聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(10)

Rさんの人生といつも一緒なのだという。

猫ちゃん: 外にいたときもあるし、部屋の中にいたときもあるし、
      いつも・・・いつもそばにいた。

ああ、それって、ペットとして飼われていたときもあるし、野良猫だっ
たときもあるってことかなあ?

ママ: その時はいつも猫ちゃんなの?
    それとも、他の動物だったときもあるの?

猫ちゃん: うん。鳥だったり、犬だったり、羊だったり・・・。
       でも、いつもそばにいる。

ママ: ふうん・・・?
     ねえ、猫ちゃん、(もしかして)人間ひとりひとりに必ずそういう存在が
     いるの?

猫ちゃん: (強い口調で)いる!

ママ: (本当に?)みんな?

猫ちゃん: うん!
      求めたときに居る。
      求めないと、気が付かない。

ママ: そっか。たとえば、毎朝、家の庭にくる小鳥だったりすること
    もあるわけだ。
    人間が気がついてないだけなんだ。

猫ちゃん: うん。

ママ: あっ!

ママは、また太尾さんのサオイン物語を思い出した。

猫のサオインが、太尾さんに、こう言ったのだ。
「ずっと昔、あなたがチベットで勉強していた若い男の子だったとき
から、私はあなたのことを知っているの。
私はある寺院に住むネズミだった。
あなたが瞑想しているとき、傍に行ってはくすぐってたわ。
それにあなたが古代の文書を読んでいた時にも、
傍にいてあげたの」

そして、
サオインは太尾さんを手助けする主要なガイドのひとりであり、
その関係は何 千年も続いているのだと。

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