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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第20章~ヒプノの世界(2)

ママの友人、Rさんのセッションの話。

Rさんがある時、具合が悪くなった。

そして、どうも原因がはっきりしない。

2か月ほど自宅療養をしていたんだけど、気分のいい日は
外に出られるようになったと聞いて、ママは、ヒプノのセッションを
やってみない?と声をかけた。

当日の朝起きて、体調が良かったら行くね、とRさんは言った。

ママはRさんが必ず来るという確信があったんだって。
このころのママはヒプノに関する直観が鋭くなっていたから。

というか、セッションをやらなきゃ!と思いつくときは、
まず間違いなく、その人を守っている存在がママを使っているとき
なんだ、とママは言った。

そういう時は、閃くのと同時に、なんだかそわそわと落ち着かなくなるから
すぐにわかるんだって。
そして、居ても経っても居られずに、本人に連絡をするんだって。

不思議なことに、必ずセッションをする流れになるのだという。

案の定、Rさんも、「今日は調子がいいから行けそう」と連絡が来た。

「面白かったのはね、その40分後ぐらいだったかなあ」
と、ママは思い出すように言った。

お掃除をしていたら、突然、猫のイメージがきた。

あれ? もしかして・・・。
Rさんが飼ってる猫ちゃん?

ママは心の中で話しかけてみた。

あなたはどんな猫? 
黒?  それとも、白と黒のブチ? 三毛猫?

「そしたらね!」
と、ママはちょっと興奮気味に、
「薄い茶色のふわふわっとした猫のイメージがきたの」

そして、その猫が、「Rさんに伝えたいことがある」と言ったような気がした。

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