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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第14章~6人の謎(10)

美帆さんはこの時の過去世で、人生にむなしさを感じ、
そのネガティブなエネルギーを今生にまで引きずってしまっているようだった。

その影響力が大きすぎて、何度も何度も再体験しないとクリアできないらしく、 ハイヤーセルフにも年内一杯はかかると言われた。

「でも、不思議なんだけどね、クライアントさんも、ある問題をクリアするのに 例えば、あと5、6回はセッションが必要と言われたとするでしょう?
ところが、1回のセッションの後に浄化が早く進むと、次に来た時には
回数が減っていて、あと2回でいいよ、って言われたりするの。
個人差はあるんだけどね」

浄化が進むって?

「よくわからないんだけど、その人の潜在意識の中で変化が起きているんだと思う」

美帆さんの場合は、日頃からヒプノをやったり、それ以外のツールでも潜在意識に繋がるような機会が多いからだろうか、
最初に言われた回数よりも早いスピードでクリアしていった。

そして、8ヵ月後には突然終わりを迎える。

「これが最後である」とハイヤーセルフに言われたときの驚きと感動。

突然終わっちゃったの?

「うん。予期しない形で」

その時、ママははセッションで「過去世の書き換え」を行ったのだという。

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