聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第19章~占いと未来(1)

時間の概念がないとすると、「未来」も未来でなくなる・・・・と、ママは呟いた。

ヒプノセラピーでは、もちろん「未来世療法」も可能ではあるが・・・。

過去世と同じように、ちゃんと未来世も見に行くことができる。

それも、近未来から、ずっとずっと先の未来まで。

「最初のヒプノの教室のときに、みんなで100年後を見に行ったことがあるの」

100年後!!

「うん。数人の人が共通のことを言ってた。
あのね、車は道を走ってなかったの」

って? どういうこと?

「空を飛んでたんだよ」

ある人は、、カプセル状の乗り物で空を飛んでいたと言い、
またある人は宇宙船のようなものだったと言った。

いずれにせよ、移動手段は今のように車で道を走るのではなく、空を飛んでいた。

有名な予言者の何人かも、同じようなことを言っていたように思う。

「500年後も見に行ってみたの」

へえ!

「男女の区別がなかった。みんな、中性みたいで・・・」

そして、ママは今生の次の人生も見たと言った。

「それは偶然だったの。今の人生での未来を見に行くはずが、来世になっちゃったの」

ママは次も女性で、ヨーロッパに生まれていた。
裕福な家の子供だったそう。
15歳くらいになると、自分の部屋の大きな窓越しに夜外を眺めながら、
「私は何のために生まれてきたんだろう」とか考えてるんだって。

そして、20歳代前半になると、ママは真理に目覚めていて、
人の役に立ちたいと自分にできることをやっていた。

なんか、今の人生の続きみたいだね?

「うん」と、ママも笑っていた。

「でも、未来は変わるから」

そうなの?

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