聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第19章~占いと未来(8)

それが払拭されたのは、仲間のミミさんからオラクルカードを教わったとき。

オラクルカードというのは、
天使や妖精など、聖なる存在からのメッセージを受け取るための「神託カード」である。

アメリカのドリーン・バーチュー博士という人が作ったものが有名みたい。

(たいてい)44枚のカードからなっていて、
一枚一枚のカードに美しい挿絵と短いメッセージが書き記されている。

何か聞きたいことがあるときに、カードを引き、
引いたカードに書かれているメッセージが
その質問に対するアドバイスというわけである。

「それで、驚いたのはね、みんなは引いたカードの意味を知るために
付属の説明書を見るの。
それぞれのカードの説明書きがあるから」

そして、そこに書かれていることを、なるほど~、と読んでいく。

一方、ミミさんの場合は、霊感があるので、カードを見ると、浮かんでくるメッセージもある。
そうすると、説明書に書かれているメッセージがより具体的に、幅をもってみえてくる。

「ねえ! どうしてそんなことがわかるの?」
ママは、驚いて聞いた。

ミミさんは手相を見るときもそんな感じ。

ママの手相を見ながら、
「あ~、今後はいろんなことの答えは本から得ることが多いね~」
なんてさらっと言う。

手相の統計学からは、およそはじき出されることのない答えだと思う。
(そして、恐ろしく当たる)

「だからさ」とママは続けた。

「占いの基本的なことは学んで知識として身につけるとしても、
占い師の実力って、その人自身が持ってる力に左右されるんだ、って思ったの」


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