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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

堕天使の救済(35)

ママも目をつぶって、蔓が解けるよう、イメージをしてみる。


すると・・・。

蔓がゼリー状に柔らかくなってきた。


ママ: そこへ、ミエさんがとことことやって来て、蔓を
  はさみでチョキン!と切ったの。

  そしたら、蔓がほどけて、ふにゃふにゃと足元に落ちて行った。


その瞬間、K氏も、

「あ!解けました!」と言った。


ママ: こんな風に同じ場にいて、同じヴィジョンを見てる、って
  面白いよね!


蔓から解放された(過去世の)K氏は、光に変わって、す~っと
上に上がって行った。

ママ: 光の世界に帰ったの。


ママが見た、あの「呪いの文字」も、細かい金片になって、
パラパラと落ちてきた。

そして、蔓も金片も光の粒子に変わり、周りに溶けて見えなく
なった。


ママ: この過去世はね、K氏の「闇の時代」の最後の人生
  だったみたい。

チベットの時代、経典を盗んだり、村を壊滅させたり、
他にも罪悪感や後悔にさいなまれる人生をたくさん経験して、

K氏は、そんな自分を「一生許さない」と呪縛してしまったのだ。


その負のエネルギーが、やがて彼を侵食し、
彼の意識をも侵食し、
彼は自分が何者なのかも、わらかなくなってしまっていたのだろう。


解放が終わって目を開けたK氏は、茫然としていた。

身体がすごく軽くなって、
視界がまた一段と明るくなったと言った。


私: わ~! 良かったね!

  でも、K氏もS代さんも、次から次へと解放が出てくるね。(笑)

ママ: そうだね。

  S代さんは、さなぎがチョウになったかのごとく、
  どんどん輝いてきて、「光」寄りになってきたけど、

  K氏は、時折、「闇」の影がちらちらと見え隠れするから
  まだ油断できないけどね~。(笑)


だけど。

このK氏やS代さんや、あの八咫烏(やたがらす)の出現により、
解放の手法は大きく進歩した。


そう。

「ミラクルセラピー講座」で教えている解放の手法は
より強力になり、しかも、スピードを増している。


ママ: おかげで内容がぐ~んと増えて。(笑)


第34章~世界の底上げ






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