聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第15章~人生のシナリオ(7)

「それでは、今日は戻ってきましょう」といいながら、
なんと、次にママの口をついて出た言葉は、
解催眠の誘導ではなく、
「なぜ、彼女は人のエネルギーを受けてしまうのですか?」という質問だった。

え?ママ、なんで、そんなこと、聞いたの?

「自分でもわからないの、エフちゃん」

家に来てもらって、元気だった?なんて、少し世間話をした際に、
Y子さんが人のエネルギーを受けやすいというような話をしていた。

解催眠の誘導をしようとした瞬間に
なぜかそのことが突然浮上してきたのだという。

質問をしたママ自身が一番驚いていた。

しかも、ママの質問は特定の誰かに向かって放たれたわけではない。

空(くう)に向かって言ったようなものだ。

それなのに!

それなのに?

「エフちゃん、ママは心臓が止まるかと思った!」

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