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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第14章~6人の謎(29)

ママ、一緒になったり、離れたりする、ってどういうことなのかな?

「うん、その言葉を聞いたときね、以前に読んだ江原啓之さんの本を思い出したの。

確か、”類魂の法則”っていう説明だったと思うんだけどね、
誰にでも、”魂の家族(=グループ・ソウル)”があるんだって。

例えば、その家族をコップの水、ひとりひとりの人間の魂を1滴の水だとするでしょう?」

うん。

「現世を終えて肉体を脱ぎ捨て、魂だけの存在に戻った時、
その1滴の水はコップの中に帰るんだって」

え? でも、そしたら、コップの中の水と混ざっちゃう!

「そうなの。混ざっちゃうの。そのことに意味があるんだって。
例えば、ママが現世でいろんなことを経験して、学ぶでしょ?
そして、いずれコップの中に戻るでしょ?
そうすると、他の水と混ざることによって、ママが学んだことをみんなが共有できるの。
つまり、それぞれの人間が学んできたことが、家族全体の叡智になっていくんだって」

へえ!

「これを繰り返すみたいなの。
そのうち、また1敵の水になってコップから出て行くでしょ?
そして、沢山のことを学んで、再び戻ってくる。
そしたら、他の水と混ざって、その学びがみんなの叡智となる」

そっかあ・・・・。
じゃあ、6人はみんな同じコップの中の人達?

「かもしれないよね」

あ! 確かT.Iさんも300年位前に同じグループに居たって(おじいさんが) 言ってたから、同じコップの人なんだね?

「ああ、そうかも・・・」

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