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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第14章~6人の謎(4)

アハハハ・・・・。
ママ、それってウソっぽいよね?

「アハハ・・・エフちゃんもそう思う?」ってママは一緒に笑っていたけど、 1ヶ月もしない内に意外な事実を知らされた。

ママたち6人は忘年会の席で、月に1度は集まって勉強をしたり、情報交換をしようと決めた。

そして、年が明けて1月に第1回目の勉強会を開いたときのこと。

ママはミミさんのセッションを行った。

その時に、「なぜ、この6人で集まることになったのですか?」と聞いてみたのだ。

ミミさんのハイヤーセルフは
「あなた達は6人で一人前」と言った。

ママは咄嗟に6等分されたピザを思い浮かべたんだって。

6人集まってやっと1人前ってこと?

でも、この時はそのことに考えを巡らす時間はなかった。

ミミさんが催眠下でわっと泣き出したからだ。

それはママが美帆さんの腰や首、肩の痛みの原因をミミさんのハイヤーセルフに聞いた直後のことだった。

美帆さんは忘年会の席で突然腰痛が始まり、その痛みはやがて首や肩にまで広がり、 この日もやっとの思いで参加しに来ていた。

(病院に行ってもこれという原因が見当たらず、従って対処の方法もなく 困り果てていた。)

ミミさんは、
「首が・・・・・・首がない・・・・・首を捜して・・・・」と泣きながら言った。

首がない???

ママは背筋が凍りつきそうになったんだって。

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