聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第11章~コーチング(7)

映画を見終わった後もママの自問自答は続いた。


そして恐る恐るヒプノの教室を検索し始めた。


なんと!


すぐ近くに良さそうな教室がある・・・・。


ママはしばらく思案していたが、やがて意を決したようにそこに電話をかけた。


その後のママの行動は早かった。


「エフちゃん、お留守番お願いね」


数時間後にはその教室を訪れ、
入り口を入った瞬間に、「ああ、ここに来るんだ」と直感でわかり、
翌々日の日曜日にはもう生徒として授業を受けていたのだから。


そしてあの夢のようなワクワクする日々が始まるのだ。


「信じられない!楽しくって、楽しくって、まるで地上の楽園!」
その言葉を何度聞かされたことだろう。 (笑)


ママは毎週日曜日が来るのが待ちきれないと言った。


日曜日になると朝からそわそわとして、
お昼過ぎに出かけ、
教室のあとは必ずみんなとお茶をして夜帰ってくる。


大抵は興奮していて、
「ねえ、聞いて、聞いて!すごいんだよ!」と
ヒプノの話し。


そしてまた、「ああ、本当に楽しい。ウソみたい」と夢見心地で繰り返すのだ。


ママが見た映画は『K-PAX(光の旅人)』というのだけど、
エンディングが謎に包まれている。


観る人によって判断は分かれるんだけれども、
「スピリチュアルなことを勉強している人なら答えはひとつだと思う」ってママは言った。

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