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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

堕天使の救済(11)

ママ: それで、どうですか?
  いろんな人をそそのかして、経典を手に入れて。

K氏: そのときは死ぬまで後悔はなかったです。
  邪魔な者は、切って切って、切り捨てる・・・。

ママ: なぜ、力が欲しかったの?

K氏: B氏に嫉妬していた。


K氏の物語は、こうだ。


チベットのある村。

村全体がファミリーのような感覚。

二人は血は繋がっていなかったが、まるで本当の兄弟の
ように仲が良く、年上だったB氏はK氏をとてもかわいがっていた。

剣の修行をしていたが、
B氏は若手ながら剣の名人で、おまけに頭脳明晰、
すべてのことに長けていて、人柄も申し分なく、
K氏にとってはあこがれの存在だった。


しかし、それはいつしか嫉妬へと変わっていく。

嫉妬心が渦巻く彼の心は、何かの拍子に、「黒いもの」に
憑依されてしまう。

K氏: 少しずつ蝕まれていく感じで、いつしか、完全に
  乗っ取られてしまった・・・・。

ママ: そっか。 それが「魔物」になっていくんだ・・・。


闇の力を得た彼は、村を襲い、焼き打ちにし、
抵抗する人々を片っ端から切り捨てていった。B氏も。

村は壊滅した。


ママ: その人生が終わって魂に戻ったとき、自分の人生を
  振り返って、どう思いましたか?

K氏: とんでもないことをしてしまったと思った。

ママ: 罪悪感がある?

K氏: はい

ママ: 今も?

K氏: はい

ママ: それで、どうするの?

K氏: 許されることではない。
  自分ではもう、どうすることもできない。


ママは、K氏の中の「罪悪感」を呼び出してみた。

黒装束の男性が出てきた。

この人は以前にも出てきたことがある。


K氏が講座に通って来るようになったのは、昨年の10月。

実は、ママはK氏には最初から違和感を感じていた。


私: でも、気付かないふりをしていたんだよね?

ママ: そう。 
  何かが憑依してるっぽいなあって思ってたけど。(笑)


今年の1月、4回目の講座に来たとき。

ついにK氏の化けの皮が剥がれるような出来事が起きた。

きっかけは、その日のセッション中に、変なものが現れた
からである。

 → 「同居している別人格」(1)

 → 「同居している別人格」(2)


これをきっかけに、ママの口調が厳しくなった。

K氏は、
「なんだか今日はいつものマサコさんと違う」ってうろたえて
いた。

(いつもはニコニコしているんですよ~ (*^_^*))

ママはきたるB氏との解放に向けて、
ある程度K氏の解放を進めておかなくちゃと思っていたから、
ほかの憑依がないか、探ろうとしていた。

K氏が「黒装束」の男性が見えると言ったけど、
すぐに姿を消してしまった。


そして、

今までずっと息をひそめていたものが、ついに姿を現した。

K氏の背後に、彼に覆いかぶさるように憑いているもの・・・。

大コウモリのような・・・。

ギロリと睨み付けるような目に、
真っ黒で大きな翼。 

  魔王

あなたは誰?って聞いても、黙っている。

今なら光に帰れるのに、と挑発をしてみるが、
沈黙を貫いていたっけ。

結局、正体はわからなかった。


ママは、これって「魔王」なのかな、「ルシファー」なのかな?
って考えながら、そのときは憑依だと思い込んでいた。

K氏は、この闇の存在を知っていると言った。

小学生のときに、自分に覆いかぶさってきたのだと。


(う~ん・・・、そのころから一緒にいるのか)




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