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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

神様のお使い(24)

美帆さんは悩んでいた。
「私は人が好きじゃないのかも・・・。
いや、すごく好きなんだけど、好きじゃない部分もあるんだ
なあ・・・。
人の中にある、くろい部分が許せない・・。
だからそういうのが見えた時、私は怖くて逃げたくなる」

それでも、神様は美帆さんに「舞台」を用意し続ける。

2013年、5月。
今度は、ママの仕事関係の人だった。
年配の男性で、首の椎間板ヘルニアに苦しんでいた。

2年前に一度痛みが出て、そのときは薬でなんとか治った
のだという。

ママ:今年の3月からまた痛みが出るようになって、今度は
   薬も効かないんだって。
   毎日毎日痛くて、もうこんな痛みが一生続くのなら、
   リスクを覚悟で手術を受けようかと思うって。
   それでね、今、会社を経営しているんだけど、痛みで
   仕事どころじゃないから、他人に譲るつもりなんだって。
   来月に病院でMRIを撮って、手術日を決めるらしいの。

何故だろう。

ママは、その話を聞いた瞬間、美帆さんに頼んでみようと
思った。
それで、「遠隔でやってくれない?」ってメールをした。

美帆さんからすぐに返信があった。
「会ったこともない人だから、写真がないとできないよ。
ピントを合わせるのと、フォーカスするのに必要なの。
それに、治せるかどうかもわからないよ?」

ママは、治す、治さないは神様が決めていることだから、
(って、美帆さんの過去世のヒーラーが言ってたので)
結果は気にしなくていいよ、って言った。
どうせ、だめもとなんだから。

(でも、写真が必要、ってどう説明したらいいんだろう?)
彼はママや美帆さんがやっているようなことを、およそ信じ
ないタイプに思えた。

ママは考えた挙句、彼に、
「お祈りで病気を治せる友達がいるから頼んでみましょう
か? 何も聞かずに、写真を頂けませんか? お祈りする
ときに写真が必要らしいので」とメールを送ってみた。

すると、本当に何も聞かずに、すぐにメールで写真を送って
くれた。

そのとき、ママは、「あ、治るかも」って思ったんだって。

ママ:理由はないの。その人が、なぜ、写真が必要なの?
   とか、お祈りってどんなことをするの?とか聞いてこな
   かったでしょう?
   すんなり、写真だけを送ってきた。
   それで、なんだか、すべてがうまくいっているような気
   がしたの。

そして、その通りになった。

美帆さんは、またもや奇跡を起こした。 



  ⇒「神様のお使い(25)」へつづく

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