聖なる樹のヒプノセラピー物語      

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第21章~時空を超えた再会(40)


「恨む、って?」

すると、Tさん(の過去世)が、
「悔しかった・・」と言って、涙を流した。

「自分の意志ではないのに戦地に行かされ、見ず知らずの人に殺さ
れるなんて!」

ああ・・・、そうか!
そういうことだったんだ!
ママはようやくわかった。

学問をやりたかった。
家族と過ごしたかった。
それなのに、強制的に戦争に駆り出され、
何ひとつ悪いことをしたわけでもないのに、
見ず知らずの人から虫けらのように命を奪われ、
人生を断ち切られてしまった。

彼は怒りと恨みの念を持って死んでいったのだ。

だから、Tさんは「人が苦手」なんだ・・・。
「人」に恨みを持っているから。
「人」に怒りを感じるから。

過去世の深い深い心の傷を引きずっているんだ・・・。

そして、ハイヤーセルフは、
「そのことを恨んではいけないよ」と。

ママは、ハイヤーセルフに、
「この時のことが、今のTさんに影響を及ぼしているんですね?」と
確認してみる。

そう。でも、今日、こうやってセッションを行ったことで、少し心の傷が
癒えるはず、と教えてくれた。

すごい過去世だね、ママ・・・。

「うん。ねえ、エフちゃん、人間って、本当にいろんな人生を積み
重ねながら生きてるんだね・・・・。
それぞれの人生で残したり、閉じ込めてしまった感情がこうやって
持ち越されて、影響してたりするんだね・・・」

ママは、セッションをやるたびに、
人間が繰り返し生まれ変わっては、いろんな「想い」を体験してい
る様子を目の当たりにして、「愛しい」感情で胸が一杯になるのだ
と言った。

そして、目を潤ませながら、私を見る。
「みんな、輪廻転生を繰り返してるんだものね・・・。
エフちゃんとだって、こうやってまた再会してるんだものね・・・」

このあと、ママがどんな行動を起こすかは、容易に想像がつく。

私をぎゅうって抱きしめて、こう言うの。
「愛してる!」って。

・・・・・・・・。

ほら、やっぱり!

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