
それで、サチエさんの場合もうまくいったの?
「それがね・・・」
ママはくすっと笑った。
「信じられない展開になっちゃって・・・」
ママはサチエさんを、その縄文時代へと誘導した。
最初の場面。
サチエさんは、「神社が見える」と言った。
自分は30歳位の男性で、暗い部屋の中に座っている、と。
そこで何をしているのかと聞いてみると、つかまって閉じ込められているのだという。
ママは勝手に、ああ、村人たちに閉じ込められたのかなと推測しながらも、
なぜ、閉じ込められたの?と聞いてみる。
「遊んでばかりいて、仕事をしないからです」
え?
自分は神主の息子なのだが、仕事はしないで、毎日遊び呆けているので、村人たちから白い目で見られているのだという。
そのことをどう思うか聞いてみると、
「ふん!と、思っている」という答え・・・。
あの縄文時代の過去世には行かなかったようだ。
ちなみにいつの時代かと聞いてみると、西暦700年代、奈良時代だという。
次の場面。
「夜です。山の中をひとりで彷徨っています」
あまりの放蕩ぶりに、村を追いだされたのだという。
そして、彼は滝のそばで、雷に打たれて死んでしまった。
まだ40歳だった。
ママは呆気にとられていた。
サチエさんはすご~く真面目な人で、この過去世はおよそそぐわない気がした。
ママ、なんでそんな過去世に行っちゃったのかな?
「うん、もちろん、中間世で聞いてみたの」
「それがね・・・」
ママはくすっと笑った。
「信じられない展開になっちゃって・・・」
ママはサチエさんを、その縄文時代へと誘導した。
最初の場面。
サチエさんは、「神社が見える」と言った。
自分は30歳位の男性で、暗い部屋の中に座っている、と。
そこで何をしているのかと聞いてみると、つかまって閉じ込められているのだという。
ママは勝手に、ああ、村人たちに閉じ込められたのかなと推測しながらも、
なぜ、閉じ込められたの?と聞いてみる。
「遊んでばかりいて、仕事をしないからです」
え?
自分は神主の息子なのだが、仕事はしないで、毎日遊び呆けているので、村人たちから白い目で見られているのだという。
そのことをどう思うか聞いてみると、
「ふん!と、思っている」という答え・・・。
あの縄文時代の過去世には行かなかったようだ。
ちなみにいつの時代かと聞いてみると、西暦700年代、奈良時代だという。
次の場面。
「夜です。山の中をひとりで彷徨っています」
あまりの放蕩ぶりに、村を追いだされたのだという。
そして、彼は滝のそばで、雷に打たれて死んでしまった。
まだ40歳だった。
ママは呆気にとられていた。
サチエさんはすご~く真面目な人で、この過去世はおよそそぐわない気がした。
ママ、なんでそんな過去世に行っちゃったのかな?
「うん、もちろん、中間世で聞いてみたの」

