聖なる樹のヒプノセラピー物語      

富士王朝の復興(18)


その日の夜、

ママはナナさんと電話で話しをした。


昨年の11月に沖縄、久高島へ行ってから、

小休止のように何事もなく平穏な日々が続いている。


まるでミッションなんて最初からなかったんじゃないかと

思えるぐらい・・・。



それで、ママは、ナナさんに提案した。


ママ: これからどんな展開になるのか、

 ちょっとガイドに聞いてみない?

 私を誘導して、ガイドにつなげてくれる?


ナナさんが誘導を始めた途端、


ママ: (うわ~!白キツネが出てきた~!

 なんか、嫌な予感・・・)


キツネは、「こちらへ」って感じで道案内をしてくれる。


(ついて行きたくないな~。

その先にあるものを見たくないんだけど・・・・)


ほら!

案の定である。


案内された場所は山の中にある小さなお稲荷様で、

そこには白い着物を着た長い黒髪の女性が立っていた。


ぞぞぞ~!


ママ: わ~! この人、ここで自害してる~!

 あ! この人・・・


ナナ: 私だよね。


ママ: な、なんでわかったの?こわっ!


ナナ: 「私だ!」と思って。


ママ: なんで、こんなのが出てきたんだろう?

 解放の必要があるのかな?

 ちょっと視てみるね・・・・

 ・・・・・・・・

 ああ、この女性は、巫女さんだったみたい。

 日本の古い古い時代だね~。



彼女は、巫女さんで、霊能力がとても高かったようだった。

そして、何かを占うときには、いつも鏡を使っていた。


その能力を朝廷に重宝されていたが、

彼女が民衆に崇拝されることを

次第に疎ましく思うようになった朝廷は、


「その鏡を献上せよ」と。


でも、鏡は彼女の分身。渡すことはできない。

彼女は断り続け、遂には命を絶ってしまう。


そして、鏡はどこを探しても見つからないのだった。


それもそのはず、

彼女の命が尽きると、鏡も一緒に消えるしくみになっていたから。


鏡を誰にも渡さないために、彼女は自分の身を消したのだ。


ママはこの過去世を書き換えて解放したけど、

鏡のことがとても気になった。


ママ: 「鏡」っていうのが、なにかのキーワードのような・・・。


 ねえ、今度はナナさんが、今の過去世を視に行ってみて?

 誘導するから。

PageTop