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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

引き寄せの法則(19)

ママ: で、この『イソップ童話』を思い出して、

  そうだ、これを読み聞かせて、

  小さいころから道徳心を育てよう!

  と閃いたの。
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  最初に「アリとキリギリス」を読んであげた。


  読み終わった後、ご丁寧に

  「ね? アリは夏の間、一生懸命働いたから

  冬になっても食べ物に困ることはなかったんだよ。

  キリギリスは働かないで遊んでいたから

  いざ冬になったら、何にも食べるものがなくて

  困ったでしょう?」

  とまで付け加えて。

aritokirigirisu.png 

もちろん、ママのたくらみは、

「遊んでばかりいたらだめなんだよ。

一生懸命働くことが大事なんだよ」

という価値観を刷り込むことである。



ママ: さあ、準備万端整ったところで聞いてみたの。

  「みつるはアリとキリギリス、

  どっちがいいと思う?」


お兄ちゃんは間髪入れず、こう答えたんだって。


「キリギリス!」


ママ: ・・・・・・・


ママの焦りが目に浮かぶ。(笑)


ママ: で、でもね、キリギリスはね、

  冬になったら食べ物がなくて困ったんだよ?


みつる: アリさんにもらうから、いい!


ママ: で、でもね、

  アリさんはくれないかもしれないよ?

  一度目はくれたけど、

  次の年からは、

  「なんでわかってるのに、夏の間、

  働かなかったの?」って。



そうなのだ。

キリギリスはアリに食べ物を恵んでもらった時点で、

「反省」し、「学習」しなければならないのだ。



「あ~あ、俺はなんて愚かだったんだ。

遊んでばかりいて・・・。

来年からはこのアリさんたちのように

夏の間も、冬に備えてちゃんと働かなくちゃ」って。



ママがそう言い聞かせたにも関わらず、

みつるお兄ちゃんはこう言い放った・・・! 



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