聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第18章~時間の概念(23)

「例えば、海賊に襲われた過去世と襲われなかった過去世があったとして・・・

襲われても、父親の命が助かる場合、助からない場合・・・・

助かっても、怪我をする場合、しない場合・・・・・

つまり、人生がいくつもいくつも枝分かれしていって、

ひとつの人生が何通り、何十通り、何百通り・・・って、

もしかして無数にあるのかな、っていう気がしたの」

だから、ママは、今、
「頑張って、人生を切り開いて、幸せな家庭を築いた」っていう書き換えを見たけど、実は、それは書き換えたんじゃなくて、最初からあった人生なのだという。

え~? よくわからない・・・・・

「たぶん、こういうことだと思う。

1年前に見たのは、無数にある人生のひとつなの。
何故、それを見たのかというと、おそらく今の人生に、とっても影響を与えているから。

そして、自分ではそれを書き換えたつもりで、本当は最初から無数にある人生の中の、また別の人生を見に行っただけなの」

ママは、この世は、パラレルワールドになっているようだという。

選択する度に、そこから枝分かれしていく人生が、すべて並行存在しているのだと。

じゃあ、みんながよく、
「あ~あ、あの時こっちの道を行ってたらなあ。
そしたら、今頃は全然別の人生を歩んでただろうなあ」っていう、
その別の人生もちゃんとある、ってことなの?

「そう!」

ママも信じられないという顔をしていた。

じゃあ、1年前にママが見た過去世というのは・・・。

「そのときは、その人生にフォーカスしてたんだと思う」

海賊に襲われる人生もどんどん枝分かれして、沢山の人生が作られている。

ママがヒプノで書き換えたつもりになっていた人生も、ちゃんと最初から存在していて、たまたま、今度はその人生に焦点を当てただけなのだという。

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