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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

魂の交信(45)

というわけで、次にマチ子さんと会ったときにヒプノのセッシ
ョンをやった。

マチ子さんは、瞑想をやっているときに、彼との別の過去世
らしきものを少しだけ見たと言った。

ママ: じゃあ、やっぱり、ほかにもその人との過去世があった
  んだ?

マチ子: 瞑想で見たものが本当にそうだったのかどうかは
  わからないけど・・・・。
  ベルサイユ宮殿みたいなところで、白いタイツを履いた男
  性が見えたの。パーティみたいな雰囲気で女性がいっぱい
  いて。
  その男性は毎日毎日そんな日常が続くことに飽き飽きし
  ていて、「あ~あ、どいつもこいつもつまんない」って思って
  るんだけど、あるとき、ひとりの女の子に目が留まって、
  「あ!かわいい子がいる!」って。
  その女の子が、今生の彼の婚約者なの。

ママ:え? 婚約者の人も出てきたの?
  その白いタイツの男性は、(マチ子さんが告白した)彼な 
  の?

マチ子さんは、よくわからないと言った。

早速、セッションに入る。

白い肌に青い目の青年が出てきた。年齢は18才。
場所はフランスのようだった。

23歳に場面を進めると、彼はお城の部屋の中にいた。

飲み物を片手に、ぼんやりと窓の外を眺めていて、
他愛のない日々に退屈しているようだった。
「俺はどうしてここにいるんだろう?本当は何をやりたいんだ?
淡々と毎日が過ぎて行くだけで、むなしい・・・・」

重要な場面へ進む。

マチ子: よく見えないけど、苦しい・・・。
  ああ、お城がメラメラと燃えている。
  息が出来なくて苦しい。 もう駄目だ・・・・。
  自分の人生はなんだったんだろう・・・・。
  何もしないままに人生が終わっていく。
  逃げ惑う人たちが見える・・・・。

彼は28才で亡くなった。

「彼は、私の過去世です」と、マチ子さんが行った。

ママは、「え?」

そうすると、この過去世には、肝心の「彼」が登場していない。
マチ子さんが告白した相手の男性が。

仕方がないので、
「今のマチ子さんに影響を与えている場面」を見に行ってみる。

マチ子: 平和な日常です。
  24,5才かな? 部屋にいます。そばに奥さんがいる。
  (今生の彼の婚約者)
  乳母車の中で子供が寝ている。頭にレースの被り物を
  している。
  とても幸せです。

しばらくして、マチ子さんが、
「子供が気になる」と言ったので、ママはお城が燃えたとき、
奥さんと子供はどうなったのかを見に行くよう、誘導した。

マチ子: ふたりとも城の外にいて無事だったようです。
  妻が泣き叫んでいる。
  ああ・・・・、子供の成長を見届けたかった。(泣く)

このあと、マチ子さんは、この過去世を書き換えた。

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