
Rさんの人生といつも一緒なのだという。
猫ちゃん: 外にいたときもあるし、部屋の中にいたときもあるし、
いつも・・・いつもそばにいた。
ああ、それって、ペットとして飼われていたときもあるし、野良猫だっ
たときもあるってことかなあ?
ママ: その時はいつも猫ちゃんなの?
それとも、他の動物だったときもあるの?
猫ちゃん: うん。鳥だったり、犬だったり、羊だったり・・・。
でも、いつもそばにいる。
ママ: ふうん・・・?
ねえ、猫ちゃん、(もしかして)人間ひとりひとりに必ずそういう存在が
いるの?
猫ちゃん: (強い口調で)いる!
ママ: (本当に?)みんな?
猫ちゃん: うん!
求めたときに居る。
求めないと、気が付かない。
ママ: そっか。たとえば、毎朝、家の庭にくる小鳥だったりすること
もあるわけだ。
人間が気がついてないだけなんだ。
猫ちゃん: うん。
ママ: あっ!
ママは、また太尾さんのサオイン物語を思い出した。
猫のサオインが、太尾さんに、こう言ったのだ。
「ずっと昔、あなたがチベットで勉強していた若い男の子だったとき
から、私はあなたのことを知っているの。
私はある寺院に住むネズミだった。
あなたが瞑想しているとき、傍に行ってはくすぐってたわ。
それにあなたが古代の文書を読んでいた時にも、
傍にいてあげたの」
そして、
サオインは太尾さんを手助けする主要なガイドのひとりであり、
その関係は何 千年も続いているのだと。
第20章~ヒプノの世界
猫ちゃん: 外にいたときもあるし、部屋の中にいたときもあるし、
いつも・・・いつもそばにいた。
ああ、それって、ペットとして飼われていたときもあるし、野良猫だっ
たときもあるってことかなあ?
ママ: その時はいつも猫ちゃんなの?
それとも、他の動物だったときもあるの?
猫ちゃん: うん。鳥だったり、犬だったり、羊だったり・・・。
でも、いつもそばにいる。
ママ: ふうん・・・?
ねえ、猫ちゃん、(もしかして)人間ひとりひとりに必ずそういう存在が
いるの?
猫ちゃん: (強い口調で)いる!
ママ: (本当に?)みんな?
猫ちゃん: うん!
求めたときに居る。
求めないと、気が付かない。
ママ: そっか。たとえば、毎朝、家の庭にくる小鳥だったりすること
もあるわけだ。
人間が気がついてないだけなんだ。
猫ちゃん: うん。
ママ: あっ!
ママは、また太尾さんのサオイン物語を思い出した。
猫のサオインが、太尾さんに、こう言ったのだ。
「ずっと昔、あなたがチベットで勉強していた若い男の子だったとき
から、私はあなたのことを知っているの。
私はある寺院に住むネズミだった。
あなたが瞑想しているとき、傍に行ってはくすぐってたわ。
それにあなたが古代の文書を読んでいた時にも、
傍にいてあげたの」
そして、
サオインは太尾さんを手助けする主要なガイドのひとりであり、
その関係は何 千年も続いているのだと。


