聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第16章~ペットと繋がる(18)

ママは友達のSさんにお願いをした。

「シータヒーリングで見てくれない?」

シータヒーリングというのは、アメリカのヴァイアナ・スタイバルさんという人が開発した、脳波をシータ波にして行うヒーリングやリーディングのテクニックである。

シータ波と呼ばれる脳波状態になると、「すべてなるもの」(ここを「創造主」と呼ぶ)に繋がり、 身体的、精神的な癒しを行ったり、自己実現を促すことが可能になるといわれている。

Sさんのリーディング能力はピカイチである。

「じゃあ、創造主に聞いてみますね」

Sさんは目を閉じて、深呼吸をした。

しばらくすると、目を開けて、こう言った。

「もう話せる、って言ってます」

またか・・・・。

ママはため息をついた。

「でもね、話せないの」

するとSさんは、「もうちょっと詳しく聞いてみますね」と言って、再び目を閉じた。

目を開けたとき、Sさんは意外なことを言った。

「沢山の(動物の)死に立ち会うことになるが、大丈夫か?って」

それを聞いたママはとても動揺した。

言葉が出なかった。

Sさんは続けた。

「本当に大丈夫か?って、それを何度も(創造主が)聞いてくるんだけど・・・」

ママは心臓がドキドキした。

なんで、こんなに動揺するんだろう・・・。

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