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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第14章~6人の謎(15)

というわけで、ママは2ヶ月ばかり迷ったが、結局髪を切った。

そしたら!

本当に軽くなってしまった。

ママ曰く、
「いろんなことがもうどうでもよくなったの」

ショートにして似合おうが似合うまいが、
どうでもいいや、と思っちゃったし、
過去のいろんなことにも囚われなくなったし、
面白いことに、いろんな事への(変な)こだわりがなくなってきて、
人生がすっごく楽になってしまったのだという。

もちろん、これは人による。

ママの場合は特に髪に自分の「想い」が入りやすい体質なんだと思う。

「それにさ~、T.Iさんが不思議なことを言ったの。
”髪を短くして、両耳を出さなくちゃ駄目”」って。

理由を聞いても、
「なぜでも」としか言わなかったから、多分彼女も理由まではわからなかったんだと思う。

「直感で言ってるからね」

でも、「直感」って、潜在意識からきてるんでしょ?

「うん。そうだよ」

耳を出す理由は、すぐにわかった。

霊感の強い友人とお茶をしていたときに、彼女が
「あっ! 今、マサコさんの両耳の上で青い光がパッ、パッ、って光った!」と言ったから。

その後何度か同じことが起きた。

きっと、耳で「見えない世界」からのメッセージをキャッチするんだろうとママは思ったんだって。

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