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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

神様のお使い(22)

優しくて、ピュアな心を持っていて、人のために一生懸命
ヒーリングをする。
それなのに、
「得体がしれない」「気味が悪い」と存在を否定されて、
魂が傷つき、人間不信に陥る。

美帆さんはずっとそんな人生を繰り返してきているようだった。

自分がとてもピュアだから、
自分の中には「黒いもの」がないから、
だから、他人が自分に向ける「黒いもの」が理解できない。
そういった感情が、なんなのか、わからない。

ママ:ねえ、エフちゃん、もちろん、美帆さんが、そういう
   過去世ばかりを生きてきたわけじゃないのよ。
   人間は何十回も、何百回も生まれ変わるらしいから。
   人のために一生懸命ヒーリングをしたのに、魔女狩り
   みたいな目にあったいくつかの過去世が、今生の美帆
   さんに影響しているってことなの。

そして、なぜ影響しているのかといえば、美帆さんの今生
のテーマが、そういった感情から解き放たれ、人間不信を
払拭することにあるからなのだと、ハイヤーセルフは言う。

ママ:つまり、今生は、そのテーマをクリアするチャンスでも
  あるってことだよね?

しかし、大きな問題があった。

「目」である。

美帆さんは、過去世でみんなから向けられた、悪意のある
「目」が、こわくて忘れられないのだ。

ママは、かつてHiroさんが同じことを言っていたのを思い
だした。

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