聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第16章~ペットと繋がる(4)

「ネコちゃんだったときは、幸せでしたか?」

「とってもかわいがってもらいました」

「あなたにはまだそのときの記憶があるのね?」

(うなづく)

「今回はどうしてワンちゃんの姿で来たの?」

「もう一度会いたかった・・・・」

「ワンちゃんの姿で来たのに、人間のようなしぐさをするのには 何か意味があるの?」

「本当は、人間に生まれたかった・・・・」

ママは、また切なくなった。

「そうだったのね・・・」

(泣きながら)、「うん」

J子さんが、ワンちゃんはとてもやんちゃで、みんなが手を焼いていると言っていたので、 それを聞いてみた。

(でもワンちゃんはまだ子犬で、ママが知っている限りでは、子犬はみんなやんちゃだと思う。

うちのワンちゃんも、子犬の頃は、あらゆる家具をかじってたし、電気コードやヘッドフォンまで 噛みちぎ切ったり、新聞紙をびりびりとかじって部屋中に散乱させたり、植木鉢の土をばら撒いたり、 極めつけは夜中に家中を全速力で走り回ったり、それはそれはもうすごかった!)

「みんなは、あなたを我儘さんだと思ってるみたいだけど、それに対して言いたいことはある?」

(泣きながら)、「自分の気持ちが(みんなに)伝わらない」

「あなたの気持ちを知ってほしくて、いろんなことをやってるのね」

(涙声で)、「うん」

「もっと仲間に入れて欲しいのね?」

(涙声で)、「うん」

「みんなにこういうことをして欲しいとか、こんなことを思ってるとか 、何でも言ってみて?」

「(もっと)遊んで欲しい・・・」

「どんな遊びがすきなの?」

「一緒にぬいぐるみで遊んで欲しい」

ああ、J子さんが、ワンちゃんがとても気に入っているぬいぐるみがあると言ってたっけ・・・。

うちのワンちゃんもぬいぐるみは大好き。

特に、口にくわえると、キュッキュッ!と音の鳴るのが好き。

音を鳴らしながら部屋中を歩き回ったり、
投げてあげると取りに行ったり、
引っ張り合って遊ぶのも大好きである。

PageTop