聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第18章~時間の概念(35)

あなたからみて、(あなたの)生まれ変わりのサチエさんは
全てのことを諦めから入っているように見えますか?とママは聞いた。

う~ん・・・この人は・・・なんか・・・迷っているというか・・・
枠組みはあるのに、中身がないっていう・・・
自分がどれくらい頑張ったのか、
自分の中に自分の基準を置くことが、ないというか・・・・

なぜ、ないのでしょうか?

なにか、こう、人の所にものさしを持って行って、そこからそれを見て、
自分を評価してるというか・・

(ああ、それって、わかる。そういう人って多いと思う。
他人の評価を気にする人って・・・・)


今日は十分頑張れたのか、頑張れてなかったのか
自分の満足度がどれくらいあったのか、自分の心の中に物差しを持てばいいのに。
自分にウソをつくことなく、正直にいればいいだけの話で、ものさしを人に
与えなければいい。

ママはちょっと考えてから、こう聞いてみた。

あなたはとても充実した人生を送りました。
その後、2012年のサチエさんに生まれ変わるまでの間に、
人にものさしを置くような人生を送ったことがありますか?
それが今のサチエさんに影響をしていますか?

私は今はこうだけど、かつてはやはり人にものさしを置いていた。
それで、もう一度今の(縄文)時代に、今のところに生まれ変わって、人生をやり直した。

(ええっ?そうなの?)


あなたも最初は人にものさしを向けていたの?

そう。失敗して、村の人に怒られて、怒鳴られて、悲しんで、
そのときは、死んで。
そう、もう一度やり直しにきた。

その(縄文時代のときの)人生をもう一度、やり直したのね?

そう。そして、わかった。
大事なのは、結果ではなくて、自分がどれくらい頑張ったのか、
自分の心の中で、どれくらい自分に満足できたのか、ということ。
自分に満足できれば、人はそれを見て、自然とそういう風になってくる。

自分の満足度。
自分がどれくらい頑張ったか、自分のやったことにどれくらい
満足したか、満足できるくらい自分が頑張れたか。

人ばっかり見てるのではなくて、自分が自分を見る。

そう・・・・それは、人から与えられるものではなくて、自分が自分に
与えるもの


あなたがやり直した人生はとても充実してすばらしいものでした。
でも、2012年のサチエさんは、あなたがやり直す前の人生での、自分をごまかす、あきらめる、 そういったものを持ち越しているように思います。

そう言ってから、ママはサチエさんに問いかけた。

サチエさんはそれが自分の体の中のどこにあるように思いますか?
どこかに感じますか?

しばらくして、サチエさんが口を開いた。

胃の部分・・・・。
灰色で固くて、石のよう。
冷たい感じがする。
握りこぶしくらいの大きさ。

ママはその部分に光が当たるように誘導してみた。

どのくらいの時間が経っただろうか・・・・。

サチエさんがこう言った。

もう大丈夫! 胃の辺りが全部光り輝いてる!

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