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聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第16章~ペットと繋がる(25)

今日もまた、ママがワークで潜在意識に入ると、ワンちゃんが入り込んできた。

ママが家に仲間を呼んだり、クライアントさんのセッションを行った時は、 雨が降っていない限り、ワンちゃんと一緒に駅までお見送りする。

その後、ワンちゃんは、一時間近く散歩を楽しむ。


だから、来訪者があると、ワンちゃんの頭の中では、
「誰か来る=お散歩」という図式が出来上がっている。

前日に、ママから
「明日は○○さんがピンポ~ンって来るよ」と聞かされると、ワンちゃんの顔がパッと輝く。

そして、当日、来訪者が、
「じゃあ、そろそろ・・・」といって、帰るそぶりを見せると
ワンちゃんは尻尾をびゅんびゅん振って、喜びを隠し切れない。

逆に、夕方になっても、まだ帰る気配がないと、
そわそわし始め、何度もママの前に来て
例の目配せをしながら、「まだ?」と聞いてくる。

今日は、仲間とのワークが長引いていた。

すると、潜在意識に入った途端、ワンちゃんの顔がくっきりと眼前に浮かび、
「ママぁ、まあだぁ?」 (苦笑)

いつか、ワンちゃんとテレパシーで話せるようになる日がくるのが待ち遠しいけれど、
ママは、こうして、ワンちゃんと一緒に毎日を過ごせるだけでも 、本当にありがたいし、幸せだと思っている。

何度も何度も輪廻転生する中で、再び巡り会い、家族として過ごせるなんて、 考えただけで胸が熱くなる。

「今、このとき、を大事にしなくちゃ、ね」とママは言った。

そして、
「あ! そういえば!」

「エフちゃん、とっても嬉しい報告があるの。
ほら、いつかのJ子さんちのワンちゃん、覚えてる?」

ああ、ネコから生まれ変わってきたワンちゃん?

「うん。家に入れて欲しい、家族と一緒に居たい、って言ってたでしょ?
J子さんから連絡がきてね、夜だけ、玄関に入れてもらえるようになったんだって!」

うわぁ!良かったね!

「ね!」


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