
窓の外は海が広がっているという、
ロケーション抜群の「浜辺の茶屋」でお茶にする。

さて、その夜。
ナナさんが、「最終日にはどこへ行くの?」と聞いてきた。
今回の旅程は、
1日目、東京から那覇へ。斎場御嶽へ行く。
2日目、那覇から久高島へ移動。
3日目、久高島から那覇へ戻り、
東京から来るモトちゃんと合流して宮古島へ飛ぶ。
4日目、宮古島の「石の庭」を訪れ、那覇へ戻る。
モトちゃんはそのまま東京へ帰り、
ママとナナさん、キヨちゃんは那覇で泊まる。
そして5日目、ナナさんは朝一番の便で北海道へ帰り、
ママとキヨちゃんは観光をしてから夕方東京へ戻る、というもの。
ママ: つまり、ポイントは、
「斎場御嶽」と、「久高島」と「宮古島」だけ。
そして、久高島と宮古島へは何をしに行くのか、
わかっていないという・・。(笑)
最終日の「観光」というのは、
旅行を計画した際に、
なんだか訪れなければいけない場所があるような気がしたから。
私: その場所はわかったの?
ママ: うん。
キヨちゃんとふたりで沖縄の観光地をピックアップして
ピンときたのが、「ガンガラーの谷」だった。
ナナさんの問いに、「ガンガラーの谷」へ行くと答えると、
ナナ: えっ? 滝?私も滝に行きたい!
キヨ: いや、滝じゃなくて、「谷」です。
ナナ: 滝に行きたい!
そして、何かに取りつかれたかのように、
「滝に行きたい!行きたい!どうしても行きたい!」と連発。
「どこかにないかな?」
ママとキヨちゃんが顔を見合わせた。
筋肉反射をとってみることに。
― それは浄化のため?久高島の前に行く必要がありますか?
―イエス!

