聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第4章(2)~中間世

実は、お兄ちゃんとの過去世は、ヒプノの教室に通いはじめて1回目の授業の時にも見ている。 


ペアを組んで練習している時、
森の中の小道をイメージしていたら、
突然、その小道を抜けた所に小さなお城が見えた。
 

ママはそこで優しい両親と暮らしていた。
そして、年頃になって親の決めた人と結婚するんだけど
相手の人はママに対して愛情がなくて、ママはとても寂しい思いをする。


グランドピアノの傍に立っている、冷たい夫(これが今のパパ)と
金髪のくりくりとした巻き毛の5歳くらいの男の子(お兄ちゃん)、
傍に白い子犬(今のワンちゃん)


先生は授業でこう言った。
「中間世が大事です」


”中間世”と言うのは、亡くなった後、魂が戻る場所。


ヒプノセラピーでは、人間は輪廻転生する存在である、というのが前提になっている。


肉体を持って生まれ、死んで肉体を脱ぎ捨て魂に戻る。
この時、中間世に行く。
そして、再び自分で人生のシナリオを書いて、肉体に入って生まれてくる。
人生を終えると、魂に戻り、中間世へ。


この繰り返し。


ママの説明を聞いていたら、何だかヤドカリを想像しちゃった。
住処である貝(肉体)を出て、裸になり、次の貝(肉体)へ・・・。


中間世がなぜ大事かと言うと、
肉体を持っている間はわからないことが
魂になって中間世に戻ると何でもわかるからなんだって。


例えば、ママがこの時見た過去世では、
中間世に行ったときに、
セラピスト役の人がママにこう聞いた。
「この人生であなたが学んだことは何ですか?」


すると、魂の存在になっているママの意識では、すぐに答えが浮かぶ。


「どんな環境であっても、自分の人生は自分で切り開いていくことが大切」
っていう具合に。


「その人生で遣り残したことはありますか?」


「嘆いてばかりで何もしなかったことです」


「今度生まれ変わったら、どんな人生を送りたいですか?」


「自分の人生なんだから、自分で行動を起こして切り開いていきたい」


そして、この想いこそが、今生の自分に繋がってくるんだって。


困難な状況を設定して生まれ、そこから自分で人生を切り開くようにシナリオを作ってきたりするんだって。  
 

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