聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第19章~占いと未来(2)

「だって、エフちゃん、生まれた時から運命が決まっていて、そのレールの上を 操り人形のようにただ歩くだけで終わっちゃう人生だったら、面白くないでしょう?」

そっか・・・。
そういえば、ママは以前、言ってたよね。
人間には、「自由意志」がある、って。

「うん。だからこそ、人生はいかようにも変わるし、また、変えることができる」

じゃあ、ママが見た来世って、本当にそういう風になるとは限らないんだ?

限らないと思う、ってママは言った。

「以前読んだ本に書いてあったことが心に残ってるんだけど・・・、
地中海のキプロス島にいたヒーラーのダスカロスという人がね、こう言ってたの」

私が個人的に確信を持っていることだが、カルマを正確に予言できるのは、
せいぜい2・3日以内だ。
このような短期間だと、おそらくカルマの力が十分に発達してしまっているから、
実質的にその出来事のコースを変えるためにできることは何もないということなんだ。
(『メッセンジャー』より抜粋)


へえ?
じゃあ、2・3日後の未来は(予測しても)変わっていくってこと?

「そういうことになるのかなあ。
読んだのは5,6年前なんだけど、その時はエフちゃんみたいに、
”ええっ? そうなのお?”って思った。(笑)」

ちなみに、この本はユーリさんのお勧めだった。

スピリチュアルの勉強をする人は、『神との対話』や『バシャール』を読む人が多いが、
ママにはこの本が一番しっくりくるのだとか。

(『メッセンジャー』は、社会学者である著者マルキデスと、キプロス島に住むヒーラー・ダスカロスとの 対話が収録されていて、これは3部作の第1作目)

ダスカロスはこんな風にも言っている。

「真理の探求者として私個人の体験に基づくと、

何一つとして前もって決定づけられているものはない、という結論に至っている。

未来を予知するということは、起こり得ること、つまり可能性を予測しているに過ぎないんだ。

何かが起こるかもしれないし、起こらないかもしれないんだ。

その原理は、科学者が現在の事実とそれを取り巻く環境に基づき、未来のことをある程度予測することと同じ仕組みなんだ。」

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