聖なる樹のヒプノセラピー物語      

第19章~占いと未来(10)

そして、ママは、「そういえば・・・」って、クスッと笑った。

「30歳のころ、恋愛で悩んでいた後輩に付き合って、あちこちの占い師巡りをしたことがあるの」

そのころのママは特に悩みもなかったので、
毎回、同じことを聞いてみたんだって。

「私は占い師になりたいんですけど、どうでしょうか?」って。

へえ! で、なんて言われたの?

全員、「無理です!」って。 (笑)

「占い師になる人は、そういう星の下に生まれている。あなたは違います」、って!

アハハ・・・・

「でね、」とママは真面目な顔になった。

「その通りだと思うんだ。やっぱり、ママはそういう星の下ではないよね~」

どういう意味?

「だってね・・・。

ヒプノセラピーって、人に答えを教えてもらうんじゃなくて、自分で答えを見に行くわけでしょう?
ママの役目はそっちだと思うもん」

占いでも、いわゆる、「霊能者」といわれる人に見てもらっても、
その場では言ってもらったことに納得するけど、日にちが経つと
また振出に戻ってしまう人がいる。

こういう風に言われたけど、そうなのかなあ・・・って。

で、そういう人が、ヒプノをやると、すご~く納得したりする。

「何しろ、答えを見せてくれるのは、自分自身だからね~」




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