)、「うん」
「また会いたくて、来てくれたの?」
(涙声で)、「うん」
「ねこちゃんのときは、おうちの中でずっと(みんなと)一緒だったの?」
J子さんがシクシクと泣き出した。
言葉が詰まって、出てこない。
(この場合、泣いているのは、ワンちゃんではなく、J子さんである。
ワンちゃんは、ママの質問にJ子さんの口を借りて答えているが、 それを聞きながら、J子さん自身が泣いているのだ)
「だから、今度も一緒に居たいのね?」
(涙声で)、「うん・・・」
「誰か一番に発言したい人はいますか?」と聞いた。
と、J子さんがくすくす笑った。
「ワンちゃんです」
どうやら、ワンちゃんが一番に名乗りを上げたらしい。
よほど言いたいことがあるのだろう。
ママは、
「何でも言いたいことを言って下さい」と話しかけた。
すると・・・・。
「仲間に入れて欲しい」
「うん・・・。ワンちゃんはいつも家の外にいるけど、どんなことを 考えているの?」
「みんなと一緒に居たい。一人は寂しい」
ああ、やっぱり・・・。
窓の外から前足でガラスをカリカリと引っかくのは、 家の中に入れて、と訴えているんだ・・・・。
ママはちょっぴり切なくなった。
「ワンちゃんは、過去世で、J子さんやその家族と縁があったの?」
「・・・・・・・・・・」
突然、J子さんが涙声になった。
「・・・ネコでした・・・」
ああ、そうだったんだ・・・・。
「昔、飼われていたのね?」
(涙声で)、「うん」
「また会いたくて、来てくれたの?」
(涙声で)、「うん」
「ねこちゃんのときは、おうちの中でずっと(みんなと)一緒だったの?」
J子さんがシクシクと泣き出した。
言葉が詰まって、出てこない。
(この場合、泣いているのは、ワンちゃんではなく、J子さんである。
ワンちゃんは、ママの質問にJ子さんの口を借りて答えているが、 それを聞きながら、J子さん自身が泣いているのだ)
「だから、今度も一緒に居たいのね?」
(涙声で)、「うん・・・」

