聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第4章(3)~人生の青写真

ってことは、自分のシナリオ通りの人生を歩むために
親もあらかじめ決まってるの?
 

「うん、子供は親を決めて生まれてくるんだよ」
ママはそう言うと、にっこりして私を見た。


「ママを選んでくれてありがとう」


セッションでバースビジョンを見ると、それがよくわかるんだって。


バースビジョンというのは、ひとことで言うなら、「人生設計」みたいなもので、 人は皆、生まれた時に既に自分の人生の青写真を持っているんだって。


生まれる前の場面に誘導すると、大抵の人は雲の上のような所に行く。
その場所から、これから生まれる家を見下ろしてもらう。
お父さんもお母さんも見える。


「お父さんは今、どんな気持ちでしょう?」と聞くと、
クライアントはちゃんと答える。
「子供が生まれるから(仕事を)頑張らなきゃ、と思ってます」とか、ね。


「では、お母さんの気持ちを感じてみて下さい」


「ああ、お母さんは、初めてのお産なので少し不安のようです」


魂の時は何でもわかる。


そして、ママはもし必要と思ったら、こう聞く。
「なぜ、そのお父さんとお母さんを選びましたか?」って。


いろんな答えが返ってくる。


ある人は、「おばあちゃんが、おいで、って呼んだからです」


ある人は、「お母さんを助けるためです」


また、ある人は、「昔、双子だった姉が先にその家に生まれているからです。
また姉妹で生まれてこようね、って約束したの」


中には、「おじいさんが、そこへ行きなさいって言ったから」と答える人も。
この場合のおじいさんと言うのは、雲の上にいる存在の人らしい。


理由はどうであれ、みな自分の人生のテーマを果たすべく、
そのシナリオに必要な親を選択してくるようだ。


そして、もちろん、親のほうもそれを了承して受け入れる。
だけど、それは「魂」の次元での話しだから、肉体を持って生まれた時には、そんなことはすっかり忘れているんだって。 


「面白いのは、その後なの」と、ママは言った。

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